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シロナガスクジラの春の移動、リスク軽減のため経験に基づき時期など決定 米研究

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海を泳ぐシロナガスクジラ

(2009年3月26日撮影、資料写真)。

(c)Ishara S. KODIKARA / AFP

 

2019年2月27日 15:16 

発信地:ワシントンD.C./米国

 

【2月27日 AFP】世界最大の動物シロナガスクジラ

毎年春になると、冬の繁殖海域であるコスタリカ沖から

米太平洋岸北西地域(Pacific Northwest)沿岸まで、

好物の小型甲殻類オキアミを求めて移動する。

 

 科学者は長年、体重が100トンを優に超える巨大な

シロナガスクジラの移動を追跡調査してきた。

だが、シロナガスクジラが毎年どのように移動の行程を

決めているのか――海流の状態に基づくのか、

それとも、毎年同じ日に同じルートをたどっているのか

――分かっていない。

 

 米政府機関と大学の科学者チームは今回の研究で、

その答えにたどり着いたと考えている。

 

 研究チームは、タグを付けたシロナガスクジラ60頭の

10年分の移動データを分析し、それをオキアミが餌と

する植物プランクトンの毎年の春の大増殖期と照合した。

 

 研究チームは、米科学アカデミー紀要(PNAS)

発表した論文の中で、大半の移動性の陸生動物は資源

の移り変わりに従って移動ルートを変えるが、

シロナガスクジラは移動の決定を記憶に大きく依存して

いるとみられると説明している。

 

 米海洋大気局(NOAA)の生態学研究者

ブリアナ・エイブラムス(Briana Abrahms)氏は、

シロナガスクジラは「記憶を利用している」と指摘した。

「ある特定の年に起きていることに基づくのではなく、

基本的に長い時間の経験を通じて発達させた予想能力

を使って、(オキアミが増殖する)平均的な時期を選んで

いる」と、エイブラムス氏は述べる。

「シロナガスクジラは、いわば失敗の危険を減らすために、

自身の記憶すなわち過去から得た独自の経験を利用

しているに違いないと考えられる」と、エイブラムス氏は

述べた。

 

さらに、「海洋の変化には非常に大きなばらつきがあり、

何かが起こる時期を正確に予測するのは実に難しい

こと」が、記憶に頼る理由の一つに挙げられると続けた。

「海は非常に活動的で、生息環境は刻々と変化している」

「年によっても大きなばらつきがある」「平均を選び失敗

の危険を分散化させている」

 

 だが、絶滅危惧種に指定されているシロナガスクジラに

対して、気候変動が難題を突き付けている、

とエイブラムス氏は指摘する。

「気候変動が原因で、平均からのずれが見られるように

なっている。ずれは、正常なばらつきの範囲を大きく

外れている」とエイブラムス氏。

「このような大きな変化が、クジラなどの動物がこれまでに

適応してきたよりもはるかに速いペースで起こっている

ことが、懸念をもたらしている」

 (c)AFP

 

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セレーナ風刺画の人種差別を否定、豪監視委が結論 全米OPで騒動

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オーストラリアの漫画家マーク・ナイト氏が描いた

女子テニスのスーパースター、セレーナ・ウィリアムスの風刺画。

HERALD SUN提供

(2018年9月10日公開)。

(c)AFP PHOTO / MARK KNIGHT / HERALD SUN

 

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女子テニスのスーパースター、

セレーナ・ウィリアムスの風刺画が再掲載された

12日付の豪メルボルンの地元紙ヘラルド・サン

(2018年9月12日撮影)。

(c)William WEST / AFP

 

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全米オープンテニス、女子シングルス決勝。

ラケットを破壊するセレーナ・ウィリアムス

(2018年9月8日撮影)。

(c)kena betancur / AFP

 

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全米オープンテニス、女子シングルス決勝。

主審に抗議するセレーナ・ウィリアムス

(2018年9月8日撮影)。

(c)TIMOTHY A. CLARY / AFP

 

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全米オープンテニス、女子シングルス決勝。

主審に抗議するセレーナ・ウィリアムス

(2018年9月8日撮影)。

(c)Eduardo MUNOZ ALVAREZ / AFP

 

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全米オープンテニス、女子シングルス決勝。

試合後のインタビューに臨む大坂なおみ(左)と

セレーナ・ウィリアムス

(右、2018年9月8日撮影)。

(c)AFP PHOTO / TIMOTHY A. CLARY

 

