再来店率が悪い

 

 今回は、私のクライアントである、メガネ屋さんの

話をしたいと思います。

メガネとは、医療器具的な要素の強いものです。

 

 初めてメガネを作る場合は、眼科医院の紹介により、

来店、購入されるというパターンが多いものです。

こういうパターンは、今でも変わっていないでしょう。

 

 しかし、価格破壊の波は、メガネ業界にも影響します。

メガネの安売りチェーン店が現れます。

当初の安売り店とは、技術力も低く、満足な製品でない

というケースや、色々勧められ、結局は結構高額になる

というケースもあり、あまり評判はよくなかったものです。

 

 

技術力でも勝負できない

 

 ところが、安売りチェーン店間での競争が激しくなり、

技術力も向上し、安くて高品質な製品を開発(仕入れ)

するようになり、高品質で技術力もしっかりした製品を

安価で提供するようになったのです。

 

 また、安売りチェーン店は、ファッションタウンや

ショッピングモールに出店し、デザイン性やファッション性

を重視した販売戦略を取ります。

 

 これにより、買い替え時や買い増し品の購入は安くて、

ファッション性が高いメガネを、安売りチェーン店で購入する

というケースが増えたのです。

 

 結果、従来のメガネ店は新規客が減少すると同時に、再来店率

は極端に減ってしまったのです。

クライアントのお店は、技術力も高く、固定客が多かった

のですが、固定客のお店離れが始まり、同時に新規客の

獲得も難しくなってしまったのです。

 

 店主も、新規客や若いお客様を獲得すべく、ファッション性の

高い商品も展示するようにしたのですが、接客により

メガネをオーダーする、と言う販売形態もあり、そもそも商品の

展示スペースがあまりない為、多くの商品を展示することが

できません。

 

 結局、品揃えも悪く、値段も高いということで、新規客獲得

も思うようにいかないというのが現状です。

 

 

量販店の進出は

あらゆる業種で起こっています。

量販店からお客様を

奪わなければなりません。

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売上げを増やすには

変化(変革)しかありません。

何を変革するか考えましょう。

詳しくはホームページをご覧ください。

https://ch-sakaue.amebaownd.com

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