鄭道傳(チョン・ドジョン) 感想10話 | きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

主に韓流史劇の感想を綴っていましたが、PRODUCE101シリーズにハマってその関連の記事も多くなっています。

視聴期間:令和元年8月6日~

全50話

放送年:2014年 

放映テレビ局:韓国KBS

視聴方法:スマホ・PC

コンテンツ:GYAO!

きっかけ:舞台になった時代に興味があるから

      押さえておくべきドラマかと思うから

 

【Trailer】(YouTube公式チャンネルから共有しました)

【予告篇】

第10話予告(YouTube公式サイトに飛びます)

 

未だ2日分のゆとりしかないです。(この10話が明後日(14日)の配信期限分なので)

もう少し進めておきたいのですが・・・

とりあえずの目標は、『ヘチ』とテレビとラジオのハングル講座の感想もUPしながらゆとりを持ったUPサイクルなのですが、

先週分から『チョン・ドジョン』以外UPしていない・・・

 

私の悪い癖と言うか、ドラマの内容が場面の切り替わり(シーン)が多ければ多い程、まとめることができなくて、見ながら途中で止めたり巻き戻したりして、全てのセリフやシチュエーション等を入力して(もう、シナリオ的な)それが終わってから改めて感想を付け加えていくスタイルに、今なっちゃってます。

 

ドラマの内容を記憶できないから、そうなってしまい、それだと殆どのシーンを網羅できるので安心感はあるんだけど、もの凄い労力と時間がかかります。1時間のドラマに3~4時間、時には5~6時間もかかります・・・

今、休み中だから良いけれど、そんなことやってたら大変なので、今日は、見直しなしの憶えてるとこだけでやってみようかと思います。

 

エピソード

倭寇の襲撃

ヤンジが巫覡の後継者になるため(実質は身売り)村の外れで家族や村人達と別れを惜しんでいたところに、倭寇の一団が襲撃をしてきます。一番に射られたのは巫覡のオジさん。そしてヤンジの父ファン・・・

多分離れたところから見送ろうとしていたドジョンが異変に気付き駆け付け、ヤンジの手を握って逃走します・・・

ヤンジを岩陰に匿ってから自ら囮になって敵の目を眩まそうとするけれど、直ぐに掴まって剣で一刺しされそうになった瞬間!

(このドラマ、○○の瞬間!が多いですね。ちょっとでき過ぎなタイミングですが)

イ・ソンゲ率いる討伐軍が現れソンゲとイ・ジランの射た矢が的に当ってドジョンは助かります。

ドジョンは、直ぐにヤンジを捜しに行くけれど、匿ったところにいなくなっています・・・

『ヤンジヤ!ヤンジヤ~!』と叫んで狼狽える彼が憐れです。

その後、村に戻り自分の保授主人(監視人)だったファンの亡骸を見つけ胸に抱いて大号泣(子どもみたいな泣き方を見て、イ・ジランが『おかしくなったのでは?』と言います。ホント思った事をストレートにおっしゃるオジさん。私好き)

壊滅した村の状況を見て、子どもの亡骸を抱いて静かに涙するイ・ソンゲとは対照的ですね。

ソンゲは大号泣のドジョンをクールに見つめて村を後にします。(未だ、彼がドジョンだとは分からないですね)

これっきり、ヤンジや流刑先の描写は出てこなくなり、(ヤンジ兄チョンボクが倭寇に引きづられていった場面はあったけど)その後年月が経ってしまったので、消息は分からないままです・・・

きっと生きてるんでしょうね。あっさりとした別れのシーンはそのための伏線でしょうか???

ドジョンのラブロマンスは奥さんとして欲しいので、ちょっとモヤモヤする私です。

 

皇太后の最期

一気に六年の月日が流れています。

皇太后が死の床に就いており、今際の際に重臣のイ・イニム、キョン・ボクフン、チェ・ヨンが控えています。

イ・イニムを呼んで『今までのこと(恨みとか)は水に流すから、ウ王と朝鮮のことを頼みます』と

いう皇太后に『仰せつかりました』と答えるイ・イニムに『感謝します』と言う皇太后・・・ちょっと笑顔なイ・イニム・・・憎たらしい・・・

ウ王も駆け付け枕元に座ります。狼狽え気味な彼に『心を鎮めて』と言ってから、今後の国のことを託し、自分が王の出自を疑っていたことを謝ります。確かに亡くなった恭慰王にそっくりになってる。(似た感じの役者さんをちゃんとあててるんだね)この時、イ・イニムだけじゃなく、キョン・ボクフンとチェ・ヨンの名前も言うところが良いね。

『高麗を千年も万年も』と言いながら息を引き取る・・・その後の史実を考えるとこの言葉は憐れですね・・・

 

