お客様の求めているお店づくり

 

 商売において重要な事は、経営者視点ではなく、

お客様視点で考えることです。

これは、マーケティングにおいても言える事です。

マーケティングとは、売れるようにするテクニックでは

なく、お客様の求めている商品(サービス)を探る

ことなのです。

 

 経営者は、お客様の求めているお店づくり・売場づくり・

品揃えをしなければならないのです。

売れるお店づくり・売れる品揃えではありません。

同じように感じますが、視点が全く違うのです。

 

 在庫が溜まってきたので、割引しよう。

売上げが悪くなったのでバーゲン(セール)をしよう。

と考える経営者は多いものです。これらはお店の事情

であり、お客様の為と言う考えではありません。

 

 安売りは否定しません。お客様も安く買える方が

嬉しいでしょうし、新しいお客様を呼び込むことに

なるでしょう。

しかし、安売りで集めたお客様とは、常連客になって

くれる可能性は極めて低いものです。

安売りで集めたお客様は、正価では購入しないものです。

 

 安売りで、在庫をさばくのは仕方がありませんが、

重要なことは、何故、在庫が溜まってしまったのか、

お客様の求めているモノと違ったのか、検証する

ことが重要です。

 

 ところが、多くの経営者は、安売りが成功すると

何度も繰り返すようになります。

これでは、安売りしなければ、お客様を集められない

ということになります。

 

 もちろん、安売りの店としてやっていくつもりなら

それでも良いでしょう。

しかし、安売り競争とは、1社(店)しか勝ち残れません。

同じような安売りのお店ができれば、一気に客足は

遠のき、経営が苦しくなります。

 

 

お店の存在価値を考える

 

 経営者は「何の為にお店が存在しているのか」を

追求しなければなりません。

必要のないお店は淘汰されるのは当然の結果です。

 

 マーケティングでは、お客様からスタートしなければ

なりません。お客様の本音を知ることが重要なのです。

 

 小さなお店とは、量販店に比べて、商圏もターゲット

とするお客様の範囲も狭いものです。

量販店と比較して、お客様との距離が近い分、

お客様の本音を掴みやすいと言うメリットがあります。

 

 このメリットは最大限に活用すべきです。

お客様を観察し、色んな情報を集めお客様の本音を

探る努力をすべきです。

 

 

お客様視点での

お店の存在価値を

追求することです。

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売上げを増やすには

変化(変革)しかありません。

何を変革するか考えましょう。

詳しくはホームページをご覧ください。

https://ch-sakaue.amebaownd.com

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