鄭道傳(チョン・ドジョン) 感想9話 | きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

主に韓流史劇の感想を綴っていましたが、PRODUCE101シリーズにハマってその関連の記事も多くなっています。

視聴期間:令和元年8月6日~

全50話

放送年:2014年 

放映テレビ局:韓国KBS

視聴方法:スマホ・PC

コンテンツ:GYAO!

きっかけ:舞台になった時代に興味があるから

      押さえておくべきドラマかと思うから

 

【Trailer】(YouTube公式チャンネルから共有しました)

【予告篇】

第9話予告(YouTube公式サイトに飛びます)

 

明後日(13日)の配信期限分まで視聴を進めました。

日曜なので一日お休みだったのに昼過ぎに銭湯に入って来たら疲れて爆午睡してしまったので、思ったようにまとめ見ができませんでした。

やっぱり1話ずつですね。

 

エピソード

ドジョンの逃亡

都のことが気になり、流刑地から逃亡したドジョン。

娘はドジョンを心配して捜しに来ます。

流刑人を管理する役人と鉢合わせした時は見ていてドキドキしたけど、うまく切り抜ける娘。だけど、巫覡のことを口実にした会話を隠れていたドジョンが耳にして、父親の放免のために巫女になることを条件に金を借りたことを知ってしまう・・・

ドジョンを発見した娘が駆け寄り『逃げたら大変なことになる』と声をかけるけど『行かせてくれ』『親友が危険な目にあってる』と言うドジョンに納得して『行って』と答える。そして『点考までには帰ってね』と送り出す。そんなに簡単に納得して良いのかな?

でも、歩き出したドジョンの背中に『帰って来た時は私はいないと思うわ』『会えなくなるけどお世話になったことは一生忘れないから。本当にありがとう』と涙ながらに伝える・・・

そして桟橋で涙ボロボロ流して見送る・・・う~ん・・・ドジョン、後ろ髪引かれるよなぁ・・・

 

娘のために

ドジョンがいなくなったことに気付き父がまた捕まってしまうことを心配して役所に知らせると言うチョンボク・・・

『点考までに戻ってくるからやめて』とチョンボクの行く手に立ちはだかり叫んで止めさせようとする娘。

そこにドジョンの所在を確認に役人が訪れる。

『部屋にいる』と惚ける娘をビンタする役人・・・チョンボクも押し倒され部屋の戸に手を掛けた瞬間、『何の騒ぎだ』とドジョン登場!

戻ってきたよ・・・ギリギリセーフ!!!

役人はドジョンに書き置き『点考遅前必帰』を見せて(これを娘が波止場に落としたから気付いたんだよね)意味を尋ねるが『点考に出る者は私一人か?』『この村には文字を読める者はいない』と言って突き返すドジョン・・・

キツネに摘まれたような役人・・・丸め込まれて帰って行く・・・アホな役人で助かったね・・・

『事情を説明して』と迫る娘に『こいつ』と笑うけれど、具合が悪くその場に倒れてしまうドジョン・・・川に飛び込んで戻って来たらしい・・・

都よりも娘が大事だったってこと?

意識不明で寝込んでしまっているドジョンを懸命に看病する娘。

手を握ったりしてる・・・やめて・・・

『やっとの思いで見送ったのにどうして戻って来たの?巫覡様に連れていかれる姿を見せたくなかったのに酷すぎる』と嘆いてる。

う~ん・・・だったら、立ち去る彼に声をかけなければ良かったんじゃない?複雑な乙女心だな・・・

 

士大夫達

牢獄で拷問の傷が痛々しい士大夫達・・・

既にサンチュンは意識不明で返事をしない。『師兄』と声をかけ嘆き悲しむイ・インスン(初めて名前見た)達。

 

チェ・ヨンがイ・イニムに士大夫達の罪状と処罰を決めたことを伝え鞠問の終了を提案する。

それを認めたイニムにチェ・ヨンは『この恥辱は一生忘れない。戦場だったら、守侍中様の首は私がもらっていました』と伝える。それでも見事に切り返す不敵なイニム。

戦場に赴きたいと言うチェ・ヨンだが、イム・ギョンミから大勝の知らせが来ており、その必要はないと伝えるイニム。

武将として生きてきたチェ・ヨンと政治家として生きてきたイ・イニムの二人が好対照・・・やっぱり政治力ではイニムに太刀打ちできないチェ・ヨン・・・なのに武将としての道も閉ざされ可哀想・・・

 

