豪医師らが、足を切断して男性を救出、NZ大地震
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【2月25日 AFP】ニュージーランドのクライストチャーチ
(Christchurch )の大地震でがれきの下敷きになった男性を、
たまたま同地にいたオーストラリア人の医師らが助け出し
ていたことが分かった。
男性は脚をがれきにはさまれていたため、脚を切断せざる
を得なかった。
豪テレビABC
によると、泌尿器科医のスチュアート・フィリ
ップ(Stuart Philip )さんがクライストチャーチで開催されて
いた医学会議に出席していた時、マグニチュード(M)6.3の
地震が起きた。
フィリップさんらは会場近くのパイン・グールド・ギネス
(Pyne Gould Guinness )ビルで、がれきの下敷きになった
男性を発見した。
男性は建物のはりに脚を押しつぶされていたため、フィリップ
さんや仲間の医師たちは、男性の命を助けるには脚を切断
するしかないとの結論に達した。
幸い麻酔薬を使うことはできたが、手術器具は手元になかった。
このため、手元にあったポケットナイフと工事用の弓のこを使う
ことにしたという。フィリップさんらは、強い余震に見舞われる中
で男性の脚を切断した。
「人生であれほど恐怖を感じたことはなかったが、それでも手術
を続けた」
脚を切断した結果、男性は無事に助け出された。
既に集中治療室を出て回復に向かっているという。
自分たちを英雄だと思うかと問われたフィリップさんは、
「そうは思わない。僕らは外科医だ。外傷が専門ではないが、
苦しむ人びとが目の前にいれば放ってはおけないよ」と答えた。
(c)AFP
シャトル初搭乗、ロボット宇宙飛行士
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新旧宇宙飛行士の歴史的な邂逅(かいこう)。
左側の未来の宇宙飛行士ロボノート2(R2)は上半身型
ヒューマノイド・ロボット。
日本時間2月25日(米東部標準時24日)に打ち上げられ
たスペースシャトル「ディスカバリー」に初搭乗した。
国際宇宙ステーション(ISS) に到着後は、無重力下で
の動作実験が1年間行われる。
順調に進めば、その後は船内清掃など初の任務に就く
予定だ。
クルーの健康維持のため、ISSの手すりは週1回の
ペースで殺菌しなければならない。
「これが実に面倒なんだ」と、アメリカ 、テキサス州にある
NASAのジョンソン宇宙センターでロボノート・プロジェクト
を率いるロバート・アンブローズ氏は言う。
「もちろん清掃だけじゃなく、船外活動も手伝ってもらう
つもりだ」。
現在、各惑星で活動している多くの無人探査機も一種
のロボットと言える。
しかし、宇宙飛行士と同じ微小重力環境で活動する自律型
ロボットは初めてだ。
この快挙の陰には実験室レベルで終わった初期の人型
アンドロイドや、既にISSで大活躍している人の代わりに
作業を行う機械類の存在も忘れてはならない。
Photograph by Robert Markowitz and Bill Stafford, NASA
ネット上にバーチャル危機管理センター、NZ大地震
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【2月24日 AFP】ニュージーランド・クライストチャーチ
(Christchurch )の大地震で、インターネットが「バーチャル
危機管理センター」として、被災者の安否確認から生活
支援までさまざまな情報の提供に活用されている。
グーグル(Google
)の安否情報サービス「クライシス・
レスポンス(Crisis Response )」には、現地時間23日午後
8時30分(日本時間午後4時30分)までに、被災地にいた
8500人の情報が集まった。
消防・救急などの緊急電話番号や、ニュージーランド赤十字
の募金サイトへのリンクなども提供している。
【参考】グーグルの「クライシス・レスポンス」
グーグルは、2010年のチリやハイチの大地震でも地震
発生直後から同様のサービス提供を開始し、さらに衛星画像
サービス「グーグルアース(Google Earth )」を使って被災状況
を把握できるようにした実績がある。
■SNSで生活情報を提供、避難先の紹介も
ツイッター(Twitter
)では、アカウント「@safeinchch」やハッシュ
タグ「#eqnzcontact」で、行方不明者情報や現地の最新状況が
刻々と伝えられている。
飲み水や燃料、現金自動預け払い機(ATM)がある場所の情報
も提供されている。
また、当局や一般のユーザーからの情報や報告をグーグル
マップ(Google Map )に表示させる「eq.org.nz」というウェブサイト
もある。
救急サービスの負担を減らすのが目的だ。
【参考】「eq.org.nz」
フェイスブック(Facebook
)には、被災者に身を寄せる場所の
情報を提供するページが複数立ち上げられ、震災で家を失った
人に自宅の一室を提供しようという人たちがニュージーランド全土
からアクセスしている。
ある女性は支援ページの1つに、「クライストチャーチから避難する
必要があるなら、空室があります。水タンクもあります。ペットも
どうぞ!」と書き込んだ。
【参考】「Supporting Christchurch Earthquake 22-02-2011」
【参考】「Offering free temporary accommodation for Christchurch quake victims」
ソーシャルメディアモニター会社SR7のジェームズ・グリフィン
(James Griffin )氏は、位置情報に基づくソーシャルネットワークの
災害時の重要性はますます重要になっていると指摘する。
しかし、クライストチャーチは停電のためメッセージを送りにくく
なっており、通信事業者テレコム(Telecom )は対応を進めている。
(c)AFP
P.S.
携帯電話は脳を活性化、健康リスクは不明
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【2月23日 AFP】携帯電話の使用は脳の活動量をある
程度増加させることが実験で示されたとする論文が、
23日の米国医師会雑誌
(Journal of the American Medical Association 、JAMA )
に発表された。
ただし、携帯電話の健康リスクに関しては依然不透明だ。
米国立衛生研究所(National Institutes of Health
)の
研究チームは2009年、携帯電話の使用が脳活動に影響を
及ぼすかを調べるため、47人に対し2通りの実験を行った。
まず、電源をオンにした携帯電話を両耳にあてがい、
右耳の方だけ50分間音を遮断した。
次に、電源をオフにした携帯電話を両耳にあてがった。
いずれの場合も、脳のPETスキャン撮影を行った。
その結果、電源をオンにした携帯電話のアンテナに近い
脳の領域で、活動を示すグルコース代謝が増加したことが
確認された。
電源をオフにした携帯電話では活動の活発化は見られ
なかった。
論文は、「人間の脳が携帯電話で発生する無線周波
電磁界(RF-EMF)に敏感であることを示す証拠だ」としな
がらも、RF-EMFが人間の脳機能に長期的な害をもたらす
かは依然不明であり、さらなる調査が必要としている。
研究グループが特に懸念しているのはRF-EMFの発がん
効果の可能性だが、疫学調査では、携帯電話の使用と
脳腫瘍の関係性が一貫していないことが示されているという。
(c)AFP
土星の環と衛星エンケラドス(Enkelados)
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NASAの土星探査機カッシーニが撮影した
衛星エンケラドス。
“ピンポン球”の背景には土星の環が広がる。
新しい氷の粒子で絶えず塗り替えられている
エンケラドスは、太陽系で特に反射率が高い
天体だ。
氷は南極付近の間欠泉から噴出しているという。
Image courtesy NASA











