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kai遊録

日本国内の城郭を回遊してます

2日目(2012/2/24)は早雲ツアーに参加しました!



まず最初に向かったのは”葛山城(かつらやまじょう)”


(先生は“かずらやま”と仰っていました)








「北条氏関係者なのはわかったけど、早雲と関係ないジャーンポリポリ」とか思っておりましたら、


駿河に下向した早雲を支援したそうで、


娘が側室として嫁ぎ、三男(?)が葛山氏の養子になってます。



元は今川氏に仕え、朝比奈氏と両翼を担っていましたが、


今川義元と北条氏綱の争いが起きたときは北条を支持



その後は朝比奈氏とともに武田に内応し、最後は北条への内応を疑われ暗殺されてしまいます。



国境にある一族は保身のためにコロコロ寝返と聞きますが、


それが仇となってしまったということですね。






さて、この葛山城は中世城郭に見られる、



平時暮らす館戦時に篭る城がセット“根古屋”式の城です。



(根古屋(ねごや)は他にも根小屋や寝古屋など多々漢字表記があります)



目指すは城女
現地案内板




目指すは城女   目指すは城女
詰めの城                        館跡




目指すは城女
館跡の土塁に登る






詰めの城へ登りませんでした。

「小田原のグルメ」といわれて、思いついたのが蒲鉾でしたが、


2泊3日の旅で生ものは持ち歩き出来ないので、断念(=´;ω;`=)ニャン・・




箱根湯元を歩いているときに“名物”という単語を発見と同時に


「ここだ、ここだ」と近寄るお客さん。




「ほほぅ、なにか有名店ですかな?じゅる




というわけで、買って見ました“小田原みのや吉兵衛”(お店のHPはコチラ



“小田原ドッグ”“元祖 箱根揚げ”



目指すは城女


気に入ったのは、小田原ドッグアメリカンドッグ


はんぺんに衣をつけて揚げたもので、サクサクでうまうまっ顔おいしい


(はんぺんでウインナーを包んであるんじゃないよ)


注文してから揚げてくれるので、アツアツです。


写真の右の“元祖 箱根揚げ”はたしかガンモドキの蒲鉾バージョン。


なかなか食いちぎれなかった記憶があります(熱かったからかもしれませんが)


他にもゆば揚げなどがあり、お値段はどれも100円です。



有名なのはこのファストフードじゃなくて、練り物(かまぼこ)のほうだと思います。







最近流行の地域活性化のためにいろいろ作られてるご当地グルメ。


小田原では“小田原どん”なるご当地どんぶりがあります。(詳細はコチラ




天守の見学を終えて訪れた本丸茶屋。



時間も時間だけにほとんどが完売しているとのことでしたが、



お目当ての“小田原戦国武将茶漬け丼”はできるとのことでした。



ご当地活性化に一躍買えてはいないようです汗☆



  
目指すは城女    目指すは城女
小田原戦国武将茶漬け丼 ¥900-



一言で言うと焼きおにぎりのダシ茶漬けです。


茶色いのは玄米じゃなくて茶飯だそうですが、


お茶で炊いた茶飯なのか、醤油で炊いた茶飯なのかわかりませんでした(たぶん後者)



どんぶりにもバッチリ三つ鱗顔文字


お箸は小田原の伝統工芸寄木だそうで、帰りに隣の売店で買いました。



ちなみにお供は奥が出し巻き玉子で手前の反射して真っ白なのは蒲鉾かまぼこです。





まったくの個人意見ですが、出し巻き玉子にお醤油なんてかけたら味が台無しですよブーブー{邪道、邪道~


ついでにもっとどうでもいい話ですが、


私は描けるなら、卵焼きはケチャップ派、ゆで卵は塩派、目玉焼きは醤油派です(ホントどうでもいいよ)



・・・って、これ、かまぼこ用?はて?(←実は基本的に調味料ナシで食べる人)






で、ここで主食を済ませ、副菜は別のお店でウキウキ(←ぇ)



小田原 ご当地グルメその2 “小田原おでん”(詳細はコチラ


目指すは城女
小田原おでん本店


“小田原おでん”共通の特徴は“梅みそ”でいただくということ。


梅干し大好きなkaiさん、すっかりツボ!ayaラブラブ



梅というと、紀州のイメージですが小田原も名産なようです。



目指すは城女   目指すは城女

左から梅味噌、ワサビ、カラシ             最初に頼んだ4品(正式名わからないので省略)



何を頼んだか良く覚えていませんが、普段食べれないような変わり種を多々頼んだことは確かです。




お食事レポうまくできないので、ご容赦を・・・aya




自転車を返したら、さきほどの地図をくれたオジサンガイドさんとは、また違う人が話しかけてきたよ。



「小峯行ったんだって?」


どうやら、小田原古城に行くために自転車を借りる人は少ないようです。




見聞館には後北条氏の経緯やムービーなどがあり、ぜひゆっくり見たかったのですが、


100名城スタンプが押せなくなっては本末転倒なので、サラっと見ただけで後にしました。



見聞館をあとにするとき、例の地図をくれたガイドさんと再会。


心配して電話くれたそうですが、全然気づきませんでした。



気遣いがとても嬉しかったですが、どうせなら小峯までついて来てガイドしてほしかったなー(´ε`)


そしたら他の堀切も見れたかもしれないのに。


ガイドなんだから、そういうことしてもいいと思うんだけど、ダメなのかな?





目指すは城女





小田原城には流行の(?)武将隊はいませんぞ~。


(個人的には、どちらかというと作って欲しくないかな)



甲冑体験はあるようで、若い女性が体験されていました。







目指すは城女



ありゃ?ビックリえええー!!



葵の家紋ですね、これジャーン 



大久保氏は葵の紋を徳川氏から賜ったのでしょうか?なになに?




目指すは城女
天守からみた石垣山一夜城


手前の小高い山がそうなのだと思いますが、こちらから見ると(石垣山から見るより)近く感じますね。


建物(天守)ひとつと山じゃ比較対象にならないですけど(^^;




こちらからでは本丸はおろか、木が植えられてない二の丸でさえさっぱりわかりませんンー...



逸話には「木を伐採して一日で天守があげられたように見せた」といいますが、


どれほどの木を伐採したのでしょう?(^^;


本丸や二の丸の木を伐採しただけじゃ、そこに城ができたなんて分からない気がするんですけどねぇ?