文句を言ったり

不満だ、と表に出せないのが

苦しすぎる。








やめて。

あたし以外見ないで。











そう言えたらどんなにラクだっただろうか。

いっぱいいっぱい話して

すごぃ楽しくて

嬉しい時間だったのに

何度泣きそうになっただろう。








やっぱり

逢うとダメだ。

あたしの容量があの人でいっぱいになる。

溢れだす。









見栄っ張りなあたし。

かわいくなかったね。





計算や見栄なんか捨てなきゃ。
あたしは、あなたを利用してるだけなのかな。



寂しさを埋めるため、あの人を忘れるため。



いい加減、あなたのためにも離れたほうが良いのかな。



あたしは、あなたに愛されるべきではない。



だって、あたしは未だにあの人を追ってる。



でも、あの人とは戻れないから、だから仕方なくあなたといるように感じる。



勿論、好きだし愛しいと思うから一緒にいるけれど。



それ以上にあの人の存在が大きすぎる。



逢ったりはしてないけれど。



この先、結局は何も変わらないけれど、











他の人を想ってるのに

あなたと一緒にいてはいけない気がする。











これは、仕方ないでは済まされないでしょう?













どうすればいいんだろう。
あぁほら



これぞ価値観の違いね。



そんな簡単な気持ちじゃないの。



わかってよ!と叫びたくとも、そんな自分勝手なことは言えない。



もう充分、自分勝手だけどさ。









苦しいのは、あなたのせいって、1ミリも思ってないみたいね。
左手の薬指に

まとわりつく空気が

なんだか窮屈。



昨日までは気にしないようにしてた。

むしろ、

『指輪なんかしてない』と思えるくらい忘れてた。













戻りたいとはあまり思わない。

だけどね、

あの頃のほうが………。

あの人のほうが………。







どうにもならない。






堂々巡り。








踏み出せた、と思ったのに。









って、



もしかしてあたし、

この人を利用してる?



あの人を思い出さないように、

でも、

同じことをしたいから、



利用してる?











そんなまさか。

さすがにそうは思いたくない。



思いたくない。
あの華奢なリングと

このカジュアルなペアリング。



比べてしまう、自分が嫌だ。





なにを比べても、



あたしは



お揃いの証なんて必要なかったくらいの、



あの頃を羨んでしまう。














逢いたくないけど、逢えないけど………逢いたい。