こんにちは。高橋ゆりこです。
今日は、ちょうど同じタイミングで、同じ主旨のご質問を頂いたので、お答えしますね。
まずは、頂いたご質問をご紹介します。
ユリコバ★オンラインサロンのメンバー様からのご質問。
ブログでゆり子さんが感情を感じるご自身の例を書かれていたと思います。
ゆり子さんが最初にUMIを受けたとき、どんなふうに感情に気づいて、出していったのかとか、聞いてみたいです。
LINE宛に頂いたご質問。
…と突然失礼します🙇♀️
書き出す、というのが効果的なのはわかっているつもりでも、いざ紙とペンを持つと、出てこない
ひとつ書いてみると、…、となり、進まない。そしてモヤモヤ。日を変えて続けてみようと思って、翌日は、面倒になってしまう。
そもそものところからみたいで恥ずかしいというか、こんな質問は失礼と思いますが、考え過ぎなのでしょうか。充分、考え過ぎで飽和しているのかなぁ。
いまひとつ
あと一歩、
何か踏み込めていない感覚はありますが、そこの抵抗?から進歩がない気持ちです🙇♀️
どちらも、
「感情を感じきる・出し切るためにはどうしたらよいか?」
というご質問ですね(^^)
今日は、感情を感じきる・出し切るコツ、をお伝えしますね。
「思考先行型」タイプの方は、感情を感じきる・出し切ることが、とても苦手だと思います。
私自身がそのタイプでして、
何か出来事が起きたときに、感情を感じるよりも先に、
相手の行動の意図とか、
相手の立場とか、
宇宙の法則の観点からの分析とか、
無意識に始めてしまうんです。
ノートに感情や思いを書きなぐろうとしても、
思考が先行しちゃう時があって、
自分が書いたものを見て、
「ああそう。それで?」とか思っちゃったり。
感情にはプラスの感情とマイナスの感情があります。
プラスの感情については皆さん特に気にならないと思います。
問題は、マイナスの感情ですね。
マイナスの感情をくり返し何度も感じるのは嫌だし苦しい。
マイナスの感情はしっかり感じきって、
もう感じさせられる出来事が起きないようにしたい。
でも、これが中々難しい。
最近、私が試行錯誤して体感として「これだな!」と思っている方法があるので、紹介しますね。
思考先行型タイプさんが感情を感じきるコツ
「感情を言語化せず身体に感じている感覚のまま身を任せる」
これが今のところ、私にとっては一番有効な方法です。
イライラする・怒り・焦り・不安感・恐怖感・悲しみ
こういう負の感情が湧いてきたとき、そのまま身を委ねて、身体が感じている感覚に意識をじーっと向けます。
心にある感覚のまんま、身体が感じてるまんま、感じます。
私たちは、感情を感じているとき、身体に反応が起きます。
(脳科学者で東大教授の池谷裕二先生がTwitterに投稿して下さった【身体のどこで感じるか?】主観的感情マップです。)
主観的感情マップ 動画バージョン
【体のどこで感じるのか】「主観的感情マップ」の著者Enrico Glerean博士が、映像バージョンを日本語で作ってくれました!ありがとうございます。 pic.twitter.com/cMdRqY7Orh
— 池谷裕二 (@yuji_ikegaya) August 30, 2018
この【身体に感じている感覚】と【心の感じ】を、言語化しなくていいので、ただただその感覚に身を任せる。
ということをします。
そのときに湧いてきた感情の大きさとか量にもよりますが、
短ければ本当に数分で消えていきます。
私にとって人生最大級の不安を感じたときは、
2日半くらいで引いていきました。
こういう感情が湧いてきている最中に、
「これってどういう気持ちなんだろう?」
と、言語化しようとして自分に問いかけたりすると、思考・理性が働き始めて感情の感覚が止まってしまう場合が多いです。
(思考先行型タイプの場合です)
なので、どうしても急ぎで作業しなきゃいけない状況じゃなければ、一旦立ち止まって、全てのことを放棄して、心と身体の感覚をじーっと感じて委ねる。
という時間を取ります。
もし、急ぎで何かしなければならない必要なことがあるのならば、さっさとその作業を片付けちゃいます。
いったん中断しても、負の感情を感じきっていないので、そこに意識を再度向ければまた湧いてきますので大丈夫。
現実的に今しばらくは何もしなくても大丈夫。
何も気にせず身体と心に意識を向ける時間を割ける。
という安心な状態(負の感情は持ってるけどね)を作ると決める。
ということが大事です。
私の場合は、ダメになるソファーに埋まって、目を閉じて、身体に感じている感覚に抗わずにそのまま身を委ねている状態でいます。
心の感覚にも意識を向けます。
それを分析したり、無理に声を聴こうとしたりしない。
ただただ、湧いてくる、感じている、反応している【感覚】
そこに意識を向けて身体も心もそのまま身を任せます。
そうやって、
ただひたすらそこに浸って漂っているだけの状態を続けていると、
だんだん負の感情、負の身体の感覚が抜けています。
ある時心の中からにょきっと、
こんなことにも飽きて来たな。
さて。じゃあどうすっかな。
という感情や思いが、自然と湧いてくるんです。
そうすると、自然と積極的に、
よし!じゃあ今、わたしにできることは何だ?