戦場で

イム・ギョンミは実際に闘っていないのに手柄を自分のものにしている。

ジランオジさんは怒っているけれど、大勢を犠牲にしたことで手柄のことなどどうでも良いというソンゲ・・・カッコいい・・・

残党が残っている中途半端な状態なのに、凱旋をしようというイム・ギョンミに撤兵を考え直すようにいうソンゲ・・・

命令されて激昂するイム・ギョンミ・・・斧をソンゲの首に突き付けるが微動だにしないソンゲ・・・うわぁ~~~。何なのこのカッコ良さ・・・

『今度私の決定にケチをつけたら抗命罪にする』と言い『全軍撤退だ』と大声で言うギョンミ・・・

どちらも重厚な丁々発止なやりとりが面白い。

 

娘のために2

巫覡に『お金で人を買うことは禁じられている』と『借用証書』を渡すドンジュだけど『返済能力が無い人にお金は貸せません』と突き返される。そりゃそうだよね・・・

『部外者は関わらないでください』と言われると『私がいる限りあの子は絶対に渡さない』と言い放つドンジュ・・・えっ、いつから娘の所有者になったの???部外者って言われたばっかりじゃないの!

 

外で待つファン一家だけど『契約違反だ』と迫る巫覡に『黙れ』といきがるチョンドク・・・

 

『借金するのは私も反対よ』『返せないから』という娘に『法では』というドジョン。

『何が法よ』『収穫したら国と地主がとって行く。10俵収穫したら9俵持っていかれる。法で決まっているから』と返す娘。

『法律を信じられないなら私を信じろ』『腐った世の中でもわずかな正義は残っている』『お前にそれを見せてやろう』とドジョンが言うと、それまで批判的だった娘の態度が急に変わり微かに笑顔を浮かべて頷く。

何だか、無理やりな話じゃありませんか?儒学者がそんな理屈を言うんだ。娘もそんなことで納得するんだ・・・

 

都で

凱旋をするが出迎える者が誰もいない。

『いい気味だ。ざまあ見ろ』というジランオジさんと、『クソッたれ』と呟くイム・ギョンミ・・・ここ愉快。

人がいなかった原因は士大夫達の沙汰が言い渡される場面に出くわしたから・・・

 

もう、ボロボロな士大夫の面々・・・でも、サンチュンオジちゃんも生きていた!

ドジョン妻も心配そうに見ている・・・

 

イ・ソンゲが罪人とチェ・ヨンの間に進み出て、チェ・ヨンの顔をじっと仰ぎ見る。顔を見返すことができず目を逸らすチェ・ヨン・・・

跪いて『圃陰先生』と手を握るイ・ソンゲ・・・

『強くなるために負けを選んだのです』と言う圃陰。

『朝廷をソンゲに託す』と伝える圃陰。二人が手を握り合う場面がジーンとする。

『圃陰先生は最後の希望です』とチェ・ヨンに迫るソンゲだが『わかってくれ』というしかなく『刑を執行しろ』と命令するチェ・ヨン・・・

引き立てられる罪人たちの中にあって、ボロボロだけどどこか気品がある圃陰先生もカッコいい・・・

皆、処罰はされたけど死んでしまうような刑じゃなかったみたいで良かったって思ったけど、後の語りで粛清されたって言ってたから、どうなったのかな?一時的な失脚とは違うのかな?

でも、また出て来るよね圃陰先生・・・

未だ25歳未満のクォン・グンは処罰しないって言われてたから、彼も出て来るよね。けど、そんなに若かったんだ・・・

 

その後の朝廷

イム・ギョンミの武功を褒めるウ王・・・褒美をと言われ『お祖母様』と呼びかけると『都堂に任せます』と答える皇太后・・・

イ・イニムは意のままにチェ・ヨンの座を奪い与えようとする。

 

イ・ソンゲから倭寇の残党の征伐を相談されたチェ・ヨンがその件を都堂で上げると慌てるイム・ギョンミ・・・

更にイ・イニムから問い質され、ギョンミも『残党はいる』と認めたが『なかったこと』にしてしまおうとするイ・イニム・・・酷い・・・酷すぎる・・・

 

イ・ソンゲwith京妻

またしても、京妻がイム・ギョンミとソンゲを褒章で比較して攻めている。

『私があなたを傍で支えます。信じてください』と言うけれど、何だか落ち着かない状態。

僧侶の予言(王になる相だと言われた)を思いだし『政治を怖れているのではない。政治をする自分が怖いのだ』と答えるソンゲ・・・

 

イニムとソンゲの会談。倭寇の残党について話しをする。『高麗には倭寇の残党はいない』と言い放ち、『東北面へ帰りなさい』と命令するイニム・・・もはや人ではないな・・・事実を知ってるのに・・・

『チョン・モンジュをどう思ったか?』と聞いて『同じ目にあいたくなかったら土下座しろ』と命令するイニム・・・

立ったままニヤリと笑うソンゲがどうするのかと思ったら、タイミング良く(良過ぎ)

