昨日の「5時に夢中」で突然、視聴者の方から寄せられた
衝撃的なアイドルは誰?という質問に
頭の中にあるアイドル・コンピューターが、一瞬の間に加熱して焼き切れそうでした。(笑)
私のコンピューターは、何でもギリギリのラインにあるものを選ぶからです。(笑)
カワイコちゃん、正統派は即はじかれ、色物もはじかれ、グループものもはじかれ・・・
残った選択肢が、歌唱力派やさぐれアイドル。
ただいま、個人的に制服やお揃い衣装の可愛い子は、私にはトゥーマッチなので、(笑)
いないタイプを。
山川ユキさん。
新人アイドルとしては、榊原郁恵さん、高田みづえさん、清水由貴子さんが三人娘か郁恵さんがいない場合、香坂みゆきさんが三人娘に入って三人娘みたいな時代です。(最初はもっと違いますが(笑))
彼女がデビューした、6月1日には、同じレコード会社から、あき竹城さんが「年上かもめ」をリリースしていますが、
大滝詠一さんの作品「夢で逢えたら」もシリア・ポールさんによって初めてシングルになった同じ発売日です。
6月前半でも1日、5日、10日・・・と発売日もバラバラで、白熱のチャート対決時代でした。
ちなみに、オリコンさんのチャート記録の本によると、過去、80年代後半に発売されたの本をさかのぼって見ても「新宿ダダ」の発売日が「5月25日」とされていますが、
オリコンさんが当時(1977(78))発刊した「コンフィデンス年鑑」では、発売日は「6月1日」とされています。
発売日に関しては、私の所有するレコード会社PR資料、雑誌告知と合わせ、「6月1日」としか確認出来ないので、6月1日とさせていただきます。
印刷物でもこういう違いですから、Wikipediaなぞ・・・間違えのあるただの参考資料にしたほうが良いでしょう。(笑)
彼女がデビューした1977年前半は、まだまだ歌謡曲の時代で、やさぐれアイドルがなぜかレコード会社のブームでした。
全員、1枚~数枚のシングルで芸能界の表舞台から去ったので、
成功はしませんでしたが、なぜか、40年近く経った今でも、私の心に深く深く残るアイドルです。
山川ユキさんは、山口県下関市出身で、当時、18才になりたてでした。
あの当時、18才デビューは遅くはありませんでした。
その女の子が、
♪さよなら母ちゃん さよなら父ちゃん・・・
人間なんぞは 悲しいもんだね・・・
わかっているのは 死ぬことだけだよ・・・♪
なんて石坂まさを先生の作品を歌って、
最後は、どうなるのかと思いきや!
♪スロットマシンが 友達なのさ♪
スゴイでしょ!
4万枚近く売れましたから、一応、スマッシュ・ヒットです。
私のラジオでもこういう特集してみたいのですが・・・特集となると勇気が・・・(笑)。
ねっ・・・(笑)。
写真は、私の資料室保管の山川ユキさんのレコードとPR。
こういう歌も楽しめるといろいろ楽しくなりますよ。(笑)
また、後ほど。