政情

皇太后の死後、キョン・ボクフンも亡くなり、イ・イニムは更に権勢を振るいます。

士大夫の人たちも主要人物はイム・ギョンネから大人しくなったと評されています・・・

イ・セク先生の元には、招集をかけられても集まったのは、圃陰先生、イ・スンイン、クン・グギョン、だけです・・・

でも、密かに起死回生を目論んでもいるのかな・・・目下のところはドジョンの放免を考えているようだけど・・・

 

ドジョンの妻

ドジョンの妻はかつてのドジョンの仲間ハ・リュン(彼はイ・イニムの親戚にもあたるので失脚してないのかな?成均館の大司成になってるみたい)に声をかけます。

この時の身なりはツギを当てたみすぼらしい服装・・・こんなに苦労している彼女を置いてドジョンはいったい何をしているのか?家族の事を顧みるシーンとか全然全くないのが私の不満です・・・

ハ・リュンは(おそらくお金が入った)巾着を渡し『家族に米を食べさせてください』というだけれど、妻はそれを押し返し、『夫を助けてください』『末っ子は父の顔を忘れてしまいました~』と号泣。土下座までしています・・・

ホントに憐れ・・・可哀想でならない・・・

この後、イ・イニムに直接お願いに行ってる律儀なハ・リュンだけど、かつてはドジョンのことを『道具』と言っていたけれど『敵』と言うイニム・・・

 

赦免の申し入れ

ウ王に子どもができたことを祝っての恩赦の提案をイ・イニムがすると、圃陰先生がそれに乗っかって、(ドジョンを含めた)流刑人も放免をと続け、一旦は王も認めたのに、士大夫の仲間だったはずのヨム・フンバンから『政治犯は別です』的な横槍を入れられます。(憎たらしいこいつ!)

 

対倭寇戦

倭寇が500隻の大群で高麗に押し寄せる。チェ・ヨン将軍が水軍に大砲の導入で必ず勝てると進軍することを決定する。

訝る重臣達だったが、『賭けに出る時がきた』と認めるイ・イニム・・・チェ・ヨンの進退を駆け引きする魂胆みたい。

王は率いる将軍にイ・ソンゲを推薦するが、王を睨むイ・ソンゲに直ぐに引っ込めてしまう。やっぱり大人になっても王は傀儡なんだね・・・

 

イ・ソンゲと京妻

東北面で子ども達に関わったりしてまったり過ごしているイ・ソンゲ・・・子ども達の憧れの眼差しが良いね。

イ・ジランが『兄貴~!』とやってきて『2番目の奥さんが重病だと!』と伝える。また、『2番目の』とか言ってる・・・

この時ジランもとても深刻そうに言うし、音楽も真に迫る調べで・・・慌てて駆け付けるソンゲ・・・

でも部屋に入ると、ピンピンしとる妻・・・『そうでも言わないと帰らないと思い、嘘をつきました』・・・

『あなたがいる場所はここ 都城だからです』ときっぱり!

『倭寇の侵略に備えて、国に必要とされるはずだからです』・・・までは良いけれど『勝利すれば朝廷の要職に就けます』って続けて・・・これが本音だな。

『東北面を留守にできない』と言うソンゲだけど、『戦が終わるまでは都城にいてください』ってお願いされて結局は残る・・・

 

ソンゲと重鎮たち

ソンゲはチェ・ヨンに逢いに行く。(官服をきてる。別人みたい)。

倭寇との情勢を聞こうとしたら、折り悪く、イ・イニムがやってくる。

こんなに家の奥までズカズカ入ってくるような関係なのかしら?

皆、何故都城にいるのかと訝しむんだよね・・・

倭寇船を全部撃破したとの知らせを持って・・・チェ・ヨン大喜び!

でも、次の瞬間『残念だな』とソンゲに話しかけるイ・イニム。『お前の出る幕じゃない』みたいな・・・やっぱりムカつくこのオヤジぃ!

 

高麗軍VS倭寇軍

チェ・ヨンは、倭寇の事を『後は陸に残った残党を討伐すれば良い』と言っていて、高麗軍も倭寇軍を攻略しそうだったのだけれど・・・

結構、倭寇が強くて罠をしかけてきたりしてて、高麗軍が敗走させられる。『頭を下げに来い』みたいな書状も送られる。

(戦場で倭寇の大将が日本語でしゃべるんだけど、字幕と違うこと言ってる・・・なんかムズかゆい感じ・・・送られた書状の中身はそのまんまの字幕が出たのに不思議)何気にこの日本人武将イケメンなんですけど・・・でも、残念ながら日本人じゃないみたい(やっぱりなんちゃって日本語です)

