視聴期間:令和元年8月6日~
全50話
放送年:2014年
放映テレビ局:韓国KBS
視聴方法:スマホ・PC
コンテンツ:GYAO!
きっかけ:舞台になった時代に興味があるから
押さえておくべきドラマかと思うから
【Trailer】(YouTube公式チャンネルから共有しました)
【予告篇】
第8話予告(YouTube公式サイトに飛びます)
取り敢えず、明日(12日)の配信期限分を視聴です。
昨日の夜から見かけてたんだけど、寝落ちの連続で気付いたら11話までいつの間にか進んでいてビックリしました。(寝てる間に・・・)
内容は全然記憶できておらず・・・
結局かいつまんでの感想は難しいです。
エピソード
鞠問(拷問)
イ・イニムを弾劾したイ・チョルが弾劾返しをされ、匿ったパク・サンチュンと共に拷問を受ける・・・
この拷問がエグイ・・・棒で腿の辺りを締め上げるのは定番で何度も見たことがあったけど、石抱きは初めて・・・見てても痛い・・・
しかし、どんなに苦痛でも嘘を言うことはないんだよね。最後にはパク・サンチュンがイ・チョルを庇うことになるんだけど・・・
この後、圃穏が牢獄に二人を訪ね会話をするんだけど、お互いに思い合って、とっても素敵・・・だけど、サンチュンは血を吐いて、命も危ない・・・ホントに正義を貫く人たちだったのに・・・
皇太后への脅迫
イ・イニムの暴挙は留まるところを知らず、皇太后に刀を鞘から抜いて見せ脅す。『誰か強者か愚か者でも分かるのでしょう』『ご存知ないのは皇太后様だけです』と言いながら切っ先を向けるところホントにムカつく・・・
皇太后は、最初キッパリと断る姿勢を見せたけれど(カッコ良かったです)、結局は、折れてしまい、実質的に国の実権を完全にイ・イニムに渡してしまう・・・あ~、悔しい・・・この決断をする逡巡をする場面も印象的でした。
圃穏VSイ・イニム
投獄されている二人の処遇について話す圃穏とイ・イニム・・・
『二人には罪がない』『事実と真実は違う』と訴える圃穏に対して『穏便にはしない』と伝えるイニム・・・
そして、チ・ユンが拷問の終了を告げに来たら『待ちなさい』ってまだ言ってる・・・ホントに根性腐ってるおじさん・・・
圃穏は三峰がいればとか言って万策尽きた感じだし・・・
イ・ソンゲから『待ちなさい』『死者を出さないというのは傲慢です』と諭される圃穏・・・やっぱり、ソンゲカッコいいな・・・
イ・ソンゲの出兵
イム・ギョンミに着いて行く形での出兵・・・ジランおじさんが不服を耳打ちしてる(ホントに本音の人)。
圃穏に会っていたことはイニムにバレバレ・・・(妻にも責められてたけど・・・)出立を見送る圃穏に対する視線が微妙に変わって、圃穏もそれを感じ取ったみたい・・・
ドジョンの災難
災難と言うか、身から出た錆的な感じもするけど・・・
保授主人の仕事を怠ったとして、捕えられたファンのために『自分が勝手に出たのだから自分を罰しろ』と県令に訴えるドジョン。
またしても、勝手に流刑地から出てきてるよ・・・
そして、嬉しそうな県令・・・
ボコボコにされて、チョンボクに荷車に乗せられて戻ってくる惨めな姿・・・
それでも結局ファンを救うことはできなかったので叩かれ損だし・・・
主人公なのに何やってるの?
娘の決断
投獄されてる父を救うため贖罪金を作ろうと巫覡に借金を申し込む娘。自分の跡継ぎになるのならという条件を結局は受け入れる娘・・・
家に巫覡が来るとチョンボクが追い返してしまうけれど、仕方がないよね・・・
父やドジョンに理由を明らかにしていないところが健気です。
でも、ドジョンの言葉『巫女になる運命なんてない』を思いだし悩んでいる。
『(牢から)出られたのはお役人様のお蔭です』って父は感謝しててドジョンも否定しないけれど、娘のお蔭なのにそれを父が気付けないってのも憐れ・・・
ドジョンの部屋の外で『お役人さんがっかりするだろうな』って心の中で想って涙ぐんでる図が出て来たけど、お役人さんじゃなくて、自分ががっかりなんでしょ?
でも、誰にも相談せず自分で決めた結果だから、仕方ないよね。
イ・イニムVSイ・セク
イ・セクのところにわざわざ出向くイ・イニム・・・
血気盛んな弟子たちのことを『寛大に』と頼むイ・セクに『自分ではなく担当のチ・ユンに言ってください』と伝えるイニム。
『会わせましょうか?』というイニムに『伝言を』と言って例え話を幾つか・・・これって、やっぱりイニム本人に言ってるよね。
『・・・とお伝えください』とか言ってるけど・・・
『モンジュが標的なら断念することになります』『貴重な人材を失うことに』と行った後、『寛なれば則ち衆を得』が秀逸でした。流石、学者・・・『大きな政治をするには寛容さが必要です』って・・・イニムに伝わったかな?
