ただいまスーパー歌舞伎セカンドの「ワンピース」が大阪松竹座で上演されております。
坂東竹三郎も舞台に復帰し、徐々にペースをあげて元気に出演しております。
その「ワンピース」の今日は休演日でしたので、坂東竹之助の会の衣装合わせに
坂東竹三郎も同行して何くれとなくアドバイスをしました。
豊富な経験と知識から、バシバシと衣装が決まっていきます。
8月をお楽しみにお待ちください。
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来る8月4日大阪心斎橋劇場で「第一回竹之助の会」が行われます。
坂東竹之助さんは、上方歌舞伎の名優、坂東竹三郎丈の門下の名題役者。
竹三郎からの信頼も厚い、ライブラリアンでもあります。
昼夜二回公演という贅沢な興行です。
小さな会場故に、間近で見られる利点もあります。
「自主公演を繰り返して世に問え」という竹三郎イズムが竹之助に受け継がれております。
「歌しぐれ」は、上方の典型的な偽古典ホームドラマと言ったところでしょうか。
最後の上演が昭和18年12月の南座という幻の演目。
元来が、三代目中村梅玉、初代中村魁車に当て書きされた作品です。
これだけでも、「オオッ」とそそるものがあります。
この二役を、坂東竹之助と上村吉弥丈が演じます。
注目の公演。もちろん坂東竹三郎も応援出演します。
もう一つの舞踊が、「雷の道行」。大阪では比較的珍しい新内の舞踊です。