ホジュン~伝説の心医~ 感想118話~129話 | きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

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主に韓流史劇の感想を綴っていましたが、PRODUCE101シリーズにハマってその関連の記事も多くなっています。

視聴期間:1回目:2017年12月31日~2018年1月8日

      :2回目:2018年5月4日~2018年8月7日(たまに見た)

      :3回目:2019年31年2月1日~

 

全135話

放送年:2013年 MBC

放映テレビ局:韓国MBC

視聴方法:スマホ・PC・TV

コンテンツ:dTV・TVQ

 

きっかけ:1回目:多分、直前に『馬医』を見ているので医療物つながりで見始めたんだと思う。

      2回目:テレビで毎日放送されていて、出勤前のバタバタしてる時間に横目でチラッとみることがありました。

      3回目:dTVの配信期限が2月28日までなので、見れなくなる前にもう一度見ておきたかったから。

 

本日、切れ目なく、12話セットです。

『イェジン退場編』と『政争編』

【各話タイトルとあらすじ】(タイトルは『dTV』から、あらすじは『TVQ』から転載しました)

118話  「根も葉もない噂」

1602年となり、医書の編纂に励むジュンは、チョン大監から重病のソン大監を回復させないよう言われてはねつける。そこに、王が先の戦争中のジュンの功を讃えて正一品を与えると言い出し、重臣たちは大騒ぎになる。ジュンを潰そうと考えたチョン大監の意を汲んだ仁嬪の兄ゴンリャンは、ジュンとイェジンの仲が怪しいと進言し噂が広がる。

119話  「王宮を後に」
王に呼ばれたイェジンは、ジュンに対する尊敬と自分の片想いを率直に語る。そして、内医院の医官となったサンファを呼んで、サムジョク寺に戻ることを告げ、医書の編纂をするジュンの補佐を頼んで王宮を後にするのだった。宮廷では王妃の死から2年経つことから継妃選びが始まり、内医院の医官は候補者とその家族の健康状態の調査にあたる。

 第120話  「王妃選び」

自分の親友チャン・ヨンギの娘を王妃にしたいゴンリャンは、ドジを呼んで対立候補のキム・ジェナムの家の病歴をねつ造するよう強要。同じ頃、ギョムにも縁談がくるが、ギョムはイルソの娘オンニョンとの結婚を希望する。その後、キム・ジェナムの娘が王妃になり、ゴンリャンから詰め寄られたドジは「自分は一介の医官に過ぎない」と返答する。

121話  「王妃の懐妊」
医書の研究のために明への渡航を申し出るジュン。ドジの口添えもあって許されたジュンは明に旅立つ。宮廷では懐妊した王妃が足の痛みを訴えていた。王妃の足には浮腫ができていたが、ドジは心配には及ばないと判断する。だが、浮腫が次第に膿んできて治らないのを見た重臣たちは、訪問中の明の使臣団が抱える医官に診察させようと言い出す。

122話  「不敬なる診断」

ドジは王から「もう任せられない」と言われてしまい、王妃は明の医官の診察を受ける。その頃、長年ギョムに片想いしていたはずのオンニョンは、縁談相手の医者マンドクに心変わりし、イルソ夫婦を失望させていた。間もなく、明から戻ってきたジュンが王妃を診察。王妃が想像妊娠だと所見を述べたジュンに、重臣たちは不敬だと騒ぎ立てる。

123話  「それぞれの立場」
担当の医女ソヒョンも王妃の懐妊を否定し一件落着する。そして1606年、王妃は男児を出産。初の嫡男誕生に王は喜ぶが、光海君は世子としての立場が危うくなる。騒がしくなる宮廷に、ジュンは「自分たちは医官の仕事に専念するまで」と動じない。一方、結婚したオンニョンは夫マンドクの暴力や遊びに悩まされ、ギョムは県監へと出世していた。

124話  「権力の板挟み」

ある日、ジュンは医書編纂の予算が打ち切りになったと知らされる。同じ頃、光海君が頭痛を訴えるが、ジュンは王妃の息子・永昌大君を診ることになり、それを知った光海君は寂しく思う。チョン大監に呼ばれたジュンは「予算はなんとかするから、大君を診ろ」と言われる。板挟みになったジュンは「御医を辞めたい」とドジたちにこぼす。