イニムもイ・セク先生の事は陥れようとしたり脅したりしないんだな・・・
ある意味尊敬してるのかな?凄いね。先生・・・
新進士大夫の戦い
拷問を受けている同志を救うため、対策を立てる新進士大夫達・・・
辞職をしようと言い始めた仲間に圃穏はソンゲの言葉を思いだし『絶対に認めない』と強気に止める。
イ・イニムの親戚のハ・リュンに頼んで牢に入らせてもらい、パク・サンチュンと面会する圃穏・・・
かなり弱っていながらも気丈に振る舞うサンチュンが憐れ・・・圃穏が『私の名前を出してください』というと激昂して血を吐く・・・
ここまで痛めつけられて・・・これまでが剽軽な人だったからギャップが辛い・・・『奸臣と戦って死ぬのなら士大夫として立派な最期』と覚悟を決めてる・・・手を握り合って見つめ合う二人が憐れ・・・
しかし、潔い・・・
ドンジュの信念
ドンジュは歩く練習をしている。心配してついて歩く娘。『不正を犯している地主たちと黙認した県令を叩きのめす』と息巻くドンジュを訝る娘に『やると決めて頑張ればできると教えただろ?』『大事なのは今の現状ではなく意思だ』と答えるドンジュ。『窮すれば通ずる』『父親も放免されただろ』とか言ってるけど、それは娘の犠牲のお蔭なのにね・・・
『最後に勝つのは私だ』とか言ってるけど・・・
う~ん。志は立派だけど・・・う~ん・・・未だ同調できない私・・・
娘の決断2
巫覡が来て、娘を連れて行くことを父と兄に伝える。『この頃変な声が聞こえるようになったので神病かも知れない』と(多分嘘)まで言ってる。兄チョンボクは『お前を自分の女にするつもりなんだ』と言って激昂して出て行ってしまう。そういうことかも知れないけれど、それも承知の上で娘は決めたことだと思うけどなぁ・・・巫女になるのが今の暮らしよりもずっと悪くなるとも思わないし・・・
その様子を聞いていたドジュンに『運命に従って生きてみる』と告げた娘にドジュンはその手を振り払って『ろくでなし』と言い放つ・・・
ちょっと酷い言い方・・・自分で救うこともできなかったのに・・・
都情報
巫覡の男からドジョンに都の情報が知らされる・・・
娘が巫女になることをドジョンに否定されたことと関係があるのか疑問だけど、ドジョンが知りたかった情報をドンピシャリ提供。
巫覡は『そんなこと言ってる場合か?自分の仲間たちが酷い目にあってるのに(ざまあ見ろ的な)』のような気持ちだったと思うけど・・・
イ・イニムVS新進士大夫
圃穏はチェ・ヨンを訪ね朝廷への復帰を願う。一人で薪割りしてるチェ・ヨンの清貧振りが良いね。
一旦は辞職を取り下げないというチェ・ヨンだけど・・・
射的をしながら圃穏の動きを聞いたイニムは、『的に当てるためにはどこを狙えば?』と言い矢を放ちながら『モンジュの上を狙え』と命令・・・
イ・セク先生を投獄する・・・
会談の意味はなんだったの?
士大夫が(総)辞職の意思を固める中『私一人で鞠庁に行く』という圃穏に『師兄一人の戦いではありません』『皆で大義を守るための戦いです』という声に負け、皆で盆に書状と印鑑を乗せ行列を汲んで辞職願を・・・
皇太后の願い
とうとう、皇太后がイ・イニムの屋敷を訪ねる。
『私の立場もお察しください』というイニムに『窮鼠猫を噛む』のことわざを持ち出し『私にも頼みの綱を残してください』と伝える皇太后。
『士大夫ではありません。チェ・ヨンです』と言う皇太后・・・
えっ!士大夫の立場は???
その後、チェ・ヨンに土下座してまで頼み込む皇太后・・・自分でも『憐れ』と言っていたけど、ホントに憐れ・・・
士大夫がいなくなったら、チェ・ヨンだけでなんとかなるんだろうか???
士大夫の運命
圃穏に貰った仕事(おそらく針仕事)の製品を収めに圃穏の屋敷に向かっているドジョン妻、召使との気楽なやりとりの後、チェ・ヨン率いる兵団が横切る・・・引き立てられる圃穏・・・
『失望しました』とチェ・ヨンに言う圃穏だけど、ドジョン妻に声を掛けられ『三峰が戻ったら、心配しなくて良いから、後に備えようと伝えてください』と気丈に伝える・・・
ため息をつくイ・セクの図・・・
拷問の準備が進む中、白装束で跪いて整列している士大夫達・・・
瀕死のパク・サンチュン・・・
もう、絶体絶命な士大夫達・・・
一人、流刑地の部屋でモンモンしているドジョン・・・
『お前はろくでなしだ』と言われたことを思いだし、謝りにドジョンの部屋に行く娘・・・
でも、ドジョンは『点考遅前必帰』と言う置き書きを残して既に出立の後・・・
やっぱり、直情型なドジョン・・・
これで起死回生になれば良いけれど・・・う~ん・・・
まとめ
どうにも、主人公ドジョンが好きになれません・・・
これまでも『六龍』のバンウォンとか、『チャン・オクチョン』のオクチョンとか、やってることが共感できなかったキャラクターもいますが、今回もそのパターンかなぁ?
そもそも、役者のチョ・ジェヒョンが『階伯』の義慈王のイメージが強すぎで、それだけでもう、ちょっとトラウマな部分があります。その上、このドラマの中のドジョンは自己中心的で(正義の味方ではあるけれど)信念通りに動いているんだろうけど直情的で結果的に人のためになってないところとか、都で待つ妻のことなんか、少しも思い出さなくて女関係は淡泊なのかと思いきや流刑先の娘と想いを通じ合いそうな感じとか醸し出して、何だか、共感が難しいです。
これから、私にとっての見直すような要素があるんだろうか?
でも、他の出演者、特にイ・ソンゲとか圃穏とかチェ・ヨン将軍とか魅力的な人がいるから(この人たちの想ってることは何となく分かる)救いです。
政治的な話は苦手だけれど、やっとリズムがつかめて来つつあり、敵役のイ・イニムの厭らしさにに、ムカムカイライラは最高潮です。
次回が楽しみなのは変わりないので、このペースで見続けたいです。