早くも6回目を迎えました。今回から会場を深川江戸資料館に移しての開催です。
ご来場のお客様には改めて御礼申し上げます。
開口一番は笑福亭羽太郎さんが『延陽伯』お馴染みの羽光師匠の一番弟子にして鶴光師匠初の孫弟子。
入門して4か月という超新人。横浜出身。
喬若師匠は今回は3席披露です。一席目は『阿弥陀池』
上方落語の基本中の基本。多くの演者がやりますが勿論喬若師のも
独特で面白いものです。
ここで着換えて二席目は『禁酒関所』。東京の『禁酒番屋』ですが
女性従業員にも放尿させる上方版がやはり素晴らしい。
この噺はまことによくできている傑作中の傑作だと思います。
スペシャルゲストは柳家喬太郎師匠です。今日は『首ったけ』。
比較的珍しい演題ではないでしょうか?手練れの高座。ここでお仲入り。
仲入り後は名手鏡味正二郎先生。喬若師とは二日前も笠岡で一緒だったという
全国で顔を合わせる機会が特に多いそうです。
喬若師三席目は枕もフンダンに『粗忽長屋』。
これが喬若スタイルの傑作で場内爆笑の渦になりました。
改めてご来場に感謝いたします。また来年もやりますのでよろしくお願いいたします。
*補聴器をご使用のお客様は、装着が不完全な場合、高い機械音(ハウリング音)を発する場合があります。
ご自身の耳に隙間なく装着されているかを必ずご確認ください。