東郷神社のお庭?部門「東郷記念館」の桜
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めっちゃ綺麗だった。
今日は東郷神社に御朱印を頂きに行きました。
鳩森八幡神社の御朱印帳を使い始めて、一年十か月。やっと片面は御朱印を頂くことができました。
一冊埋まるまでにあとどれぐらいかかるんだろう。
御朱印帳を両親の棺に納めるつもりだから、両親には長生きしてもらわなくては(笑)
いい場所でした。
原宿がめっちゃ混んでて、人ごみに疲れたけど
さて、今日のブログは「のりかえました」です。
何をのりかえたのかというと、歴史小説です。
最近の私は篠綾子さんの本を読んでいたのは書いていたけれど、段々好きじゃなくなっていっていたのは文章から伝わっていたでしょうか?
それで、篠さんの本の後書に名前が出ていた中島要さんの「着物始末暦」シリーズを手に取りました。
夢かさね 着物始末暦3 (時代小説文庫)
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そして、今、三作目まで読み終えました。
気に入っています。
登場人物のうち特に男性陣が魅力的。
(ヒロインとヒロインの親友は年若いこともあって、突っ走りがちで疲れる)
ヒロインに思われる着物の始末屋の余一。
余一にとっつぁんと呼ばれる古着屋の店主六助。
余一に隙あらば一泡吹かせてやりたいと考える綾太郎。
二作目まで読んで六助を見直し、三作目まで読んだ私は、綾太郎に夢中です(笑)
綾太郎がやっと成長した
綾太郎は、いいところの坊ちゃんだからとにかく人に何かを指摘されたり、出し抜かれたりするのが嫌いで、自分の思い通りにことを運びたがる若者だったの。余一に痛い所を指摘されたら反省するどころか、自分も彼に一泡吹かせないと気が済まないくらい。(でも、しょせん世間知らずのお坊ちゃん大抵返り討ちにされる)
それが、祝言が近づき、婿養子である父親の店を背負っている覚悟に触れたり、余一の始末する着物に触れたりその裏にある彼の心遣いに触れたりすることで深みが出てくる。
そして、実家の大隈屋をきっと守っていこう、と心が決まる。
最初はあんなに駄々こねてボンボン然としていたのに。大人になってと私は他人事ながら嬉しいよ。
何だか年齢を重ねたせいか、立場が重くなってきたせいか、自分の仕事に身を入れてやっていこうと覚悟が決まっている人物がいる物語が好きになる。
裏を返せば、だからこの物語に出てくる若い娘たちに魅力を感じないんだけどね…
綾太郎に嫁ぐお玉ちゃんと彼女付きの女中おみつさんに頑張ってもらわなくては。
「夢かさね」の表題作、お玉と母親のお耀のわだかまりが解けるお耀の花嫁衣装のお話、素敵だったし。
でも願わくば、男たちだけで話を回していってほしいくらい
女性のお仕事時代ものはやっぱり「みをつくし料理帖」面白かったなぁ
澪と野江ちゃんの物語、良かったなぁ
NHKでドラマ化されるんだってね。
黒木華さんが澪をあさひ太夫(野江ちゃん)は成海璃子さんが演じるそうです。
黒木華さん、イメージぴったりではないですか