フランス 西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島に築かれた修道院 。モン・サン=ミシェルは「聖ミカエル の山」の意で、旧約聖書にその名が記される大天使・ミカエルのフランス語 読みに由来します。
966年に建設が開始され、増築、増築で13世紀には今の姿をしていました。
カトリック
の巡礼地のひとつであり「西洋の驚異」と称され、1979年
「モンサンミシェルとその湾」としてユネスコ
の世界遺産
(文化遺産
)に登録されました![]()
ぼんやり現れたモンサンミシェル…
これはバスから撮影しました。フランス西部の周りに何もない田園風景に突如あらわれます。今日は天気が悪いなぁ…
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明日が見学だから晴れるかな…
今から中に入って見学です。
これはレア写真!塔の中から撮りました。ガイドさんがとってたから、真似しました![]()
晴れた日にのみ撮影できます。
モンサンミシェルの影が姿を現します![]()
とっても寒いんだよなぁ。私が行ったのは3月末ですが、真冬は…
どれだけ冷たいのだろうか。
何百年も前にここで信者が命をかけてお祈りしにきてたんですね…
これは滑車です。下から荷物をこれで運んでました。滑車は大きな歯車を足でこいで動くのですが、
なんとそれを行っていたのは、幽閉された囚人だそうです…![]()
凍てつく寒さのなか、ひたすら滑車を漕いでいたのか…
大天使ミカエルが司教にお告げをし、ここに教会を建てなさい
といって、この教会が出来上がったのですね。
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なぜ有名かというと…
昔、この地は潮の干満の差が15mもあり、過酷な辺境の地をめざし、モンサンミシェルを巡礼するのは命がけだったのです。
その命がけでたどりついた巡礼者を、栄養たっぷりのおいしいオムレツでもてなしたのがプメラールおばさんだったのです![]()
右のお二人がツアーで仲良くなったとっても素敵なご家族です![]()
近年、島の観光のためにつくられた堤防が原因で、砂洲化や車の排ガスによる環境破壊が問題視されており、2012年今年4月から堤防を取り去り、電車のみ通れる橋を渡す工事が始まるそうです。
今回のツアーが車でふもとまでいけた最後だったかもしれません。