125話  「劇薬での治療」
光海君が倒れて重篤な状態に陥ったのを見て、チョン大監ら大君派は喜ぶ。ジュンは光海君派のチェ・ミョンゴルから、わざと治さないのかと疑われるが、光海君はジュンを信じる。雨水を集めさせ、ヒ素を使った投薬を開始するジュン。それを知った王は、「使い方次第では毒も薬になる」と主張するジュンに「今すぐ投薬をやめろ」と命じるが…。

126話  「卑怯な脅し」

ミョンゴルらがジュンが信用できないと言う一方で、ヒ素を使うのは光海君を害するためと考えたチョン大監はジュンを褒める。それに対して怒りをあらわにしたジュン。そこでチョン大監は、医女ソヒョンを拉致させ「親の命が大事なら、ヒ素の量を増やせ」と脅す。だが、ソヒョンは応じず、下吏に実行させる。その時、光海君の意識が戻る。

127話  「近づく死期」
新たに薬を飲むことなく、光海君は快方に向かう。ソヒョンの訴えで両親も無事に解放されるが、黒幕がチョン大監だという証拠はなかった。その頃、王・宣祖の病気で政務が滞り、宮廷は紛糾。王の診察をしたジュンは死期が近いと感じる。今のうちに永昌大君を時期王にと考えるチョン大監は、ジュンの制止を振り切って王のもとに乗り込む。

128話  「王の遺言」

大君を王にと訴えるチョン大監とゴンリャンに、大君はまだ3歳という王は「次の王は光海君」との王命書を渡して倒れる。ジュンと医女セヒの口を封じればいいと、チョン大監は2人を呼び出して「王命書の存在を忘れろ。そうしなければ命はない」と脅す。だが、ジュンは屈せず、心配して説得するドジに「道をはずれてまで生きたくない」と言う。

129話  「王命書の存在」
王が遂に臨終の時を迎え、王命書の存在が取り沙汰されるようになり、御医女ホンチュンはセヒに「下手に口にするな」と忠告。遺言がないため、光海君が即位できないと憂慮するソン大監に、ジュンは王命書の存在を告げる。ジュンは王逝去の責任を問われることが決まっていた。これまでのことを回想するジュンは、みんなに別れを告げ連行されていく。

 

感想

また一気に年月が経っています。何と11年もタイムスキップ。相変わらずサザエさんワールドな面々。

ただ、マンギョンが赤服になった(すごく意外だけど功績を認められたんだな)り、チョン・ジャクが赤服になり医官というより政治側に入ったり(?)、サンファも黒っぽい服ながら医官になったり昇進してる人もいたり、いなくなってる人もいてそこは、年月の流れを感じる。

 

ジュンが正一品に昇格することを快く思わない人がいるんだな。ずっと邪魔をし続けてるチョン大監が憎たらしい・・・

 

イェジンの心

ジュンの醜聞を表沙汰にしようと、画策する人たちのせいで、王様から呼び出されるイェジン・・・

そこでジュンのことをどう思ってるかを告白。

『心から尊敬しお慕いしてきました』と、ホントの気持ちを言っちゃうんだよね。

・・・だけども『奥様との二人の愛をどうして私が汚せましょうか』『この思いは生涯胸に秘めておくつもりです』とも言って、一応ジュン共々無罪に・・・

そしてイェジンは、三寂寺に旅立ち、ジュンの傍から立ち去ることを決意・・・

私、どうにもイェジンが好きになれなくて、『どうして、この人がこのドラマにいるんだろう?』って思い続けてるんで、正直、ホッとしました。

イェジンはサンファに思春期の女の子の心情を歌った漢詩を読んだりして、『ある人に出逢った春になるとせつなくなる』と語っていたけど、感情移入はしないけど、ホントにせつなかったんだろうなぁとは思いました。ちょっと冷たい見方でゴメン。

朴念仁のジュンは最初は気付かなかったけれど、亡くなったジョンミョンからは、イェジンの気持ちを聞いていたし(だから回想してる)、揺れたら嫌だなと思っていたけど、最後までブレなくて良かったよぉ~。ダヒちゃんが泣くような場面がなくて良かったです。

 

寵愛の移り変わり

仁嬪が王妃が決まって王様の寵愛が移り、恭嬪様の兄が言っていた通り(花はいつかは枯れるもの)になりました。権力欲から離れられない兄とは違って、さすがに悟ったようなことを言い出したのは見直しました。

 

オンニョンの恋

オンニョンは、ギョム一途だったのに、ユウォルに紹介された町医者マンドクに惹かれゴールイン。

実は相思相愛だったのに、ギョム出遅れ・・・それからギョムの出番が極端に減った・・・

結局DV夫だったのに、そのまま夫婦続けてるんだよね。

夫と揉めてる場面をギョムが目撃する場面もあったけど、結局『見た』『見られた』それだけ・・・オンニョン夫婦は元さやに戻ってく。不思議・・・

 

ジュンの留守中に

研究のために明に出向くジュン。その間の御医の代行をドジ君に任せたけれど、王妃に懐妊の兆しが・・・足が腫れる奇病にもなって、治らず明の医官に診てもらったり大変なことになったけれど、タイミング良く戻ってきたジュンにより、想像妊娠が発覚・・・

 

板挟み

政争のため、御医としての立場を悪用されそうになる場面があるけれど、決して屈しないジュンが凄い。

ホントに的確に診断して治療方法も確信があって、その医術を信じて、ただ人の病を治すことだけに専念している姿勢・・・

ソヒョンも、親を人質に取られてもブレなかったところがホント偉い・・・

 

ヒ素を使った治療を巡って、いろんな攻防があったんだけど、悪い奴らが準備した湯薬をドジが騙されて持ってきて、飲まされるのかと思ったら、世子は、回復してて、飲まなくて良くなったかと思ったのに、ドジが、『まだ飲んだ方が』とか言い出した時には画面に向かって『アホか』とか言っちゃったよ。


チョン大監(この人一貫してジュンの敵)とキム・ゴンリャン(仁嬪の兄)がずっとずっと最後までジュンの反対側でこれでもかこれでもかって私利私欲のために動き続ける。

危篤状態の王に無理やり拝謁したり、王命書を隠匿するとかありえんだろ・・・(ジュンがこれをどうしてソン大監とか世子に報告しないのか謎なんだけど)


王との別れ

王様は、とうとう寿命を迎えるが、最後に世子に『世子、世子』と呼びかけて世子が『私がここにおります』ってやりとりがあった。

ずっと世子として頑張って来たのに、父から認めれてもらえているかの不安が大きかっただろうから、父から『世子』という名称で呼んでもらえてホントに良かった。

その後『永昌大君を・・・』と言って息を引き取ったけれど、世子は(後の章になるけど)『永昌大君と仲良く』と聞こえた(解釈した)みたい・・・

(史実では、その後悲しい結末になるけれど、このドラマの中では光海君は良い人のままですね)

 

ジュンの処分

普通は王が亡くなると御医は責任をとって斬首になるようだけれど、ジュンは流罪に・・・

しきたり上仕方がないんだろうけど、ホントに理不尽な制度だなぁ・・・医療ミスをしたなら分かるけど、どんな病も寿命にも限界はあるわけで・・・

それにしても世子側の人だからと言って、チェ・ミョンゴルとかジュン側ではない人もいるんだな・・・

処分が下りる前、科挙から内医院に入りここに至るまでの回想が入るんだけど、ホントいろんなことがあったなぁ・・・

そして、部下たちにこれからのことを言い置いて・・・内医院の中にはジュンの敵はなく(いつの間にかソン・ハッキュとかウタクとかシレッと仲間になって良い人キャラになって)、全員がジュンとの別れを惜しんでいる。

皆がジュンを呼びながら、補盗庁の役人に縛られて連れて行かれるジュンを見送るシーンがせつない・・・

 

今回、どうにも切れなくて沢山の話数になってしまったけれど、エピソードとしてはちょっと少なめです。急いだから読み取れてないところもあるかも?

 

年齢考証(どうにも気になる・・・と言っても単純に年数を引き算しただけだから誤差あるかもです)

1602年…ジュン正一品に

ジュンは63歳

宣祖は50歳

光海君は27歳

1606年…嫡子の永昌大君誕生。

ジュンは67歳

宣祖は54歳(結構な年齢だけどbabyができたんだ!スゴイ)

光海君は31歳

1608年…王・宣祖崩御

ジュンは69歳(王様崩御で流罪になったけど、普通ならとっくに引退しててもいい年だな)

宣祖は56歳

光海君は33歳