ターゲットを絞れば

お客様は減るのか

 

 チラシ作成でもそうですが、お店作りでもターゲット

を絞ることは重要です。

ただ、チラシ等は一過性ですので、修正や変更は

簡単ですが、お店作りとなると、変更は容易では

ありません。

 

 客足が減っているケースでは、ターゲットを絞れば

ますます客足が減ると考えるのも当然です。

しかし、小さな専門店が、ターゲットを広げてしまった

理由は、お客様を逃がしたくないという思いからでしょう。

 

 お客様から「○○はないのか」と言われて、それに

応える為に仕入れてしまう。

また、流通業者から売れ筋商品を紹介されて

仕入れを増やしてしまった為です。

 

 小さなお店では、商品・客層は「狭く深く」で

勝負しなければなりません。

それを、お客様や流通業者の言われるままに「広く浅く」

してしまっては、量販店に対して勝負になりません。

 

 量販店では、店舗の広さから「広く深く」という

品揃えが可能です。

「広く浅い」品揃えのお店に行く必要などありません。

客足が鈍っている原因が、そこにあることに気付くべきです。

 

 

ターゲットのお客様を

満足させる

 

 このように、ターゲットを絞り込むということは

商品・客層を狭くするというだけでなく、深くしなければ

ならないのですが、ターゲットを絞り込んで失敗している

ケースでは、狭くすることしかしていないのです。

 

 ターゲットを絞り込めば、ターゲットのお客様に

絶大な信頼を得なければならないのです。

ターゲットのお客様が何を求めているのか探り、

お客様以上の商品知識を得るように勉強もしなければ

なりません。

 

 ターゲットを絞り込めば、客足が回復するという

単純なものではありません。

ターゲットを絞り込むことで、勉強・努力する

対象を絞り込むことができるということなのです。

 

 現在の経営者は非常に努力しています。

しかし、方向性が間違っているのです。

経営者が努力しているのは「売れる商品はないか」

「簡単に集客できる方法はないか」ということ

ばかりです。

 

 努力すべきこととは、お店の得意分野を決めること、

得意分野に沿った、商品を揃え、店作りや知識を

含め、他店に勝つ努力をすることです。

 

 得意分野を決める、基礎になる点が、ターゲットを

絞り込むことだと言えます。

ターゲットであるお客様の満足と、お店の方向性を

一致させることが重要なのです。

 

 

ターゲットを絞り込む

ということは

対象のお客様に

絶大な満足を与えることです。

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売上げを増やすには

変化(変革)しかありません。

何を変革するか考えましょう。

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