オリオン座流星群、現在ピーク !!
Photograph courtesy MPAe/Linda/ESA
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10月9日未明に出現したりゅう座流星群
(ジャコビニ流星群)の天体ショーは、観測条件
に恵まれなかった天文ファンも多いのではない
だろうか。
だが10月はもう1回チャンスがある。
オリオン座流星群が日本時間21日深夜から22日
早朝にかけて極大を迎えるという。
北日本など観測条件が良い場所なら流星観測
を楽しめそうだ。
「流星は最大規模ではないが、ハレー彗星は
「太陽を周回するハレー彗星は、太陽への近接
オリオン座流星群は毎年ほぼ同じ時期に出現
◆ベテルギウスが流星群の目印
ほかの流星群と同様、オリオン座流星群も
「空全体で見える。特に東の空は条件が良好
オリオン座は天の赤道上にあり、条件が整えば
Photograph courtesy MPAe/Linda/ESA
ドイツの人工衛星(ROSAT)、今週末に落下
Illustration courtesy DLR
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2011年9月、NASAの人工衛星が地球
に落下して話題になったが、今週末には
ドイツの人工衛星「ROSAT」も大気圏に
再突入するという。
破片が人にぶつかる確率は前回より高い
とされている。
ROSATの開発と建造を率いたドイツ
航空宇宙センターによると、破片が人を
傷つける確率は「2000分の1」。
NASAの上層大気観測衛星(UARS)の
場合は「3200分の1」だった。
欧州宇宙機関(ESA)でスペースデブリ
(宇宙ゴミ)部門を率いる
ハイナー・クリンクラッド(Heiner Klinkrad)
氏は、
「現時点で、ROSATはグリニッジ標準時
の23日早朝(日本時間23日夕方)、制御
不能の状態で大気圏再突入すると予測
されている」と話す。
「ただし、実際の時刻は前後最大24時間
ずれる可能性がある」。誤差が生じるのは、
太陽の放射エネルギーの変化が100%の
精度で予測できないためだ。
太陽放射が増大すると、大気の温度が
上昇し、膨張する。
人工衛星にかかる抗力も増し、予測よりも
早く落下することになる。
◆宇宙ゴミに触らないこと
残念なことに、クリンクラッド氏をはじめ、
誰もROSATの落下地点を明言することは
できない。
ドイツ航空宇宙センターの
ローランド・グラブ(Roland Grave)氏は、
「可能性として、落下地点は北緯53度から
南緯53度の間、つまり地球の大陸の
ほとんどが対象地域となる」と述べた。
危険が指摘されているのは、ROSATに
搭載されている1.5トンの反射ミラーだ。
この部品は、超高温の大気圏再突入に
耐え、地上まで到達すると考えられている。
衝突地点には大きなくぼみができるだろう。
先月落下したNASAのUARSの場合、
想定された最大の破片は、約150キロの
骨組み部品だった。
結局、UARSの破片は太平洋の沖合に
沈み、魚は驚いたかもしれないが、特に
被害は出なかった。
ROSATはUARSよりも危険だが、それでも
人に当たることはまずないという。
地球の大部分は海洋か、人がほとんど
住んでいない地域である。
ESAのクリンクラッド氏は、「私たちは日常
生活の中でさまざまなリスクを受け入れて
いる。
それに比べれば、人工衛星の再突入の
リスクは微々たるものだ」と語る。
グラブ氏は、「近所で破片を見つけても、
非常に高温なので決して触らないでほしい」
と話す。
なお、地球のどこに落ちても落下物の
所有権はドイツ政府に帰属するという。
◆ROSATの一生
ROSAT(ROentgen SATellite:レントゲン衛星)
は1990年、デルタIIロケットによって打ち上げら
れた。
超新星の後に残される高密度の中心核
「中性子星」などの天体が放出するX線観測を
目的としていた。
ミッションは当初18カ月の予定だったが、
最終的に8年間運用が続けられた。
1999年、最後まで稼働していた計測機器が
偶発的に太陽の方向を向いてしまい、センサー
が損傷。
運用停止が決定された。
ROSATが設計された1980年代、衛星の
“最期”については何も計画されていなかった。
「宇宙は広いし、再突入で人にぶつかることは
ないだろう」と思われていたのだ。
そのため、ROSATには、慎重に演出された
“死”を迎えるための推進システムが搭載され
ていない。
この20年間ROSATプログラムに従事してきた
イギリス、レスター大学の物理学者
ジョン・パイ(John Pye)氏は、次のように話す。
「望遠鏡の反射ミラーはおそらく完全な形で
落下してくるだろう。
あれだけの大きさだし、使われているガラスも
特別製だ。
宇宙空間で鏡の温度が変化するとX線を
ゆがませてしまうので、非常に耐熱性の高い
素材が採用されている」。
Illustration courtesy DLR
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト
変色する海面、海底火山噴火
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大西洋カナリア諸島のイエロ島沖で、
海底火山から噴出する溶岩とガスにより
青緑色に変色した水域が海面に広がって
いる。
画像はドイツのRapidEye衛星が10月13日
に撮影。
この火山は深さ1200メートルの海底で
噴火している。
Satellite image courtesy RapidEye
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト











