ハッブル式“クリスマスオーナメント”
for National Geographic News
街のクリスマスの飾り付けが極大となる季節、
それに乗り遅れまいとNASAは、ハッブル
宇宙望遠鏡が撮影した華やかな近傍の
惑星状星雲「NGC 5189」の画像を公開した。
この明るいガス星雲の複雑な構造が、
リボンが巻きつき金色に輝くクリスマスの
ガラス装飾のように見える。
惑星状星雲は、太陽のような中規模の恒星が
終末を迎えた段階で放出する輝くガスや塵で
できている。惑星状星雲(planetary nebula)と
いう名称は、18世紀の天文学者ウィリアム・
ハーシェルが当時の望遠鏡で観測した星雲を
巨大ガス惑星と見間違えたことに由来する。
死を迎えた恒星は、コア内部に残された最後の
燃料を消費しながら、その外殻の大半を放出する。
その後、このガスや塵は星の残骸からの放射線
によって加熱され、複雑な構造を見せるガス
の輝く雲を生成する。
美しく複雑なガス雲の例が、このNGC 5189の
青みがかった丸い突出物に見られる。
星雲の大部分は複雑なフィラメント状の構造を
している。
質量放出が進行した結果、惑星状星雲は2つの
入れ子状の構造を形作り、互いに干渉しながら傾き、
異なる方角に中心から遠ざかって拡大している。
Image courtesy NASA/Hubble
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト
12月3日〜12月9日に投稿したなう
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト月の重力場地図、グレイルで作成
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カラフルな飴玉かガラス細工のようだが、これは
月の重力場地図だ。
赤い領域は重力が大きい場所、青い領域は重力が
小さい場所だ。
NASAの双子の月探査機グレイル
(GRAIL:Gravity Recovery and Interior Laboratory)
は、2011年から月の軌道を周回し、月面の山や谷の
上を飛びながら月の重力変化を記録している。
洗濯機サイズの同探査機は、1機が大きな重力場の
ある領域の上に差し掛かると、わずかにスピードを
上げてもう1機との距離を広げる。
このわずかな位置変化を利用することで、画像の
ように詳細な月の重力場地図が作成された。
Image courtesy NASA
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト
台風24号*ボファ、ISSから撮影
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国際宇宙ステーション(ISS)から撮影された台風24号
(アジア名:ボファ、カンボジア語で花)。
台風24号は最大風速約49メートルの勢力でフィリピン
南部を直撃し、土砂崩れや鉄砲水などで80人以上の
死者を出している。
台風の勢力は、一時風速67メートルを超え、スーパー
台風に発達。
その影響で、8万人以上の住民が避難生活を余儀なく
された。
写真は12月2日に第34次長期滞在クルー、ケビン・
フォード宇宙飛行士が撮影。
左側に物資の保管庫として使用されている恒久型多目的
モジュール、右側にソユーズ宇宙船などとのドッキング
に使用されるミニ・リサーチ・モジュール1が見えている。
Photograph courtesy NASA
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト





