「子どもは親を選んで生まれてくる」説は是か非か。 | 悩みの根源を成仏させる地に足着いた心理学。

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こんにちは。高橋ゆりこです。

 

先日、このような記事を目にしました。

 

「子どもは親を選んで生まれてくる」説を、子どもに押し付けないで

 

記事には、このような記述がありました。

 

「子どもは親を選んで生まれてくる」という言説があります。

 

いつからこういった説が広まったのか、はっきりとはわかりませんが、2002年頃からこういったテーマの絵本が多数、出版されています。

 

筆者は正直なところ、この説にはあまり賛同できません。

というのは、筆者自身は何も選ばず生まれて来た、という記憶がうっすらとあるからです(運良くいい環境に生まれたと思っているのですが)。

 

なかには「親を選んできた」(という記憶をもつ)子もいるのでしょうが、みんなが親を選んでいることはないはずです。

 

それに世の中には、親から虐待を受けて命を落としていく子どもたちや、毒親に苦しめられる子どもたちも、大勢います。

 

そういった子どもたちが、自分で親を選んだということはあり得ませんし、他人がそういう子どもに「あなたが親を選んだ」ということは、暴力ではないかと感じます。

 

(中略)

 

虐待を受けた子どもや、DVを目にした子、親の離婚を経験した子など、家庭で辛い経験をした子に対して『あなたが親を選んだ』と言うのは、『そういう目に遭うのは自分のせいだ』という意味合いになってしまうからです」


 

「自分で親を選んで生まれてきた」

 

という見解。

 

 

これが真実であることを説明するのは、とても難しいです。

 

誤解を生みやすいので。

 

でも今日は、説明してみようと思います。

 

 

「自分で親を選んで生まれてきた。」

 

この見解は、宇宙の法則的には、是です。

 

 

ただし、

 

自分で「能動的に」親を選んで生まれた わけではありません。

 

 

人の魂は、予め概略的な地図として描かれている宿命と、自分の力で自ら切り開く運命を持っています。

 

 

生まれる国、親、兄弟姉妹、など、生まれた後に自らの力では変えようがないものは、宿命として、予めセットされているものであると考えます。

 

 

人は、この世界に生まれ落ちることを決める時、自分の身を置く環境を自ら選びますが、細かい設定までは決めてないのです。

 

今回の人生では、○○の課題をクリアしたい。

その課題をクリアするためには、□□の感情を感じられる環境と人間関係が必要だから、その条件を満たすところに生れ落ちよう。

 

という感じです。

 

 

だから、生まれ落ちた先で、

 

その親がどんな親で、

自分の身にどんな出来事が起きるのか?

自分がどんな仕打ちを受けるのか?

 

までは、決めていないし分からない。

 

 

ただ、

 

その親であることによって、

その出来事によって、

その仕打ちによって、

 

手に入れられる環境や条件や前提や、受け取る感情や思いが、魂の課題をクリアする上で必要なモノである。

 

ということです。

 

 

それを受け取るために起きる具体的な出来事の詳細は選べないし、分からないのです。

 

 

だから、

 

「子どもが親を選ぶ」という言葉は、大きな意味では正しいです。

 

 

でも、

 

細かく具体的にどの両親の間に生まれて、どんな仕打ちをされるのか?までを選んで生まれて来た訳ではないのです。

 

 

だから、不妊で苦しんでいる人が「子どもが親を選ぶなら、わたしが選ばれないのは何故?」と苦しむ必要もない。

 

 

そういう意味での「親を選んで生まれる」ではないんです。

 

 

個人的な見解としては、親が子どもに対して、

 

「あなたがわたしを選んできたんでしょ」

 

とか言うのは、気持ち悪いと思うし、ナンセンスだと思う。

 

 

子どもの側が言うのは構わないけどね。

 

 

「子どもは親を選んで生まれてきた」という言説を振りかざす大人って、自分を正当化するための都合の良い言い訳にしてるように感じるんです。

 

 

「どんな親であろうと、あなたが選んで生まれてきたんだから受け入れなさいよ。」

 

っていう意識が奥から透けて見えるように感じます。

 

 

子どもが親を選んで生まれてくるって、そういう意味じゃないから!っておもう。

 

 

でも、実際にそういう風に親も子も解釈して、共依存になってしまっている親子は多いし、親の呪縛から逃れられなくて苦しんでいるクライアントさまや受講生さんも多いです。

 

 

自分の人生を無意識に親に捧げてしまっている人が多い。

 

かつてのわたしもその一人かな。

 

 

その泥沼から抜け出せない最大の原因は、

 

 

「親だから仕方ない」

「何だかんだ育ててくれたんだし」

「母親のことを嫌うなんて罰当たり」


と、自分を押さえつける思い。

 

 

お母さんはすごーく可愛そうな人だから、恨んだり憎んだりしてはいけない。

 

お母さんは、わたしのために苦労して頑張っているのだから、労わらなければいけない。

 

ろくでもない母親ならまだしも、立派な母親を、嫌ったり憎んだりするなんて、してはいけないことだ。

 

お母さんはかわいそうなのだから、お母さんの思いを尊重してあげなければいけない。

 

 

 かつて、わたしは、ずっとこういう思いを抱えていました。

 

 

だから、大手をふるって、母を嫌えなかったし、憎めなかった。

 

だけど、お母さんを愛せない。

 

そういう自分のことを、わたしは欠陥人間だと思っていました。

 

とても苦しかった。

 

 

そういう人ほど、親をしっかりと責めきって、嫌って、憎む必要があります。

 

 

これは、UMIの代表的な手法なのですが、

 

 

・責めたい人をしっかり責め切る

 

・嫌いな人を徹底的に嫌う

 

・憎い人を徹底的に憎む

 

 

ということをすることによって、潜在意識の中でずっとくすぶり続けていた思いを、しっかりと意識にあげて解放することができます。

 

 

そうすると、責める思いや嫌悪感や憎悪で、今まで見えなくなっていたもの、受け取れなくなっていたものがクリアになります。

 

 

親の呪縛から自分を解き放つための行動ができるようになります。

 

 

親のことを選んで生まれてきたのは自分だから仕方ないと、自分を諦めないで、思う存分、親を責めて嫌って憎んでください。

 

 

徹底的に責めて嫌って憎めた時、本当の意味で自分を愛せるようになれるから。

 

 

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