「大峠」がはじまる時 | 瑞霊に倣いて

瑞霊に倣いて

  
  『霊界物語』が一組あれば、これを 種 にしてミロクの世は実現できる。 
                            (出口王仁三郎)  

・「大峠」がはじまる時

 

 “もう一つ、昭和五年の御巡教の折、信者の一人が「大峠とか最後の審判とか言いますが其の時には本部から通達が来ますか。」と尋ねました。聖師様は「そんなものが来るかい。又、そんな余裕も無いわい。」とおっしゃる。「其の時はどうしたらよいのでしょうか。」とお尋ねすると聖師様は、「時期やその時どうすればよいかは全て内流を受けて悟るのだ。御内流を受けられるだけ普段からみたまを磨いておく事だ。或いは夢で知らされる者も居る。各地にそれぞれ御内流を受けるみたまをまくばってあるのでみんなはその時はその人の所に集まればいい。又、その前には神様は新聞やラジオなどで知らされるから、主神の御教えに基づいて新聞をよく見、ラジオを聞き、神様の御意図に添って活動することだ。何と言っても神さまの御教えに従い、しっかりみたまを磨いておくことだ。」とお示しになりました。”

 

     (「愛善世界」№28 『聖師様の島原ご巡教を語る 大津清翁に聞く』より)

 

 

・メジュゴリエの聖母のメッセージ(十の秘密)

 “「……ことが進むにつれて、最終章に差し掛かっているように思われます。ですからもう少し、メジュゴリエで与えられている秘密について、話してください」。

 彼に語る。「最初の三つは人類への警告であり、永続的なしるしだ。第四番目、第五番目、第六番目は出現を受けている者たちの個人的な生活と、村に関する内容となっている。残りは最後の懲らしめが内容だ。だが第七番目は軽減されている。メジュゴリエに巡礼した数百万人が、祈りと断食を捧げているからね。むろんこれは私個人の考えに過ぎない。出現を受けている人を除いて、誰もその順序と内容の確かなところは知らない」。

 「我々はどんな予定表で進むのだろう」。わが友人は尋ねる。

 「六人が十の秘密を全部受け取ったとき、出現はやむ。それからしばらくすると、ことが始まる」。”

 

 “私は彼に話す。最後の秘密が全員に明かされると、すべての秘密を一番初めに受け取っていたミルヤナが、選んでおいた司祭に第一番目の秘密を打ち明ける。ミルヤナ・ドゥラギチェビッチはすでにペタル・リュビアチッチ神父を選んでいる。彼はザグレブ近郊の教会に任命されていたが、ミルヤナが彼を選んでしばらくしてから、たまたまメジュゴリエへ再転任となった。彼はミルヤナから秘密を受け取ると、七日間断食し、それから第一番目の秘密を人類に明かす。そして三日後に、明かされたことが起きる。このプロセスが、十の秘密すべてが明らかにされるまで、繰り返される。”

 

         (ウェーン・ウィーブル「メジュゴリエ ザ・メッセージ」中央出版社より)

 

 

・ガラバンダルの聖母のメッセージ

 

 “聖母は、奇跡のことでは、わたしひとりだけにお話しになりました。でも、それがどんなことかを人々に言うのを禁じられました。8日前でなければ、それがいつ起こるかを言えないのです。

 言ってもよいことは、それが教会のある事件のあった日で、あるひとりの殉教者である聖人の祝日となっている日、それは木曜日にあたりますが、夕方の8時半に起こるということです。

 その奇蹟は、村の人々と、村のまわりの山々にいる人たちにも見えるでしょう。そして、ここにいる病人は癒され、信じないものも、信じるようになるでしょう。

 これは、この世界のために、かつてイエズスが一度もなさったことのないほどの大きな奇跡です。これが神からのもので、人類の利益のためであることは、疑いの余地もないでしょう。

 この奇蹟は、松の木に印(しるし)を残し、写真やテレビジョンにとることもできるでしょう。”

 

         (「コンチータの出現日誌」世のひかり社より)