『倭寇が出没しました』との知らせが『私を行かせてください』と言うソンゲ・・・良いぞいいぞ

 

娘のために3

巫覡が何もしてこないので訝しむファン父『簡単に諦めるとは思えないのですが』と言ってる。

『心配することはない』と声をかけるドジョン『「今回もうまくいくとは思えません』という父に『いい方に考えたほうがいい』というドジョン。

ドジョンの楽観主義というか、根拠のない前向きさがなんだかモヤモヤする私・・・

ドジョンが都の知り合いに借金のお願いをチョンボクに託し送り出そうとした瞬間、徴兵狩りがある。

父とチョンボクは逃げ果せる。兵役拒否とかで咎められないのかな?、

 

妻からの手紙がドジョンに届く・・・士大夫達の処遇と圃陰の伝言、そしてパク・;サンチュンの最期について・・・やっぱり亡くなったのね・・・

映像的にも回想シーンが沢山出て、史実に残っているらしい来歴や享年や諡号までクローズアップされてた。そう言えば主要人物で亡くなった人って彼が一番初めかな?他の人も亡くなる時は注釈があるのかな?

 

もう諦めて巫覡のところに行くべきだと言い始めた父ファンに『それでも父親か?』と責めるドジュン・・・

どうしようもない状況に号泣する父娘を力なく見つめるドジュン・・・

理想と現実は違うんだよね・・・

 

巫覡に連れていかれる日『生きていればまた会えるそんなに寂しがるな』と言われるチョンボク。

『娘をよろしくお願いします』と言う父に『心配しなくて良い』『良い暮らしをさせてやるから』と言う巫覡。

その場にいないドジョンを捜して傍に座り『ちょっと寂しいです』『見送りもしてくれないんですか?』と言う娘に

『私のせいで行くことになったからだ』と悔やむドジョン・・・

そうだった!忘れてたけど、そもそもドジョンが勝手に流刑地から出てしまったから父ファンが保授主人の役目を怠ったとして捕えられてそれを釈放して欲しくて娘は自分を身売りしたんだったね。決めたのは娘の責任だけど、種を蒔いたのはドジョンだった。だったら、それこそ、最後まで諦めずに何とかし続けなきゃならなかっただろうに!やってることがハチャメチャでしょ!

『お役人様がいなかったら今でも石を積んでいた』『お願いがある』『名付け親になって』と意外にあっさりしてる娘。

『相応しい名前画がある。優しい心を持って生まれた子ヤンジだ』

『ヤンジ』『ヤンジ』と繰り返し言う娘『元気でいるんだぞ。ヤンジ』ちょっと見つめ合う二人・・・

・・・そんな別れで良いの?

 

村外れで村人たちと名残を惜しむところに倭寇が攻めてきて巫覡を射る・・・

続いて父ファンも射られ倒れる・・・驚き慌てふためく面々・・・

そこで9話終わり

 

まとめ

流刑地では、殆ど娘改めヤンジ劇場・・・でも最終的に何事もなく、別れることになったから良かった・・・

と、思ったら倭寇の来襲でどうなるか分からなくなっちゃった・・・

父が亡くなるか大怪我を負って弱り切ってる(巫覡は多分射られて亡くなってるから連れて行かれることもなくなったし)ヤンジに寄り添って間が深まるとかそんな展開になったら・・・嫌だなぁ・・・

やっぱり、ドジョンのやってることが意味が分からなく、生理学者の癖に行き当たりばったりに思えてモヤモヤします。一つも実になることがないから・・・

 

都ではイ・イニムの思うがままに世の中が動いて行って、イライラするばかりです。でも、圃陰先生達も、勿論イ・ソンゲも、きっと起死回生してくれる筈・・・(主人公どこ行った?)

イ・ソンゲのカッコ良さがズシンズシンと響いてくるんです。声も良いよね。このオジ様。

今日ネットで見つけたんだけどイ・ソンゲを演じるユ・ドングンは『韓国時代劇界のカリスマ』とも言われているらしいですね。

韓国時代劇は約50本見てきたけれど、これまで一回も見たことなかったんだけど・・・(多分彼の出るようなドラマとは系統が違う方面を見てたのでしょう。または時代的にズレがあるのかな?)

ビジュアルとかではない雰囲気と言うか何だかとっても引き込まれる役者さんですね。

 

いつになったら、主人公の良さにひかれるようになるのか、全く謎なまま序盤が終了しつつあります。

でも、他のキャラを応援したり、展開だけ楽しんだりでも見続けることはできるから、取り敢えず続けて見ますね。