御神業に奉仕する者 | 瑞霊に倣いて

瑞霊に倣いて

  
  『霊界物語』が一組あれば、これを 種 にしてミロクの世は実現できる。 
                            (出口王仁三郎)  

 

「霊界物語拝読と神業奉仕」

 

 ・大国美都雄氏の回想

 

 “(天恩郷・国魂宝座造営時)昭和二年七月のはじめ(聖師さまが)、「いよいよ国魂石にかかる。よい奉仕者を選抜してくれ」といわれたので、「サァ」、いよいよ、これで一安心」と、選抜者の名簿を持って行くと、「これは、どういうようにして選抜したか」と問われた。「私がこれならと思いまして」と答えると、「霊界物語を熱心に拝読している者のうちから選び直せ」と命じられた。筆者は、「ハッ」とした。なるほど、月の大神の前に築く宝座だ。霊界物語で意志想念が神界に相応する度の高い者でなくては、宝座を築く奉仕者としての資格はないと覚り、さらに選抜しなおした。肝心な時の御用には、霊界物語によって想念が練れたものでなくてはならぬと、かねがね聞いていたことを思い出した。”

 

   (『おほもと』昭和四十五年十二月号 『天恩郷建設の神秘』より)

 

 “月宮殿の国魂石のときは、非常にやかましかった。地方からチョット奉仕に見えた人でも、下の方で石を上げるのは、信者であればよかったけど、いよいよ上にすえるという時には、霊界物語を読んでいない者には、許されなかった。”

 

  (『愛善苑』昭和四十六年八月号 『聖師の血と肉霊界物語』より)

 

 

 ・木庭次守氏の回想

 

 “聖師さまは「大事な神業に奉仕する人は第一に物語を拝読すること」と常に申されました。”

 

       (「霊界物語のしおり」第十一号より)