視聴期間:平成31年2月1日~
全81話
放送年:2006-2007年
放映テレビ局:韓国MBC
視聴方法:スマホ・PC
コンテンツ:GYAO!
きっかけ:facebookのグループで良く話題になっていたから。
GYAO!で配信が始まったから。
【ざっくりあらすじ】
ユファ妃は侍女の兄ムソンをチュモンの武術の師として着ける。
ムソンはチュモンに技を見せるため、自分が獄長を務める監獄へ案内する。チュモンは、そこで20年捕らわれているヘモスに遭遇し雷に打たれたような衝撃を受ける。
ヘモスの夢を見たクムワ王がヨミウルの元を訪れ、夢見を依頼したことから、ヘモスは生きていることを大使者に伝えるヨミウル。
敵に討たれて死んだかと思われていたヘモスは、実は生きて戻っており、ヨミウルの判断で秘密監獄に閉じ込められていた。
チュモンが『誰でどうしてここにいるのか』と訪ねるが、『いくら考えてもわからない。自分が誰かさえ忘れた』と答えるヘモス。
テソとの手合せで負けたチュモンは折れない剣を作ろうとモパルモに頼み込み、密かに工房で剣造りに励む。
チュモンが鉄器工房に出入りしていることを知ったヨンボは工房に仕掛けをしてチュモンの作業中に爆発が起きる。
爆発が起きたことで漢の使者に工房の存在が知られ、国防は不利になる。
チュモンは、王から『期待を裏切られた』と王子の地位を剥奪され、宮から追い出されてしまう。
宮を出た直後、母に渡された装身具の入った小袋をすられてしまい、その後、ソソノに再会し、商団に雇ってもらおうとするチュモンだが、冷たく断られる。
挙句にヨンボ王子が放った刺客に斬られてしまう。
重傷を負い倒れていたところをスリ三人組に助けられ、かつて宮で言い寄っていたプヨンの治療を受け意識を取り戻したチュモン。
プヨンの口利きでトチに雇われることになる。
ヨンバダル商団との攻防でトチの元に拉致されたソソノを逃がしてやるチュモン。スリ三人組は、一度は逆上してチュモンを痛めつけるが、プヨンからチュモンの素性(王子)を聞き、運命をかけてみる決心をする。
テソ王子は宮に来たソソノを見初める。その後、ヨンタバル商団に出向き再びソソノと逢う。
ムソンが看守達に話して聞かせていた歌客の話を聞いてユファが自分の子どもを身ごもっていたことを知るヘモス。
トチの追跡から逃れるため、スリ三人組がチュモンを連れて行ったのは、ムソンのいる秘密監獄。そこでヘモスの部屋で一緒に過ごすことになる。
ユファは、ムドクからチュモンの消息を聞き、秘密監獄を訪れる。ヘモスはユファの声を聞き監房の中から気配を感じ佇む。
一人で武術の修練をしているチュモンに武術の師匠になってやると言い、鮮やかな殺陣を見せるヘモス。
印象に残ったエピソード
ヘモス再臨
やっぱり、ヘモスは生きていた。
(崖から落ちても死なないっていうのは、ホントに韓流史劇あるあるですね)
王さえもその存在を知らない秘密監獄に閉じ込められて20年・・・
(ヨミウルの仕業とは・・・)
チュモンと対面するけれど、お互いに親子であることには気付かない。
だけど、チュモンは雷に打たれたような衝撃を受けるんだな・・・
(この日にクムワ王も夢に見るんだよね。さすが親友)
『(何故ここにいるのか)いくら考えても理由がわからない。自分が誰かさえも忘れた。』と言うヘモスはとても憐れ・・・
でも、ムソンの語りを聞いて過去のことを思いだし、愛するユファが子どもを身もごっていたと知って驚愕
そして、チュモンに会いに来たユファの気配を感じて牢の中で佇む姿・・・う~~~っ、せつない・・・
悔恨の言葉が重い・・・
チュモンの師になると決めてからの太刀捌き、鬼気迫る・・・
鉄器工房の爆発とチュモン追放
折れない剣を作るため、房主モパルモの許可を得て(ここで、父王には内緒だったのが悪かった)、夢中で作業するチュモン。
ヨンボがそれを知り細工をしたために工房が爆発・・・
真っ黒な顔をして佇むチュモンが間抜け・・・
結局、クムワ王の逆鱗に触れ、『期待に背いたことが許せん』と宮を追い出される。
冷たいように見える養父と母だけど、実はチュモンに対する思惑(崖っぷちに立たせて強くする)があったんだよね・・・
ヨンブが放った刺客を撃退したのも王の手の者、チュモンの行方が分からなくなり『死んでしまったのでは』と本気で心配している王・・・
二大商団の諍い
ヨンタバル商団とトチの商団がお互いにけん制し合う。ソソノの誘拐にまで事はエスカレートするが、駆け引きが面白い。
ソソノは簡単に拉致されるし(サヨンもウテも何やってんだ?)、トチのところからもチュモンが簡単に逃がしてしまうし、警備甘すぎだろ?
