ルームサロンでマダムから牧師に | MESSAGE + Private Note

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当時ソウルで有名だったルームサロンでマダムとして花柳界へ足を踏み入れた私は歌が上手で人気が高かかった。それで、自分の店も作ることができ、本当にたくさんのお金を儲けた。高級外車に高級運動、そして朝から晩まで酒とタバコ、ナイトクラブを転々とするのが私の人生の全てだった。そして店を営むだけでは満足できず、私債業にも手を出すことになった。しかしスポンサーから捨てられ、不渡りになってからは。借金取りや刑事たちに追われる羽目となった。
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ある日死ぬために山に行った。両親の墓地にも刑事たちが守っていたため行くことができず、兄弟たちに行くのも同じだった。両親にも兄弟にも会えないという苦痛がより深くしみて、睡眠薬60錠と動脈を切るためのカミソリ、そして焼酎1本を持って山に登った。
山に登る道、アスファルトの上に狭い隙間をかき分けて持ちあがった新芽が見えた。生の無常さの中に小さな生命の偉大さが感じられた。私は子どもの頃、教会に通ったことがあったが、その小さな生命をみて創造主を探しながらも、神様がいるならどうしてこんな有り様なのかと叫んだ。死のうという決心を固めて山を登り続けた。
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死のうとする直前、母の死の瞬間から私が生きてきた人生の写真のようなものが、走馬灯のように通り過ぎた。ところが、そのイメージの後ろに薄い布で隠れていて、誰かが立っていた。私の人生のすべての場面の後ろに、同じ人の姿があるのが見えた。そうして「あなたがお母さんに死なないでと言ったその時から、私は今まで一度もあなたの傍を離れたことがないという声を感じた。その瞬間、私をこわばらせた何かが抜け出すような気がした。そうして私は今まであえて言えなかったことを言った。「許してください。」
12時間の間睡眠薬を一つ一つ谷の水に投げながら以前の人生を捨てた。丸12時間泣いてから山から降りてきた。
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警察から、借金取りたちが私を刑務所に入れても、どうせ借金を返してもらうことはできないから、店を再び起こらせて借金を返すようにしたほうがいいと告訴を取り下げたという話を聞いた。
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その後も、かなり長い間、店をやりながら教会に通った。もちろん教会には内緒にしていた。牧師になりたかったが、長い間悩んだ末、借金をすべて返済した後、ついに牧師になった。

-JWS