何周か遅れのファクトフルネス | 果実相兼

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パラレルワールドにいるもう一人の私へ

この前、海外旅行に行くつもりだったのに行けなくなる夢を見ました。

旅行するのに障害があると思っているのね、私の深層心理は。

旅に出たいですね。

 

さて、私、何周か遅れで『ファクトフルネス』を読みました。

 

コロナ禍に買って、読んでいなかった本

この前、そろそろ読もうと思い立って、一日で読みました。

途中、寝たけど。

私、最初の方の設問、全然できなかったです。

世界はだんだん悪くなっていくんだと思っていたし、世界の人口はまだまだ増え続けているのだと思っていました。

チンパンジーの方が正答率は悪かったです。

当てずっぽうで選択したよりも正答率が悪いなんて由々しき事態ですわ。

初めに、大いなるショックを与えられ、目を覚ましていく本でした。

 

第1章 分断本能

第2章 ネガティブ本能

第3章 直線本能

第4章 恐怖本能

第5章 過大視本能

第6章 パターン化本能

第7章 宿命本能

第8章 単純化本能

第9章 犯人捜し本能

第10章 焦り本能

第11章 ファクトフルネスを実践しよう

 

うん、言葉だけでも分かるよね。こういう思い込みが、人にはあるっていうことが。

 

世界は、貧困層と富裕層に分かれていて、その間には大きな分断があるはずだとか

世界の平均寿命は実は70歳を超えているのに50歳ぐらいだと私は思っていたとか

世界の人口が120億人で頭打ちになると予想されていることを知らないとか

自然災害で亡くなる人が相変わらず膨大だと思っているとか

 

私ったら世界の見方がアップデートできていない。思い込みも激しすぎ。

 

読み終わると世界全体で見ると、世界は良くなっていることを理解せずにはいられない。

そして、私は、佐々木俊尚さんがよくvoicyで話している世界は段々良くなっているという話を思い出した。

戦後よりも、高度成長期よりも、全体的に見ると世の中は良くなっているという話を。

佐々木さんが言うことがやっと腑に落ちた。

そりゃ、ミクロの視点で見ると大変な人はいつもいるけれど、全体的には良くなっている。

相対的な貧困はあるけれど、日本人はレベル4なのだし。絶対的貧困かというとそれは違うし。

こういうことを佐々木さんは言っていたのだと。

納得した。

 

それにしても、ニュースって酷すぎやしませんか?