ラブライン
テソとソソノ
父について宮を訪れ、テソと逢うソソノ。闘い合う二人だが、テソはソソノを見初めたみたい・・・
ソソノを一人想う姿が微笑ましい。
役目を与えられ、早速ヨンタバル商団に出向き、ソソノにアプローチする。ソソノと悪いムードじゃないよね。
チュモンとプヨン
チュモンに言い寄られたことがきっかけで、宮を追い出されてしまったプヨン。
再会するけれど、プヨンはチュモンに想いがあるみたい。チュモンの手当てをしながら宮での出来事を回想してる。
だけど、チュモンは?
あれだけ、しつこく言い寄っていたのに、しかも自分のせいで不遇な身の上になってるプヨンに対してちょっと淡泊過ぎるだろ!
チュモンとソソノ
ソソノがトチに捕らわれたと知り、自分の危険を顧みず逃がしてやる。恩返しだと言って、ラブ的なシチュエーションはないけれど、今後、兄テソとの三角関係になるのかなぁ?
気になったキャラ
ヘタれ王子チュモン
剣造りに夢中になってたら爆発(ヨンボの差し金だけど)・・・
その時のススで真っ黒になった顔で呆然としてる姿・・・とっても間抜け・・・
宮から追い出され、母からの宝飾物が入った小袋を、早速すられてしまう。文字通り脇が甘い。
ソソノに頼ろうとするが、嘘つき呼ばわりされて、あっさり断られる。
刺客に囲まれ(刺客はヨンブが放ったらしい)呆気なく斬られてしまう。
助けが入るとコソコソと逃げる。この逃げ方がまた情けない・・・
結局プヨンの口利きでトチの手下に・・・
トチから『功を忘れない』と言われ、ちょっと嬉しそう。
(チュモンは、ヨンタバル商団との闘いの時、躊躇わずにバッサバッサと相手を剣で斬ってたよね。ちょっと致命傷的な斬り方・・・今まで他のドラマで見てきたヒーローは戦の時は別としてミネ打ちとか手とか足とかを傷つけるとかで極力命は奪わなかったような・・・ちょっと、嫌な感じ・・・)
主人公なのに、カッコ悪いところが多いなぁ・・・
ソソノが拉致されていることを知り、自分の身を挺して逃がしてやる。ちょっと、男前・・・
この頃から不思議と顔もカッコよく見える場面が出てきた・・・
ヘモス将軍
仙人みたいな感じになってるの・・・
顔が髪の毛で覆われてはっきり見えないし目も潰れているので、表情がとても分かりにくいんだけど、何だかオーラを感じるような存在・・・
前のブログで『おじいちゃん』って書いてしまったけど、なんか年齢を超越した存在になってしまったみたい・・・
『目は見えないが、心の目が開いた』とか言っちゃって、太刀捌きも素晴らしいし、はっきり言って、カッコいいです・・・
私、惚れるかもしれません・・・
チュモンの最初の師ムソン
最初は、只の飲んだくれで、武芸も全くダメなのかと思ったけど、(だって、ハッタリかますために、仕掛けを作ったりしてたし)徐々に実力を発揮して、チュモンに基礎を身に着けさせたみたい。結果山登りも体力造りには効果的だったかもね・・・
二人の兄
兄は、対照的・・・
ヨンボは、生来の腹黒人間みたいで、姑息な手でチュモンを陥れることばかり考えているようだけど、テソはちょっと、違う・・・
チュモンのことを疎んじてはいるみたいだけど、根は真面目な感じがするんだなぁ・・・
スリ三人組
チュモンから宝飾物が入った小袋をする三人組。最初は姑息なヤツラかと思ったけれど、瀕死の状態になったチュモンを担いで匿い助ける。
ソソノを逃がしてしまったチュモンをボコボコにするけれど、プヨンからチュモンの正体が『王子』だと聞いて、運命をかける・・・
そして、連れて行ったところが、なんとムソンのそしてヘモスのいる監獄・・・スゴイ縁!
プヨン
トチにチュモンを雇ってもらいプヨンが礼を言うが『お前の借りだ』とイヤらしく笑うトチ・・・
一緒に行こうと言われても人質にとられている兄弟のために行かないというプヨン、そしてトチにバシバシ殴られて耐えている姿が可哀想・・・宮を追い出された(チュモンのせいだし)だけでなく、不幸ばかりな彼女を応援したくなります。
ソソノ
ソソノ・・・嫌い・・・綺麗で頭も良く武芸もできるけど・・・
人を見下したようなところ(特にチュモンに対して)とか、好奇心あり過ぎで宮を勝手に探索したりして・・・
せっかく助けに来たチュモンを信用できないとかいうところとか・・・
可愛くない~~~っ!
和みポイント
チュモンを捜す輩が持っていた似顔絵が、滅茶苦茶ブサイク(笑)
謎
何故、閉鎖して片づけたはずの工房でチュモンが剣つくりができるの?閉鎖して職人が働かないだけで漢にばれないと思ったの?って言うか、爆発するまで、工房の所在がばれなかったのが不思議・・・
フラフラと宮内を歩き回ってるソソノを誰も咎めない・・・何人も女官たち
とすれ違ってるのに・・・警備薄すぎだろ・・・
デジャブ(一度見たドラマに出ていた)人々
モパルモ(鉄器工房の房主)←イ・ゲイン=『美賊イルジメ伝』『トンイ』『ホジュン~伝説の心医~』で見たことがあって、結構キーパーソンだったりする。この人にしかできないキャラだよね・・・