2019年2月25日 12:27 

発信地:シドニー/オーストラリア

 

【2月25日 AFP】オーストラリア報道評議会

(Australian Press Council)は25日、同国メルボルンの地元紙

ヘラルド・サン(Herald Sun)が掲載し、人種差別および性差別

であるとの批判を受けた女子テニスのセレーナ・ウィリアムス

(Serena Williams、米国)の風刺画について、報道基準に違反

するものではなかったと結論付けた。

 

 ヘラルド・サンは昨年9月、大坂なおみ(Naomi Osaka)との

全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)

決勝で怒りを爆発させたセレーナを描いた

マーク・ナイト(Mark Knight)氏の風刺画を掲載。

 

 風刺画にはたくましい体格で分厚い唇をしたセレーナが

試合中におしゃぶりを吐き出す姿が描かれており、これには

人気児童小説「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズの

原作者J・K・ローリング(JK Rowling)氏や

米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)をはじめ、世界中

から非難の声が上がった。

 

 しかし、同紙は「PC(ポリティカル・コレクトネス<偏見や差別

を含まない中立的な発言や行動>)ワールドへようこそ」という

見出しをつけて問題の風刺画を紙面トップに再掲載し、米国の

人種隔離時代における描写のようだとする批判にすぐさま

反論していた。

 

 そして評議会はこの日、今回の風刺画は

「女性に対して侮辱的もしくは性差別的になり得る表現や、

アフリカ系米国人に対する人種的ステレオタイプになる可能性

のある」ものだという訴えを受けたとコメント。

 

 さらに、セレーナが「大きな唇に横に広がった鼻、実際の

試合中の髪形とは異なるワイルドなアフロスタイルのポニーテール、

そして猿のようなポーズ」で描かれたことには懸念があったと補足

した。

 

 しかし評議会は、跳びはねながらおしゃぶりを吐き出す姿を描く

ことで、セレーナの振る舞いを単に「幼稚」だと表現したかったと

いう同紙の意図を容認するとし、「問題の風刺画は、その主張を

理解してもらうために誇張された滑稽な表現が用いられた」と

続けた。

 

 また、評議会は今回の風刺画を不快に感じた読者がいたと

認めながらも、セレーナと全豪オープン決勝を裁いた主審の間で

起きた騒動をめぐり「振る舞いやスポーツマンシップについて

批評することに多くの国民の関心」があったとも付け加え、人々

の気分を害したりしないようにするために、ヘラルド・サンが適切

な措置を怠ることはなかったとした。

 

 米ニューヨークで行われた全米オープン決勝で、四大大会

(グランドスラム)通算23勝を誇るセレーナはラケットを破壊したり、

主審を「うそつき」や「盗人」と呼んだりして激高。

試合も大坂に敗れた。

(c)AFP

 

 

コピーライトabc NEWS

 

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NASA、2028年に有人月面探査実現へ 長期滞在目指す

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アポロ11号から月面に降り立った

米航空宇宙局(NASA)の

エドウィン・オルドリン飛行士

(1969年7月20日撮影)。

(c)AFP PHOTO / NASA 

 

2019年2月15日 11:47 

発信地:ワシントンD.C./米国

 

【2月15日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は14日、

有人月面探査計画を民間企業と協力して加速すると発表した。

首都ワシントンの本部で記者会見したジム・ブライデンスタイン

(Jim Bridenstine)長官によると、月面での長期滞在を念頭に

「持続可能な形とし、宇宙飛行士が定期的に行き来できるよう

にする」計画で、2028年までの実現を目指す。

 

 この有人月面探査計画は、2017年12月に

ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が署名した宇宙政策

を具体化したもの。

2030年代に実現を目指す有人火星探査の前に、再び月面に

宇宙飛行士を降り立たせる構想だ。

 

NASAは有人探査に備え、2024年までに月面に無人探査機を

着陸させる計画で、すでに探査機建造のため民間企業の入札を

募集している。

入札は3月25日に締め切り、5月に第1回選考を実施する。

 

 有人月面探査では、まず、2026年までに月周回軌道に

ゲートウェイ(Lunar Gateway)」と名付けた

小型の宇宙ステーションを建設し、地球と月面との中継拠点と

する。

国際宇宙ステーション(ISS)のように宇宙飛行士が常時滞在

することはないが、ISSと同様に他国の参加も求める方針だ。

 

 早ければ年内、遅くとも2020年中に計測機器などを月に輸送

する方向でNASAは計画を進めている。

 

