無意識こそが私自身である。 | 悩みの根源を成仏させる地に足着いた心理学。

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起きている現実は100%自分の潜在意識を映す鏡です。
心理学・森羅万象を創る正負の法則・量子力学をもとに、起きている現実から認知の歪みを紐解き、新時代を思い通りに生きる地に足着いた方法を提案します。

こんにちは。高橋ゆりこです。

 

 

土曜日は、私のお師匠川相ルミさん主催の

 

東大教授で脳科学者である池谷裕二先生の講演会

「潜在意識(心・感情)を脳科学で読み解く」

 

に行ってきました。
 

 

「脳科学」めーっちゃめちゃめちゃ面白かったです!!!

 


録音可でしたので、録音させて頂き、帰りの電車の中で改めて聞いて帰ったのですが、やっぱり面白い!分かりやすい!

 


強く印象に残った心に響いた言葉はいくつもあるのですが、

 


「人は無意識に情報を選びとり、無意識に反応し、無意識に行動している。知らないのは私(意識)だけ。私が認識している意識はお飾りでしかない」
 

 

「ポジティブにもネガティブにも価値はなく、すべては脳内に発生しているただの化学反応に過ぎない」
 

 

「我々が認識している現実は、ほぼ偽物」
 

 

(細かい言い回しは違うかもですが)
 

 

この3つがめちゃめちゃ心に響きました。

 

 

潜在意識(無意識)こそが私自身で、認識している顕在意識は重要ではないと裏付ける、科学で証明されたお話でした。

 

 

私が日々お伝えしていることが科学的に証明されてるんだー!って、とっても嬉しくなりました。

 


 

 
今回は、沢山エッセンスの詰まった池谷先生のお話の中から、

 

「無意識こそが私自身である」というお話をシェアしますね。

 

 

池谷先生は、

 

「我々の意識(顕在意識)は重要ではなくお飾りでしかない」

 

と言いました。

 

「無意識(潜在意識)こそが、私自身である」と。

 

 

これを証明する実験について、いくつか紹介してくださいました。

 

 

そのひとつ。

 

【やる気を調べる実験】

 

ゲームに取り組む前、モニター画面に100円か1円の画像が出ます。

 

100円が出たら、ゲームのスコア×100円の報酬

1円が出たら、ゲームのスコア×1円の報酬

 

というルールです。

 

100円が出た時にだけ活性化している脳の分野を調べることで、

 

「やる気が出ているときに、脳のどこが反応しているのか?」

 

を調べる実験です。

 

 

で、この実験は、次の段階で、サブリミナル映像を使います。

 

映像の中にたった1コマだけ、100円か1円の画像を入れて、

 

目でほぼ認識できない映像を見せてからゲームをさせるのです。

 

 

すると、目で認識できていないにも拘らず、

 

100円が出たときに人はやる気が出ている。

 

という結果が出ました。

 

 

でも、この実験に参加した人は、サブリミナルバージョンでは、

 

「やる気を出した」という自覚がありません。

 

でも、脳の同じ分野は活性化したし、

 

コントローラーを握る手の握力も強くなっていました。

 

 

本人には自覚がないのに、脳も体も反応しているのです。

 

 

めっちゃ、すごくないですかー???

 

 

この実験の説明をしたときの池谷先生の言葉が、先ほど紹介した、

 

人は無意識に情報を選びとり、無意識に反応し、無意識に行動している。知らないのは私(意識)だけ。

 

 

脳は、自分に必要な情報は無意識でもしっかりキャッチしている。

 

その情報によって脳が反応して、身体に指令を出す

 

無意識に体は行動を起こしている。

 

 

それを知らない(自覚していない)のは、私(顕在意識)だけ。

 

 

面白い!めっちゃ面白い!

 

 

私たちが、意識的に認識できていることは、本当に少ない。

 

私たちの顕在意識にキャッチされなかった情報も、

 

一度意識を向けたモノは、無自覚に、無意識に、

 

潜在意識がしっかりと情報をキャッチしているのです。

 

 

すごい。本当にスゴイ!

 

 

だから、一度意識を向けると決めることって大事です。

 

それを、顕在意識として認識できていなくても、

 

しっかりと潜在意識はキャッチしてくれる。

 

 

そして、潜在意識がしっかりと身体を行動させてくれる。

 

本人に自覚がなくても。

 

 

この仕組みに当てはめてみると、

 

ブロック解消の手法は、

 

潜在意識を書き換えて意識のアンテナを外すことで、

 

それまで出していた身体に行動させる司令を出さなくさせる。

 

ということになるのですね~。

 

 

例えば、

 

「能力がない私はダメだ」と一度強く意識を向けてしまうと、

 

そのあと、顕在意識がすっかり忘れた後も、

 

潜在意識が、無自覚に、無意識に、

 

「できない私」になる行動を無意識にさせて、

 

相手に否定されたり、指摘される出来事を引き起こし、

 

「できない私」の証拠集めをし続ける。

 

ということが、起きます。

 

 

私の場合で言いますと、

 

「私は気が利かない」というブロックを持っていました。

 

(今もほんのり残っています)

 

 

みんなで集まる場に行くと、

 

「なんて私は気が利かないんだろう」

 

と、落ち込む出来事が、必ず起きていました。

 

 

これは、

 

「気が利かない私はダメだ」と過去に強く意識を向けた。

 

そのあと、顕在意識はすっかり忘れたけれど、その後も、

 

潜在意識が、無自覚に、無意識に、

 

「気が利かない私」になる行動を無意識にさせて、

 

相手に否定されたり、指摘される出来事を引き起こし、

 

「気が利かない私」の証拠集めをし続ける。

 

ということを、繰り返していました。

 

 

ここで問題なのは、「気が利かないこと」自体ではなくて、

 

「気が利かない私」を自分が受け入れていないことです。

 

 

なので、気が利かないことの何が受け入れ難いのか?

 

を徹底的に具体的に出して行く。

 

 

そのひとつひとつを、どうして受け入れ難いのか?理由を探る。

 

 

そうやって丁寧に掘り下げていくと、

 

気が利かない私であることに降参できます。

 

 

「気が利かないんだもーん。どう頑張ってもできるようにならないんだもーん。このまま生きて行くもーん。」

 

と完全降伏する。 

 

 

「気が利かないこと」を認めて受け容れて、「気が利くようになりたい」という思いを手放す。

 

 

そうすると、潜在意識のアンテナが外れる。

 

もう、「気が利かない私」として行動させる必要がなくなる。

 

だから、もう証拠集めもしなくなる。

 

 

ブロック解消の書き換え作業でやっているのは、

 

潜在意識が過去に立てたアンテナを取り外す作業なんだな~。

 

 

私がやってきたブロック解消のサポートが、

 

科学的に証明されている心の仕組みだということに、

 

めちゃめちゃ感動したーーー!!!

 

 

「無意識(潜在意識)こそが、私自身である」

 

まさに!

 

 

だから、この無意識の部分を書き換える作業をすれば、

 

生き辛さを解消してあげることができるのだ。

 

 

次回は、

 

「ネガティブな自己暗示によって、人の能力は退化する。」

 

というお話をシェアする予定です♡

 

 

 

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