「子育てで後悔しない母親なんていないわよ。
わたしだって色々なことしてあげればよかったって散々思うし。
でもね。最後は覚悟を決めるしかないわよ。
たとえ子どもが転んでも、立ち上がると信じて。
愛するより。信じる方が難しいんだから。」
誰もがムリだ、中止だ、と諦めていた、いとちゃんの誕生会。
カホコのママも、
「まだそんなこと言ってるの?もう諦めたら?」
とカホコを諭すくらい、開催はムリだと諦めていました。
でも、カホコが、最後まで諦めるそぶりは一切見せなかった。
いとちゃんをばあばの家に連れていくことを諦めようとしない。
そんなカホコの姿を見て、カホコのママはカホコを信じると決めて行動します。
「カホコは必ずいとを連れてくる。大丈夫。」
と、カホコのママがばあばに伝えた次の瞬間、
カホコのママの妹たちが実家に帰ってくるシーンには、
母親が子どものことを、無条件に信じる愛が描かれていました。
ばあばに、
「最後は覚悟を決めるしかないわよ。
たとえ子どもが転んでも、立ち上がると信じて。
愛するより。信じる方が難しいんだから。」
と言われて、何かを決意したカホコのママが、
「子どもを信じて応援しながら待つ」
という行動を起こした瞬間でした。
「信じて待つ」ということができなかった、カホコのママにとって、これは快挙です。
カホコのママは、
自分の心の穴を埋めるために、
先回りしてカホコの世話をすることによって、
カホコを自分に強く依存させることで縛り付けてきました。
彼女の子育ては、カホコの成長の芽を摘むものになっていた。
そうではあったけれども、
カホコに母の強い愛はしっかりとたっぷりと伝わっている。
ということも、分かります。
なぜなら、
いとちゃんに誕生会に出席してほしいという強い思い。
ばあばのために家族を集めて楽しい時間を作ってあげたい。
カホコが、この自分の純粋な強い思いを、
まっすぐ素直に行動できるのは、
愛されて育った子の強さだからです。
カホコは過保護に育てられて成長の芽は摘まれてきたけれど、
愛の器はしっかりと満たされているのです。
そんな風にわたしは思いました。
はじめくんとのラストシーンで、かほこは、言ってはいけない言葉をはじめくんにぶつけます。
「はじめくんは、家族がいないから、分からないんだよ!カホコの気持ちが!」
さらに、
ばあばが死ぬかもしれないということでは、我慢して泣かなかったカホコが、はじめくんに、
「付き合うのやめよう」
と言われたときに、涙を流して。
「分かった。ほら、泣いたよ。これで満足?」
と、これまたカホコらしからぬ言葉を、はじめくんに言い放ちます。
このシーンを観て、
カホコ、キャラ変わってない?
って戸惑った人も多いと思います。
でも、わたしには、カホコの心が成長してる証に見えました。
今までは、ママを筆頭に、相手を傷つけない言葉を、相手を喜ばせる行動を、ずっと選び続けてきたカホコ。
それなのに、はじめくんが傷つくと分かっていても、抑えきれず、
わたしはこう感じているのだ!
と、信頼しているはじめくんに、ぶつけた。
わたしの気持ちを分かって!ってぶつけた。
常に他者にあった軸が、自分に軸が戻ったのです。
洋服も自分で選べない。
自分がどうしたいのかもわからない。
そんな女の子だったカホコが、
わたしはこうしたい。
わたしはこう感じている。
と、しっかりとはじめくんに伝えられた。
カホコは、本当に成長したんだな~と思いました。
この7話のラストシーンでカホコの成長を感じてじーんとしている最中に、次回予告が流れて、
「はじめくんと結婚させてください」
というシーンが流れ、涙も引っ込んでズコーっとなったわたし。
思わず、
「付き合うのやめようってはじめくんがカホコに言って、すっごく涙出たし、来週どうなっちゃうんだろう?って素っ晴らしく楽しみだったのに、直後に次回予告で真逆のネタバレするの、やめてくれないかな。」
と、テレビに向かってカホコ口調で言い放ってしまいました。
しかし、その今週の8話、超やばかったっす。
8話については、また今度(^^)
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