5月の連休を利用して、中国・新疆ウイグル自治区の烏魯木斉(ウルムチ)・吐魯蕃(トルファン)へ一人旅した備忘録です。

    

新疆ウイグル自治区

中国の北西に位置し
ウイグル族などの多民族が多く住む自治区
面積は約160万キロ平方メートル



4日目そのニ

専用車をチャーターし、鄯善、火焔山周辺を訪れた続きです。後半は、私が長年楽しみにしていた、高昌国ゆかりの史跡めぐり!


高昌故城

玄奘三蔵が訪れ、麴文泰にもてなされたと記録した高昌国の都城跡。

世界遺産・シルクロード長安-天山回廊の交易路網の構成資産の一つでもあります。

自分の足で散策したいところですが、時間が足りないのでカートに乗って見学します。

この日の最高気温は38度くらい。

スマホが高温警告を発して、ここで完全に落ちました。デジカメを準備しといて良かった!


▼カートからの動画を撮ってみました。


火焔山を背景とした荒野に、かつての隆盛の面影を残す建物跡が点在します。

ある程度、手を入れてるのかな?

→入場料+カート代で100元



アスターナ古墳群(阿斯塔那古墓群)

高昌、唐代の墓地で、当時の生活を示す貴重な資料が出土したことで有名になりました。

ここから発掘されたという文書、壁画、木乃伊に心躍らせたものです。

→入場料40元


ベゼクリグ千仏洞(柏孜克里克千佛洞)

火焔山中腹にある、石窟寺院。

全83程度の石窟が並んでおり、私が見学できたのは16、17、20、27、31、33、30窟です。

イスラム教徒に破壊されたり、ヨーロッパ、日本の調査団によって持ち去られたり、といった背景もあり、保存状態は良くありません。が、高温多湿の日本の壁画と比べると、当時の顔料などが綺麗に残っています。

→40元


火焔山

ラストは、火焔山の有料エリアへ。

有料エリアには、資料館があり、高昌ゆかりの人物や火焔山のことを学ぶことができます。


▼橘瑞超氏

資料館の随所には日本語の案内もあり、飲食店やお土産ショップも併設されていました。


屋外に出ると、最高気温50度を表した温度計モニュメント、西遊記に登場する牛魔王と羅刹女のモニュメントなど、撮影スポットがあちこちにあります。

火焔山、美しいー

ここでも駱駝騎乗体験ができるようです。

アクティビティとしては、VR体験や飛行体験もあるようです。体験してみたかったけど、時間がないので見学のみで終わらせました。

→入場料は確か30、40元


これで1日目のコースは終了。

8:30にドライバーさんと待ち合わせて、ホテルに戻ったのは20:00近く。ドライバーさん、ありがとうございました!


食べたもの

ドライバーさんと別れて、散歩がてらスーパーで調達。夕食は、これらとナン爆笑


ハミウリヨーグルト

もうスーパーで見つけたら、必ず買います!


包子

1つ1元!モチモチして美味しいし、お腹も膨れるし、最高です。


干デーツ?

スーパーで見かける、ドライフルーツの量り売り。思い切って、”黄金の干デーツ”と翻訳されたものを買ってみました。

ほんのりとした甘さで癖になりそう爆笑


その8へ続く。 

ご覧いただきありがとうございました音譜