今夜は、あるお父さんのことを思い浮かべています。
サン・ミュージックの相沢秀禎会長。
残念ながらご逝去されました。
日本のアイドル歌手の世界をけんいんされたお一人です。
私とサン・ミュージックのアイドルの出会いは、桜田淳子さん。
淳子さんがいらっしゃって森田健作さんがいらっしゃって、
このお二人がサン・ミュージックのアイドルのトップでした。
もちろんお二人は、日本を代表していた青春スターとアイドルでもあります。
サン・ミュージックは、1968年11月に今はなき東京厚生年金会館の裏の2Kのアパートからスタートしました。
第1号タレントは、藤真弓さんと森田健作さん。
森田健作さん→野村真樹(将希)さん→中森重樹さん→牧村三枝子さん→
桜田淳子さん→春日はるみ(川中美幸)さん→小林弘二(南条弘二)さんと初期の方々はこんな感じでデビューされ、
神保美喜さん、尾関裕司さん(祐司)、朝田のぼるさん、佐藤佑介さん、太川陽介さん、
香坂みゆきさん、渋谷哲平さん、ポップコーン、吉幾三さん、水越けいこさん、
都はるみさんの妹さんもデビューされました。(一部割愛)
70年代にもたくさんのスターが誕生しましたが、
やはり1980年4月1日にデビューした松田聖子さんが、
一番成功したアイドルということは、間違いないことでしょう。
実は松田聖子さんと同じレコード会社から聖子さんがデビューされる2ヶ月前には、
中山圭子さんというアイドルもデビューされていましたが(正確には2枚目のシングル)、80年代の最初を飾ったのは、
松田聖子さんです。
松田聖子さんの大成功に続き、ミスターCBSソニーの竹本孝之さんがデビュー。
「抱きしめたい!ミス・ソニー」のキャッチコピーでデビューした松田聖子さんとソニーの男女アイドル看板を背負うことにもなりました。
杉田愛子さん→早見優さん→桑田靖子さん→岡田有希子さん→橋本美加子さん→水谷麻里さん→酒井法子さん、
そして、80年代最後の正統派女性ソロアイドル、田村英里子さんまで、(まだまだいらっしゃいます)
サン・ミュージックのアイドル達は、輝いていました。
時には、哀しい出来事や残念な出来事もありましたが、
相沢さんは、芸能事務所の社長(当時)というより、
ファンの目から見ても、お父さんのようでした。
所属された歌手、タレントの皆様は、「明星」や「平凡」などに会長のご家族と
本当の家族のように写真におさまっていました。
ですから、相沢会長のお子様同然。
あたたかい家族的な事務所を築き上げられました。
サン・ミュージックという存在は、アイドル・ファンの私にとってはひじょうに大きなものです。
サン・ミュージックの歌の歴史は、私の記憶にしっかりと焼きついていますので、
これからも大切にしていきたいと思います。
一度もお会いしたことのない、ただのファンですが、
相沢会長にとても感謝しています。
ご冥福をお祈りいたします。
※3枚目の写真は、私が撮影した移転する前のサン・ミュージック。
窓にたくさんの所属タレントの写真が飾ってあったこのビルは、忘れられないビルです。
明日は、「解決!ブラックジャッジ」(関西テレビ系)「ウーマン・オン・ザ・ブラネット」(日本テレビ系)の放送、
「ザ・ヒットスタジオ」(MBSラジオ)の生放送があります。
放送をお楽しみに!