元来の大阪文化は洗練されたものであることを教えてくれるのが桂春若師匠です。
端然とした高座態度、ポツポツと繰り広げられるシニカルなジョーク。
きめの細かい人物表現にはかなり聞き込んだファンも感動できるものでしょう。
今回は米朝師匠直伝の『はてなの茶碗』。
これは今や誰でもやる噺ですが、大阪弁と京都弁を縦横に使う(完璧に出来るところを聞かせる)
難しい話。
茶金の「商いは大阪ですな」という呻きにも似た嘆息に、似ているようで違う、
近いようで遠い、大阪と京都の気質の違いが明かされていると思います。
『子ほめ』は三代目桂春團治師匠直伝!
春團治師匠は、後年『子ほめ』をレパートリーから外しほとんどやらなくなったので、
これは貴重。昔のまんまの言い回し、表現でお送りします。
春若師匠も一時はよくやったそうです。かの伝説の「1080分落語会」(昭和46年11月)でも春若師は『子ほめ』で
出演しております。
さらに奇才マグナム小林。さらに奇才笑福亭羽光が自作の傑作『ペラペラ王国』を披露します。
先般令和2年度NHK新人落語大賞を受賞した作品。
自作で受賞というのも達成感たっぷりでしょう。
さらにゲストはマグナム小林。抜群の安定感を誇る名人。
お誘いあわせの上。ぜひお出かけください。
2020年11月21日(土)会場日本橋亭 午後1:00開演(12時半開場)
第四回桂春若独演会
前売:¥3,300 当日:\3,800(受付中)
有限会社宮岡博英事務所 http://hana-ni-awan.com/
ご予約とお問合せ:Tel/046 876 9227
email: hana-ni-awan@oct.email.ne.jp
チケットぴあ t.pia.jp <Pコード503-235>(発売中)