【散歩】たみ散歩「東京・高尾山口」Vol.29 世界一の登山数を誇る高尾山を楽しむ!⑤ | たみ散歩~いつでもどこでも働ける、フリーランスという生き方~

【散歩】たみ散歩「東京・高尾山口」Vol.29 世界一の登山数を誇る高尾山を楽しむ!⑤

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引き続き世界一の登山数で御馴染みの高尾山がある高尾山口をご紹介します(前回の記事はこちら)。

 

仏舎利塔から先へと進みます。

 

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胡麻団子。ケーブルカーが動きだす頃にはこの辺りは人でごった返すはず。

 

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「心のふるさと祈りのお山 世界に冠たる高尾の自然」。

 

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美しい参道です。

 

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東京都の指定天然記念物になっている「天狗の腰掛杉」。

 

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高尾山に住むと伝えられる「天狗様」が腰掛けて物見をしてござると語り伝えられるのがこの大杉です。天狗様は高尾山の精霊とも言うべき存在で、御本尊飯縄大権現の信仰の霊域を護るため、この大杉の高みの枝に腰掛けて登山参詣の人々を見守ってござるヽと云うのです。

 

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樹齢700年以上と言われるそうです。奈良時代から人々を見守っていたのでしょうか。

 

高尾山薬王院はこの先です。

 

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薬王院の山門である「四天王門」が見えました。

 

 

四天王門には高尾山と書かれた金色の額が掲げられています。

 

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門の前面の右には持国天(じこくてん)が配されています。

 

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よろいかぶとに身をかため
するどい独鈷(どっこ)を光らせる
心の悪魔をうちくだき
清らかな社会を守ります。

 

左には増長天(ぞうちょうてん)が配されています。

 

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剣を手にして勇ましく
無数の鬼をこらしめる
おごれる心をうちのめし
安らかな社会を守ります

 

持国天は阿、増長天は吽、左右で阿吽(あうん)をなしております。

 

「六根清浄 石ぐるま」。

 

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懺悔とは心を迷わせる貪り(自分の意思優先の心)、怒り、愚痴などの弱い心の3つの煩悩を悔い改め、反省の心を起こす意味で、六根清浄とは、人間の大切な感覚器官を指し、物事を見つめる眼、匂いをかぐ鼻、味覚を味わう舌、感触を感じる身、以上の大切な情報を判断する意(心)が清らかになる願いを神仏に祈る意味がある。

 

この大きな石車を「懺悔懺悔!六根清浄」 とお唱えしながら自らの心を見つめ直し回し、身も心も新たな気持ちで明日からの人生を精一杯精進しましょうということです。

 

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私もぐるぐると回してみます!

 

「高尾山の天狗さま」。

 

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説明書きにはこうありました。

 

高尾山は、昔から神仏のお力に満ちた霊山であり、人々の心のふるさと、祈りのお山でした。
お陽さまの光や、風や雨、草木や沢の水にさえも神仏の尊い教えが示されるとして、山伏が修行を積むお山でもあります。
時には危険も伴う修行の守り神として、高尾山には天狗さまが棲むと信じられております。

そして、天狗さまは、修行を積む山伏のみならず、日々、精進努力をする私たちにも、困難を乗り越える力を与えて下さるのです。


こちらの、威風堂々としたお姿をされる二体の天狗さまは、永和年間に京都、醍醐山より俊源大徳が入山され、高尾山を中興開山されてから630年を記念して、當山第32世貫首、大山隆玄大僧正の発願により平成17年に、国に渡るご信徒の貴重なご浄財により造立されました。

高尾山の天狗さまは、訪れる善男善女を静かにいつも見守っておられます。

 

こちらは「願叶輪潜(ねがうかなうわくぐり)」。

 

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輪潜りの輪は通常は茅の葉で束ねられていますが、この石造りの輪潜りは珍しいですね。

 

「諸々の願いが叶いますようにと念じ、 願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり)をおくぐり下さい。」 とあります。

 

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「つぎに大錫杖を鳴らして、さらなる諸願成就をご祈念下さい。」とあります。

 

私も願いを叶えたいと思います。

 

今日はここで御終いです。お次は「【散歩】たみ散歩「東京・高尾山口」Vol.29 世界一の登山数を誇る高尾山を楽しむ!⑥」をお届けしますのでお楽しみに!

 

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written by たみと(たー)