援軍の指揮官にイ・ソンゲを推薦するチェ・ヨン・・・田舎者に貴族の指揮を任せられないと言われいきり立つチェ・ヨンにイ・イニムが二人で話しましょうと・・・

『イ・ソンゲの忠誠心が疑われる』『高麗への自分達の宿命とイ・ソンゲの選択とは立場が違う』『あまり力を与えすぎると危険だ』と話すイニム・・・ある意味、的を得ているなぁ~~~。

『高麗の危機に瀕して、必要な将軍だと思うから、イ・ソンゲが反旗を翻したら自分がイ・ソンゲを斬る』と言って説得するチェ・ヨン・・・

うん。この時点ではチェ・ヨンの信頼は固いからねェ・・・

 

イ・ソンゲの昇進

正二品 門下賛成事という地位に置かれ大躍進したイ・ソンゲ・・・頷いて頼もしそうに見つめる王様・・・無表情なソンゲ・・・

京妻だけど、ソンゲ曰く『うれしそうではない』感じ・・・『夢がかなったので嬉しくないわけがありません』というけれど『あなたが戦で危ない目に遭うかと思うと怖くてたまりません』と・・・人間らしいこというじゃん・・・『私の欲があなたを危険に』って・・・いざとなって漸く分かったのね・・・

ややこしいわ。このオバさん・・・

ここでソンゲ『お前にこれだけは言っておきたい』『感謝する』と一言・・・そして、ガッチリハグ・・・オバさん(京妻)の気持ちは置いといて、ソンゲの気持ちの温かさよ!ああぁ~~~。素敵。

 

画策

ソンゲの出兵を『国を滅ぼす』と恐れたイ・イニム達が送ろうとしたのがチョン・モンジュ。これも工作の一つ。

一旦は断ろうとした圃陰先生だが『三峰を赦免するなら』と条件を出す。『京外従便(都城での居住をさせず)で家族と一緒に住ませてほしいと』・・・どちらもイロイロ考えてるんだなぁ~~。

 

ドジョンの行方

ドジョンの家に向かおうとした圃陰先生にドジョン妻が駆け寄って『旦那様がいなくなった』と狼狽えて訴える・・・村は倭寇に攻められて誰もいなかったって・・・それって、ヤンジ達の村の話じゃなくて???

だけど、生き延びているなら流刑中の身として

 

高麗VS倭寇2

高麗の城を攻め落とそうとしている倭寇軍。

この倭寇軍の将軍やっぱカッコいいわ。でも役者名は分からず・・・にしても日本語微妙・・・どうしてにがてな『ぞ』とかセリフに使うのかね?『攻め落とすじょ』とか言われても弱そうで『無理だろ』って感じるんですけど・・・(甲冑の謎あり、別記事にしました)

高麗側ヤバいと思った瞬間(はい、お約束の“瞬間”です)現れたイ・ソンゲ!

倭寇の撤退を罠だと見破ります。

高麗人の捕虜を見せしめに首を斬るパフォーマンスを見せて煽っても冷静なイ・ソンゲ・・・

高麗の城主(先発隊の将軍?)が身分の低いソンゲに頭を下げるのかと憤っていると、自分から頭を下げて、味方にしてしまうし・・・ホントにクールでカッコいいです・・・

さっそく、倭寇軍の攻略を算段し始める・・・

 

再登場

陣営に赴いた助戦元帥圃陰先生・・・

そこに引き立てられる男達の一団・・・

食料庫を荒らした避難民らしいけど・・・

一人が落し物を・・・兵が拾い上げると『孟子』の書・・・

なんとなんと、チョン・ドジョン!!!

『あなたは儒学者ですか?』と聞かれ『嘘を教わり教えたろくでなしです』と力なく答えて、10話END・・・

全くもう!どこで何してたの?

 

まとめ

10話も話の内容が多過ぎて、途中までは記憶だけで何とか(人の名前とかは確認したけど)入力することができたけど、後半は憶えてなくてもう一度見直しながら入力しました。

倭寇に襲われて村が全滅になりヤンジと離ればなれになってからドジョンの消息は分からず・・・

心配する妻の姿が憐れで・・・最後にひょっこりでてきたけど、その間何をしてたかは次回以後でわかるんでしょうか?

皇太后の死。イ・イニムとチェ・ヨンそして士大夫の動向。そして、イ・ソンゲ台頭の兆し・・・

今回は、ドジョン自体が殆ど出てこなかったのでイライラすることは少なく、イ・ソンゲのカッコ良さが際立ちました。

あの妻にも感謝の心を・・・妻の強引な態度が鼻をついてたけれど、出生する夫を純粋に心配する様子に健気さも感じ、しっかりハグするソンゲの優しさもグッと来ました。でも、今思い出したけど、2番目の妻なんだよねぇ・・・この辺りのドロドロも徐々に語られるのかしら?

とりあえず、6年間もドジョンが何やってたか次回以降で聞かせてもらいましょう!少しは主人公に良い所見せてほしい。