【散歩】たみ散歩「京都・近鉄丹波橋」Vol.39 歴史的な建造物が多く見られる伏見を散策!② | たみ散歩~いつでもどこでも働ける、フリーランスという生き方~

【散歩】たみ散歩「京都・近鉄丹波橋」Vol.39 歴史的な建造物が多く見られる伏見を散策!②

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※プロマリを更新しました。プログラミングやニュース記事を纏めていますので、是非ご覧になって頂けましたら幸いです。

 

引き続き、歴史的な建造物が多く見られる京都伏見区の「近鉄丹波橋」を散策します(前回の記事はこちら)。

「勝念寺(通称かましきさん)」。



勝念寺は丹波橋駅の西にある浄土宗のお寺で、通称「かましきさん」の名前で知られています。現在東山にある大雲院を創建した貞安(ていあん)上人が、信長が本能寺の変で討たれたのちの天正15(1587)年、布教の拠点として秀吉の城下町だった伏見に建立したお寺なんです。信長は貞安上人に帰依していたとされ、寺には安土で信長より賜った釜敷地蔵(鎌倉時代作)が伝わっています。

この地蔵尊は、釜茹でに苦しむ地獄の亡者に代わって自ら釜の中で苦しみを受けるというお地蔵様とされ、境内のお堂で参拝をすることができます。



「本成寺」



妙栄山(みょうえいざん)と号する法華宗大本山本能寺の末寺です。天正10年(1582年)の「本能寺の変」後、同寺の再建に尽力した、本能寺中興日逕(にちきょう)聖人によって、慶長二年(1597年)に創建されたのがこの本成寺です。

本堂には、創建当初の本尊があり、また、地蔵堂には、小野篁作と伝えられる木造地蔵菩薩像一体が安置されています。この地蔵菩薩像は、もと伏見区三栖の薬師寺支配の大亀谷地蔵院にありましたが、承応元年(1652)に隆閑寺学室に、更に明治三年(1870年)に当寺境内に移されたもので、古来「痰切り地蔵」として地域の信仰を集め、かつては縁日に夜店が出て賑ったとのこととのことです。

地元のスーパーでしょうか。「ハッピーテラダ」さん。



調べてみると、ハッピーテラダは京都、滋賀に6店舗展開するスーパーマーケットだそうです。ADDressさんの伏見の拠点からは駅内の成城石井さんが近いですが、お高いのでここまで買いに来ようかなぁ。

こんなところにカフェがございました。「Cafe K's



喫茶を楽しめるほか、無農薬珈琲豆を使用した炭焼き七輪珈琲の販売も行っているようです。おじカフェしたいところでしたが、さきほぼ焼きたてパンで珈琲を頂きましたので、また是非次の機会に。

ここにもスーパーが。「万代 丹波橋店」。



万代は、大阪府を中心に奈良県、兵庫県、京都府、三重県の2府3県にスーパーマーケットを展開する企業です。1960年代に関西ローカルのみで放映された「万代百貨店」時代の静止画によるテレビCMと、男女声による特異なCMソングは、いまだに語り草となっているそうですね。関西の方ならだれもが知っているスーパーと言えばいいでしょうかね。

丹波橋の名前の由来となった丹波街道の壕川に架かる「丹波橋」を渡ります。



この橋、400年前、伏見城の外堀にかかっていた橋で、この丹波橋という街の由来はこの橋から来ているんです。



伏見の歴史は、伏見稲荷大社や御香宮などの古社を持ちだすと話はややこしくはなりますが、もともとは秀吉の伏見城築城に伴う街区整備に始まります。現在の伏見区の中心部を見ても、そこの町名や通り名から基本的な枠組みが秀吉時代に作られたことが窺われます。川の流れも街区に沿った形になっているのです。

「ワッツ丹波橋店」



こちらは100円ショップのようです。ホワッツ?ダイソーじゃないんですね。この辺りではワッツのほうがお馴染みなのかな?



街並みを歩いていても歴史を感じさせてくれます。この街はあの秀吉が伏見城を築城したときに作ったんだなぁとしみじみとおもいながら、ぶらり散歩を楽しみます。

京都市伏見区にある丹波橋駅付近のパン屋さん「モルレー(MORLAiX)」。



地元に深く愛される優しい味わいの街のパン屋さんです。ここでも実はパンを買ってADDressの伏見の拠点で頂きました。のちほどまたそのモルレーさんのパンもご紹介しますね(記事はこちら)。

こんなところにおうどんのお店が。「都六」さん。



牛すじカレーうどんがオススメのようですね。今日のランチは何にしようかなぁ。食べることばっかり考えてるから一向に痩せません・・・。

ここからもう一度、近鉄丹波橋方面に歩いていきます。



再び伏見城の外堀だった濠川を渡ります。



明治になってから、琵琶湖疏水とつながれたんです。丹波橋周辺には、 学校施設や呉竹文化センターなどがあり文化教育のまちとしても知られています。



こんなところにあの「宝ホールディングスの歴史記念館」が。



宝ホールディングスの会社創立90周年事業として、グループの歴史や経営戦略を国内外のグループ社員と共有化するための研修施設で、会社創業の地に設置されたんだそう。



そう、この濠川流域には酒造会社が多く、大きな工場や白壁の酒蔵が並び、伏見らしい景観を作り出しているんです。つまり小生のような呑み助の街というわけでございます。

今日はここでお終いです。お次は「【散歩】たみ散歩「京都・近鉄丹波橋」Vol.39 歴史的な建造物が多く見られる伏見を散策!③」をお届けしますので、お楽しみに!
 

written by たみと@いつでもどこでも働ける、リモートワーカーという生き方