それでは、今回は

ミドル価格商品について

考えて見ましょう。

 

ミドル商品製造メーカー最悪の対策

 

以前、

ハイエンド商品・

ローエンド商品が

シェアを伸ばし

 

その分、

ミドル商品の

シェアが減ったことを

お話ししました。

 

では、

その事態に対し、

ミドル商品の

製造メーカーは

どういう

手を打った

のでしょうか。

 

まず、

シェアの低下とは、

売上の低下と

いうことですから、

利益総額の

減少が起ります。

 

でも、

ここで多くの企業は

価格を引き下げる

事でなく、

コスト削減を

実施します。

 

まぁー、当然でしょう。

価格を下げれば、

ますます利益が

減りますから。

 

でも、

コスト削減と言っても、

2~3%程度なら

製造工程の見直しで

充分カバーできます。

 

しかし、

事態はその程度では

吸収出来ないくらい

悪化してしまった

のです。

 

10%以上の

コスト削減には、

原材料の見直しを

実施しなければ

なりません。

 

もちろん、

仕入れ業者に

無茶を言って、

価格を下げさせた

でしょうが、

 

材料の納入業者も

限度があります。

ムリなものは

ムリなのです。

 

そこで、

手をつけたのは、

材料の質を

落とすことです。

 

 

負のスパイラルに突入してしまう

 

気付かれたと

思いますが、

ローエンド商品が

売れる様に

なったのは

 

ミドル商品との差が

あまりないからです。

 

ミドル商品の

質が下がれば、

ますます消費者は

ローエンド商品に

向います。

 

そして、

ミドル商品のシェアは

増々減っていきます。

 

後は、

負のスパイラルです。

 

シェアが減ったので、

利益確保の為に、

コスト削減(質の低下)を

実施すると、

 

増々シェアが減る。

仕方なく、

価格も下げる。

 

ますます

コスト削減(質の低下)を

実施する。

 

でも、

経営者は

「いいモノを

作れば売れる」と

考えています。

 

それなら、何故、

コスト削減と

言って質を落として

しまったのか。

 

消費動向の変化を

一時的なモノと

考えていたから

でしょう。

 

この不景気を

乗り越えれば、

元に戻ると。

 

ところが、

以前のような

景気のV字回復は

なかった。

 

鍋底景気と

言われるように、

底の方で

上下するだけでした。

 

 

定着してしまった消費動向

 

そして、

消費者の

ハイエンド商品と

ローエンド商品の

使い分けという

消費動向は

定着して

しまったのです。

 

企業、

特にミドル商品を

扱っている企業は、

これからどうするのか

 

脅威でありますが、

大きく変革していく

チャンスでもあります。

 

製造業からの見方を

お話ししてきましたが、

これは小売店でも

同じです。

 

これからは、

ミドル商品だけを

扱っていては、

 

どんどん

苦しくなって

いくでしょう。

 

コストダウンと

言っても、

メーカー程できません。

 

多くは、

利益の縮小で

ごまかすしか

ないでしょう。

 

 

ミドル商品の苦境は

変わるチャンス。

大変革なくして、

未来はありません。

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