・酸素が無くなる
大国 王仁三郎先生は、よく空気がとまる時がくる。と言われていました。
木庭 酸素が無くなるということですよ。酸欠の状態になる。現在は火力文明の世の中ですから、酸素の消費がはなはだしい。このまま文明が進むと、王仁三郎先生の予言通り、酸素がとまるときが来ると思いますよ。
大国 われわれの吸う空気というものは、これは現在、もうどうにもならなくなっていますよ。王仁三郎先生はよく言われていたですよ。
「まだお前ら、空気が楽に吸える間は安心しとれ。いくら肺を働かせようとしても、もう足りない、というような時代がくるわい」
(中略)
木庭 王仁三郎先生は、
「地球は巨大な人体である。血管は川であり、水は地球の血液である。岩石は骨で、土は肉である」
として、自分の体と同じように地球を愛するようにならなければ駄目だ、大地は生きものである、と申されていますね。いわゆる「地球人体説」が学者に理解されないと、地球は壊れてしまう。
大国 王仁三郎先生は、
「月日と土の恩を知れ」
と言われていますが、これが宗教、科学一切の原点にならなければ、人類はこの先滅ぶほかはありませんよ。
木庭 王仁三郎先生は、精神上の迷信に根ざす宗教はいうもさら、物質的の迷信に根ざせる科学を、根本的に変革せねばならん、と言われています。現代は、宗教の迷信より、科学の迷信を問題にすべきだ。
(「人類愛善新聞」昭和48年7月1日号 『対談 王仁三郎師の現代の予言を語る』より)
・梅干し
“聖師さまのお示しのなかに『毒ガスよけには、梅干しとラッキョウ、松葉をかむこと、大根やネギを生で食べると良い』とある。ことに終戦前夜、二代教主は『最後になって空気(酸素)がなくなったときには、土に穴を掘って梅干しを口に入れて顔を突っ込んでいたら助かる』などと、笑いながら真顔で話されたことを思い出す。”
(三浦一郎「健康法再発見」たま出版より)