悪霊を祓う宣伝歌の力 | 瑞霊に倣いて

瑞霊に倣いて

  
  『霊界物語』が一組あれば、これを 種 にしてミロクの世は実現できる。 
                            (出口王仁三郎)  

・宣伝歌の力

 

 “宣伝歌の『朝日は照るとも曇るとも』という簡単なことば……ことばでいえば「なんだこんなもの」といってるが、あの声が響くと、悪霊のかかったものは逃げてしまいます。

 昔は聖地でも霊的現象が多かった。悪霊のかかった連中は、宣伝歌の声を聞くと非常に恐がった。だから、苑内では青年が毎日毎日宣伝歌を歌っていました。今はそういうことはなくなってしまいましたが。やはり神の意志からでたことば……言霊というものは同じ口から出るけど、自分の意志、想念から出たことよりもはるかに力がある。霊界に響く力があるということを、私たちは常に心がけておかなければなりません。霊界物語は少しずつでもよいから拝読する必要があります。拝読を続けて、自分の気持ちを聖師さまの意志、想念と合致するように心がけることが大切です。”

 

       (「おほもと」昭和48年6月号 大国以都雄『天界に通じる法』より)