今年で12年目の鶴光の会。ゴールデンウィークの真ん中の平日という

難しい日取りでしたがお陰様で大勢のお客様にご来場をいただきまして

改めて御礼申し上げます。

雨もギリギリ開演時間、終演時間には降らず助かりました。

 

今日の難物は里光師匠の『こぶ弁慶』。これはどうしても東京には移しにくい噺だと思います。

鳴物沢山のネタ。打合せも入念に行います。

今日の開口一番は羽光師匠の一番弟子、羽太郎さんで『初天神』

続く里光師匠による『こぶ弁慶』。この噺は旅ネタでもありながら最終的には人面瘡を扱ったもので

江戸川乱歩や手塚治虫の世界を先取りしています。

落語の先見性というかスケールのデカさを思い知らされます。長講となり40分を超えました。

お待ちかね鶴光師匠の一席目は『禁酒関所』。久々に高座に掛けてくれました。

里光師も聞いたことがないというネタ。このネタは松鶴師匠はやらず、

その実子の笑福亭枝鶴師から教わったものだそうです。

ということは桂文枝師匠のネタなのかもとは鶴光師匠。

角座の出演時間に合わせて大胆なカットがあります。間の良さ、形の良さ、絶品です。

鶴光師匠らしいスピーディな展開で下げまで一気に。客席が波打つくらいの

盛り上がりで圧巻の一席をご堪能いただけたと思います。

ここでお仲入り。仲入り後は希光さんによる『青菜』。

意識せずに今日は弁慶が二回も登場します。

それを効果的にいじった希光さんの機転も結構でした。

鶴光師匠の二席目は人情噺の『ラーメン屋』。

柳家金語楼作と言われていますが、講談、浪曲の『神田松』の同工異曲です。

”人情噺だぞ!”という押しつけのない笑わせてしっとりさせる妙技。

さすがの鶴光師匠です。これまた圧巻の一席となりました。

下げは鶴光師匠のオリジナル。

お馴染みのカーテンコールはお美和子様に舞台に上がってもらっての豪華版。

ご来場に改めて御礼申し上げます。次回公演も決まっております。

お陰様で前売券も多数売れました。お待ちしております!

 

鶴光の会その24

2026年10月10日(土曜日)

於:月島社会教育会館ホール

午後1時開演(12時半開場)午後3時半終演予定

前売 4000円 当日4500円

有限会社宮岡博英事務所 http://hana-ni-awan.com/
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