 NASAのトーマス・ザブーケン(Thomas Zurbuchen)科学局長は

「われわれはスピードを重視している」とコメント。

「すべての輸送計画や着陸計画が成功するとは思っていない。

リスクはいとわない」と明言した。

 

 米国人宇宙飛行士が最後に月面に着陸したのは1972年で、

アポロ17号(Apollo 17)の船長

ユージン・サーナン(Eugene Cernan)飛行士が月面を歩行した。

(c)AFP

 

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火星探査車オポチュニティー(Oppotunity)任務終了

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米航空宇宙局(NASA)の

火星探査車「オポチュニティー」が

自らを撮影した写真を組み合わせた画像

(2014年9月2日提供)。

(c)HANDOUT / NASA/JPL-Caltech/MSSS / AFP

 

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米航空宇宙局(NASA)の

火星探査車「オポチュニティー」を

コンピューターで描いた画像

(2018年8月31日取得)。

(c)NASA / AFP

 

2019年2月14日 6:00 

発信地:ワシントンD.C./米国

 

【2月14日 AFP】(更新)米航空宇宙局(NASA)は13日、

火星探査車「オポチュニティー(Opportunity)」のミッション終了を

正式に宣言した。

 

オポチュニティーは14年に及んだ探査で、火星にかつて水が

存在していたことを確認するなど、宇宙探査史上最大級の成果を

あげていた。

 

 オポチュニティーは、昨年6月に砂嵐に見舞われたことで通信が

途絶え、その後は充電ができずに地球からの通信数百件に応じ

ない状態が続いていた。

NASAの発表によると、12日夜に最後の通信の試みが行われた。

 

 オポチュニティーのミッションは輝かしい成功を収めた。

総走行距離は45.2キロに上り、1970年代にソビエト連邦が打ち上げた

月面探査車「ルノホート2号(Lunokhod 2)」や、1972年に米国の

アポロ17号(Apollo 17)ミッションで月に送られた探査車を上回った。

 またオポチュニティーは火星から21万7594枚の画像を送信。

画像はすべて、インターネット上で公開されている。

 

 火星地表で現在も活動中の探査車は、2012年に着陸した

「キュリオシティー(Curiosity)」のみ。

同探査車は太陽光ではなく、小型の原子炉を動力源としている。

(c)AFP

 

 

 

 

 

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半月ネット遮断のトンガ国民、オフライン生活振り返る

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トンガのビーチ

(2011年2月7日撮影、資料写真)。

(c)NEIL SANDS / AFP

 

2019年2月5日 22:08 

発信地:ヌクアロファ/トンガ

 

【2月5日 AFP】南太平洋の島国トンガで、

先月20日から2週間にわたり遮断されていたインターネットは、

3日までにようやく復旧した。

この間、経済上の損失や社会面での苦悩がもたらされたのに加え、

国民はオフラインでのコミュニケーション術を改めて見いださざる

を得なかった。

 

 トンガは、ニュージーランドから北東へ約2400キロ離れている。

インターネットが突如機能停止に陥ったことで、多くの事業所で

業務が中断され、島を外の世界とつなぐ生命線である

ソーシャルメディアへのアクセスも遮断された。

デジタル機器やインターネットから距離を置く「デジタルデトックス」

が、意図せずもたらされた格好となった。

 

 これについて住民の一人は、「インターネットでのメッセージを

介さずに連絡を取り合うにはどうすればいいかを学ばなければ

ならなかった」「何も分からなかった。何が起きているのか、何が

ニュースになっているのか、サイクロンが来ているかどうかも」

と語った。

 

 ネット遮断は海底ケーブルの破損に起因していたが、その原因

の特定と復旧には13日間を要した。

 

 今回の事態によって国民11万人の多くが、5年前にフィジーから

827キロの光ファイバーケーブルが開通して以降、インターネット

にここまで依存するようになっていた事実を思い知らされた。

 

 衛星通信サービスを利用しようと何時間も並んで待つ人がいる

一方で、庭でのんびり過ごす、人に会いに出掛けるという人もいた。

 

 上述の住民は、「実を言えば、インターネットを強制的に切られて、

また人と会話したり外出したり、皆どうしているのか聞きに行ったり

するのも悪くないと思った」「あの時は大勢の人が外に出ていた。

バーに行くと人でいっぱいだった」

と振り返った。

(c)AFP/Mary Lyn Fonua

 

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