今回は、過去記事のリライト版です。

商圏について考えてみましょう。

 

今日(8月29日)第2弾です。

 

第1弾(06:00UP済)

「上司の役割は、従業員のやる気を引き出すこと」

 

支店は商圏が重なるように

 

離れた場所に支店を出すな

 

多くの企業(お店)では、

地域密着をミッションに

している場合があります。

 

ところが、

ビジネスが成功すると、

離れた所に支店を

出そうとしがちです。

 

商圏が

重ならないように

という理由でしょう。

 

商圏が重なっては、

無駄な部分が

出てくるという

考えになるようです。

 

でも、

商圏が完全に

別という場合は、

新しいお店の方は、

一からのスタートに

なります。

 

知名度(認知度)も、

お客様の信頼度も

一からです。

 

これは、

大変な苦労になります。

 

一からのスタートなら

告知(広告)にも

費用を掛けなければ

なりません。

 

私は自転車通勤

なのですが、

自宅と事務所間は

自転車で40分かかります。

 

その間に、

ライフという

地方規模・中堅スーパーが

3軒あります。

 

自転車で10~15分

間隔で店があります。

 

かなり近いので、

商圏はかなり

被っていると思います。

 

 

集中出店で地域を制圧する

 

この一部の

地域に集中的に

出店することで、

相乗効果が

期待できます。

 

ライフも、

この地域での知名度は

非常に高いと言えます。

 

イオン等の全国規模の

スーパーもありますが、

この地域での知名度は、

ライフがダントツです。

 

1店舗では、

地域を制圧することが

できなくても、

 

3店舗の相乗効果で、

トップレベルの

お店に対抗

できるのです。

 

地域を制圧できれば、

競争相手に対しても

断然優位に立つことが

できます。

 

スーパー等の

量販店だけでなく、

小さなお店の場合も

同じことが言えます。

 

商圏を少しずつ

広げていくように、

出店していくことで、

地域のシェアを

制圧していくように

することで

 

大店舗と

戦えるようになります。

 

あなたのお店が

地域で支持されて

いるのなら、

 

地元を離れることなく、

少し離れた場所に

もう一つ拠点を

作ることにより、

点と点を結び線にし、

線と線を結び、

面にする方法で

地域を制圧することを

目指します。

 

ただ、

どこに出店するかは、

慎重に選ばなければ

なりません。

 

近すぎても、

離れすぎても

いけません。

 

商圏とは、

距離だけでなく

いろんな要素が

からんできますので、

マーケティング調査を

して決定するように

しましょう。

 

近くに支店を出すことで

商圏を少しずつ

広げていけば

地域を制圧できます。

 

小さな商圏を目指すな

 

車・ネット社会で商圏は大きく変わる

 

「都会には専門店を、

地方には総合店を作れ」

と言われた時代が

ありました。

 

都会では、

地価が高く賃料は

高くなります。

 

その為、

固定経費が

かかります。

 

しかも、

都会では

人口が多い為、

対象者を

絞り込んでも

十分やっていける

数のお客様が

見込めたのです。

 

ですから

「専門店を作れ」

となるわけです。

 

一方、

地方では

地価が安いため、

賃料は安上がり

ですから、

 

大規模な店舗も

可能です。

 

しかも、

人口が少ない為、

何でも屋的に

全てのお客様を

取り込むと言う

やり方でないと、

成り立たないのです。

 

結果、地方では

「大型店の総合店を作れ」

となります。

 

でも、現在では

商圏は距離による

同心円では

捉えることが

できません。

 

地方では特に、

車社会の為、

道路事情により、

隣町や都会に出て

買い物をするように

なりました。

 

また、ネット社会になり

情報が全国規模になり、

販売も全国可能に

なりました。

 

大きな総合店を作れば、

地域の商圏を制圧できる

とはならないのです。

 

ところが、

この車社会は

逆の見方もできます。

 

都会から地方へ、

買い物に行くことも

簡単だ。ということです。

 

地方に魅力的な店や、

商品があれば、

都会からも

 

お客様を

呼ぶことが

できるという

ことです。

 

地方の農協や農家が

開催する、

生鮮品の即売会等は

盛況だと言うニュースも

よく目にします。

 

要は、

買いたい商品が

あるかどうかなのです。

 

距離はさほど

問題ではない、

という時代になったと

考えるべきです。

 

 

ネット環境で商圏は全国規模に

 

そして、

現在では、

車以上に商圏を

広げたものに

インターネットが

あります。

 

地方の職人さんへ、

全国から注文が

殺到するという

現象が起こっています。

 

私のクライアントも、

全国に散らばっています。

 

一度も顔を合わせた

ことのないお客様でも、

チラシ制作や

コンサルタントの

依頼がきますし、

問題なくこなせます。

 

このように、

地方のお店でも

何でも屋では

成り立たない

ということですし、

 

専門店でも

経営が成り立つという

時代なのです。

 

大事なのは、

あなたのお店・商品に

魅力があるかどうか

ということなのです。

 

 

今回のまとめ

 

商圏の捕らえ方が

大きく変わりました。

少しずつ広げるのも良い。

ネットを利用して

一気に全国相手に

するのもOKです。

魅力的なお店・商品が

ポイントになります。

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