デッドスペースになりがちな

入口付近

 

 お客様が買い物モードになっていない、お店の入り口付近での

広告等のメッセージ類は、お客様に注目されず、素通りされ、

あまり意味をなしません。

とはいえ、小さなお店では、入口付近といえどもデッドスペース

にするような余裕はありません。

どのように有効活用するか、考えてみましょう。

 

1 パンフレット・クーポン券等を手渡す

 入り口付近にパンフレット等を置いても、目的の買い物で

頭が一杯のお客様は、手に取ってくれません。

しかし、手渡された場合は別です。

道路上と違い、お店に入る場合は、殆どのお客様が受取って

くれるものです。

 

2 特別な特価品を置く

 通常の特価品程度であれば、入口付近では効果が薄いものです。

しかし、驚くような超特価品であれば、効果が期待されます。

(量販店での1円セール等が好例でしょう)

お客様を素通りさせずに、立ち止まらせる程の衝撃のある

商品があるのなら、入口付近に置いてみるのもいいでしょう。

 

3 普通の特価品を置く

 たしかに、普通の特価品程度を入口付近に置いただけでは

お客様は関心を示しません。

しかし、入口付近だけで販売しょうとしなければ有効です。

入口付近だけでなく、店内にも同じ商品を置くのです。

 

 人は、何度も見せられると、印象に残るものです。

入口付近と店内の両方で見せることで、お客様の関心を

引くようにします。

売りの中心は店内でと考えることです。

ただし、入口付近でも買い忘れによる、取りこぼしを

なくすという効果は期待できます。

特に売りたい、こだわり商品等には有効でしょう。

 

 入口付近がいかに購入に結びつかないか、例を示して

説明しましょう。

あなたが、パソコンを買いに行ったとします。

入口付近に、あなたの欲しいと思っているパソコンが

安い価格で展示されていたとします。

 

 あなたは、即購入しますか。おそらく、もっと良いモノが

店内にあるかもしれないので、店内へ入っていくでしょう。

ひと通り見て、候補を絞っていくでしょう。

 

 この際に、入口付近に展示されたパソコンですが、

比較検討するには、離れていると不便です。

これでは、入口付近の優位性は全くありません。

むしろ、不利だと考えられます。

 

 これが、入り口にも、店内にも同様に展示されていれば

比較検討できますし、入口付近にあることで、特価品だという

印象は有利に働きます。

 

 

入口付近はデッドスペースに

なりがちですが、

工夫次第で効果を期待できる

スペースに変化します。

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売上げを増やすには

変化(変革)しかありません。

何を変革するか考えましょう。

詳しくはホームページをご覧ください。

https://ch-sakaue.amebaownd.com

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