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ガザにインスタント食品をパラシュート投下するバイデン。ばかげている? その通り

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世界最大の暴力国家アメリカのご都合主義*。ヒドイものです。

 自分の定見を持たず、その時その時の状況に応じて自分に都合のいいように判断し行動するしかたをさげすんでいう語。節操のない態度。

 

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ガザにインスタント食品をパラシュート投下するバイデン。ばかげている? その通り

フィニアン・カニンガム
2024年3月8日
Strategic Culture Foundation

 

 パラシュートに「ホワイトハウスからの贈り物」というスローガンが描かれた笑顔のバイデン写真がないのは不思議だ。

 

 これは典型的なアメリカの広報活動だ。全てのショーもドラマもそれ以外の何物でもない。飢えに苦しむ人々を救うためと称し、米軍輸送機でガザに食糧援助を空中投下するようジョー・バイデン大統領は命じた。

 イスラエル政権による230万人の大量虐殺包囲を、ほぼ5ヶ月アメリカ合州国が支援しているためだ。

 この状況は前代未聞でナチス・ドイツ最悪の犯罪を想起させる。食料や水の不足から病院で亡くなる赤ん坊。全て、この大量虐殺を実行するイスラエル政権に対するアメリカ支援によるものだ。

 だが、さて食料品包の投下だ。なんだか良さそうに見える。C-130貨物機が、インスタント夕食が入った圧縮梱包を空中投下すると、パラシュートでゆっくり降下し、地上の絶望的な大衆へと向かう。これはアメリカの偉大さが、常に救いの手を差し伸べるというハリウッドの自己陶酔的描写のようなものだ。ポップコーンとソーダも渡してくれ。

 考えてみれば、空中投下任務全体ばかばかしいほど不十分だ。アメリカ空軍は、これまで38,000回分の夕食をガザにパラシュート投下しており、更に多くの夕食が進行中だと報じられている。毎日ガザに入るはずの何百台もの食糧援助トラックをアメリカが支援するイスラエル政権が阻止したために飢え死にしかかっている何百万人もの人々にとって、これはパンくずに過ぎない。

 現地での援助物資輸送がわずかに許された際、救援を求めてよじ登る飢えたパレスチナ人に、イスラエル軍は致命的発砲をした。

 ガザ地区の切実な人道的必要性を満たすには、救援物資空中投下は非効率的な方法だと国際援助機関は非難している。

 その上、バイデン政権による救援活動の本当の標的は、ジェノサイドへのワシントンの共謀にうんざりしているアメリカ国民だ。

 ガザに食料をパラシュートで降下させる広報活動は、バイデン・ホワイトハウスに対する批判の高まりをなだめるためのものだ。

 今年11月の米大統領選挙でジョー・バイデンがドナルド・トランプと対決する中、現職民主党員は敗北の危機に瀕している。いずれにせよ、世論調査のバイデン支持率は、特にガザでの恐ろしい惨事を低迷している。

 通常なら民主党に投票する若い有権者やイスラム教徒アメリカ人は、イスラエルのガザ包囲におけるバイデンの卑劣な共謀により離反している。

 停戦を実施し、ガザに人道支援物資を送るようイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ政権に要求するのをバイデンは何ヶ月も拒否してきた。軍事作戦の停止を求める国連安保理決議を三つ、アメリカは阻止した。

 しかし、ここ数日、カマラ・ハリス副大統領がついに停戦支持を表明した。そして、アメリカ空軍が食料を投下している。

 遅ればせながらの動きは限りなく身勝手だ。動機はバイデン選挙運動を強化する政治的必要性に他ならない。

 今週、10月にイスラエルがガザ攻撃を開始して以来、100件以上のイスラエルへの武器供給合意を、秘密裏にバイデン政権が監督してきたと報じられた。これら販売は、バンカーバスター爆弾、砲弾、その他の種類の致死兵器を含む数千の弾薬にのぼる。この移転は、世論の抗議の可能性を理由に、バイデンによって意図的に内密にされてきた。

 アメリカ兵器使用に関するいかなる条件もイスラエルに課すのをバイデン大統領やアントニー・ブリンケン国務長官などの上級補佐官は拒否している。

 かくして、第二次世界大戦以来、最悪かつ最も目に余る大量虐殺を犯す許可をイスラエルはホワイト・ハウスから得ている。(その70%が女性と子供の)30,000人以上殺害したテロの許可だけでなく、実際、それを可能にする物質的支援もだ。

 バイデンは老人性痴呆症を患っているかもしれないが、彼と彼の傀儡師は、ジェノサイドへ共謀のために、11月の選挙に彼が負ける可能性があるのを十分承知している。シオニズムを支持する卑屈なトランプの献身を考えれば、トランプの方がましだというわけではない。しかし、バイデンがイスラエルの犯罪に関与していることに対する国民の抗議は、政治的に、トランプよりも、彼を犠牲にしかねない。

 選挙の終わりが迫る中、「ジェノサイド・ジョー」は絶望的になっている。

 ハリスとブリンケンによる身勝手で不誠実な停戦の呼びかけは茶番の一環だ。アメリカのシャトル外交で、カイロでのアラブ特使との秘密会談で、停戦を導き出そうと奮闘しているとブリンケン国務長官は主張している。停戦に合意するかどうかはパレスチナのハマス次第だとブリンケン国務長官は述べている。その間、イスラエルはいかなる提案も繰り返し拒絶し、事実上、全ての人道的救援活動を阻止している。

 米軍輸送機からパラシュートでガザに食事を投下するのは人道主義と何の関係もない。バイデンの選挙活動だ。むかつくし、腹立たしい。

 アメリカの厚顔無恥さを考えれば、「ホワイトハウスからの贈り物」というスローガンが描かれた微笑ましいバイデンの写真がパラシュートにないのが不思議だ。

 イスラエル政権に対する意図的かつ組織的な政治的・物質的支援のため、バイデンとアメリカ政府はジェノサイドの罪を犯している。食糧援助をいくら空中投下しても、停戦を呼びかけても、刑事責任を軽減できるわけではない。実際、過失のイメージを弱めようとする身勝手で利己的な試みは、それを一層卑劣なものにしている。

記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2024/03/08/biden-parachutes-tv-dinners-into-gaza-sounds-absurd-it-is/

 

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