【散歩】たみ散歩「東京・高尾山口」Vol.29 世界一の登山数を誇る高尾山を楽しむ!④ | たみ散歩~いつでもどこでも働ける、フリーランスという生き方~

【散歩】たみ散歩「東京・高尾山口」Vol.29 世界一の登山数を誇る高尾山を楽しむ!④

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引き続き世界一の登山数で御馴染みの高尾山がある高尾山口をご紹介します(前回の記事はこちら)。

 

大人気のサル園・野草園もご覧の通り閉まっております。

 

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開運ひっぱり蛸。

 

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頭をなでると運を引き寄せるというので、僕も頭を撫でてみます。

 

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ひっぱり蛸のお隣にあるのは、たこ杉(蛸杉)でございます。

 

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高さ37メートル、目通り幹囲(人間の目の高さで測った幹まわり)約6メートルのひときわ大きな杉の木で、高尾山の中では飯盛杉に次ぐ大木です。

 

「昔参道開さくの際、磐根がわだかまって工事の邪魔になるところから伐採しようとしたら、一夜にして根が後方に曲折した」との伝説とその根が「たこの足」に似ているところから"たこ杉"と呼ばれるようになったようです。

 

薬王院の山門が見えてきました。

 

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高尾山には有名な真言宗智山派の関東三大本山のひとつ高尾山薬王院がございます。成田山新勝寺、川崎大師平間寺とともに真言宗智山派の三大本山として広く知られています。 これは「浄心門」という門で、ここから薬王院の境内であり聖域であることをしめしています。

 

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薬王院の参道の入り口ともいうべき門を潜り、山頂を目指します。

 

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浄心門を潜るとすぐ左にあるのが「神変堂」です。

 

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神変堂には修験道の祖といわれる役行者(えんのぎょうじゃ)が祀られていて、中には役行者とその身の回りの世話をしたという前鬼(善童鬼)、後鬼(妙童鬼)の像があります。

 

薬王院の参道です。

 

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高尾山薬王院は、天平16年(744年)に聖武天皇の勅命により東国鎮護の祈願寺として、行基菩薩により開山されたと伝えられています。

 

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その際、本尊として薬師如来が安置されたことから薬王院と称されました。

 

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永和年間(1375年~1379年)に京都の醍醐寺から俊源大徳が入り、飯縄権現を守護神として奉ったことから、飯縄信仰の霊山であるとともに修験道の道場として繁栄することとなります。

 

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高尾山にある「百八階段」です。

 

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百八とは、人間の限りない悩みや苦しみの煩悩を意味するものです。ご本尊様の加護により、かかる苦しみ悩みを踏み越えるよう、一歩ずつ「なむ、いずなだいごんげん」 と念じながら、この石段をお登りください。と説明書きがありました。

 

よし、階段を上ってその煩悩を消し去りたいと思います。

 

く、くるしい・・・。さすがに日頃運動していないので、体に応えます。

 

さらに参道を進むと、「三蜜の道」「苦抜け門」がございます。

 

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仏教では人間の日常生活は三密、身(身体)口(言葉)意(心)の三つの働きから成り立っていると考えられています。これこそが煩悩の元であり、身業、口業、意業の三業であるといわれます。

 

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この三密の道を歩く時煩悩(わずらい なやみ)を消すことを心に念じて歩きます。

 

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三蜜の道の先にある「仏舎利塔」が見えました。

 

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仏舎利塔はお釈迦様の遺骨の一部を祀っている場所です

 

 

この仏舎利塔は、仏舎利塔は1930年にタイ王国から譲られた仏舎利を納めており、タイの仏塔様式に基づいて建てられたそうです。

 

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お釈迦様と神秘の仏舎利塔。非常に神秘的な場所だということが伝わります。

 

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今日はここで御終いです。お次は「【散歩】たみ散歩「東京・高尾山口」Vol.29 世界一の登山数を誇る高尾山を楽しむ!⑤」をお届けしますのでお楽しみに!

 

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written by たみと(たー)