今、私にできることをとにかくやろう!
という気持ちが湧き、その気持ちに従ってどんどん行動できます。
これがですね。
負の感情を感じきらずに抱えたまま、
「どうにかしなきゃ」
という思いで無理矢理感情的に行動してしまうと、
判断を誤りやすいです。
マイナスの結果に繋がりやすいです。
どうにかしなきゃはコントロールの意識ですし、
そもそも不安や恐怖などの負の感情を元に行動していますから、
目に見えている世界は負の感情のフィルターを通しているので、
マイナスの結果になりやすいです。
負の感情をしっかり感じきって、
身体と心から負の感情が抜けた状態で、
「今の私にできることは何かな?」
「今、私にできることをとにかくやろう」
と考えて行動することは、
負の感情が行動の元になっていないですし、
建設的な思考ですね。
そのため、フラットな状態で判断して行動できるし、
そこからの行動はとても速いです。
気持ちが定まってますし、負の感情は抜けているので、
プラスの結果に早く繋がりやすいです。
この負の感情が抜けて行った後に、ノートに書き出してみるといいです。
「あの感覚を言語化すると、どういう感情や思いだろう?」
という感じで。
そして、その負の感情が抜けて行った今、
自分はどうしたいか?
自分はどうなりたいか?
「これからの行動」をノートに書いていくといいですね。
どうしても考えすぎてしまう「思考先行型」タイプの方には、この方法おススメです。
これまで私は、コーチング、カウンセリング、UMI等々、
心に特化してサポートしてきました。
心に特化してサポートすることはすごく効果的です。
特にUMIは丁寧にブロックの解消のサポートをするので、現実を変えたい方にはとても有効な手法です。
ただ、最近すごーく実感として感じているのは、
【身体】すごい大事です。
身体で感じる。
身体を動かす。
人間が肉体を持っている理由は「身体を使う」ことが大事だから。
だから、心や意識だけサポートするんでは足りない。
と、今の私は感じています。
一旦、心理サポートメニューを全て休止している理由はこれです。
身体と心と両面からのサポートが必要だと、強く感じています。
(なので、今、その辺のお勉強中です)
少し話が反れました。
戻しますね。
感情を感じるときに、心だけにフォーカスするのではなく、身体のどの部分がどうなっているんだろう?
ということに、しっかり意識を向けて下さいね。
心がマイナスにざわざわっと傾いたときに、
自分の心と身体の感覚に意識を集中することで、
心の感覚がどんな感じか。
身体のどこが反応しているか。
に意識を向け、そのまま身も心も委ねる。
そして、身体の感覚で気づいたことがあったら、
例えば、
呼吸が浅くなってるな。
背中が丸まってるな。
歯を食いしばってるな。
眉間に皺よってるな。
手が冷たいな。
足が冷たいな。
胃のあたりがもやもやするな。
などなどなど。
こういう感覚を感じたら、身体にアプローチしてあげよう。
肋骨のあたりを手のひらで、さすさすしてあげたり。
意識的に深く呼吸を繰り返してあげたり。
カイロやウォーマーで温めてあげたり。
温かいものを飲んだり。
顎を揺らして顎周りを指圧して緩めてあげたり。
眉間をさすさすして、顔をなでなでしてあげたり。
こんな風に身体に対してアプローチしてあげることでも、
負の感情が抜けて行くのを助けることができますよ(^^)
ご自身が、思考先行型タイプの場合は、
心と身体と両面に意識を向けて、
そこにある、
自分の感じている【感覚】に身も心も委ねて、
引いていくまで待ってあげてくださいね。
大丈夫です。
必ず負の感情は抜けて行きます。
絶対に抜けて行きます。
何もしないで身を任せているだけでいいの?
と不安に思うかもしれませんが、
自分を信じて、
自分の感覚をしっかり感じて、
負の感情が抜けていくのを待ってみてあげてくださいね。
ユリコバ★オンラインサロン
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