お腹の悩み解消法!あなたが知らない腸の専門家のカンタン対処法! -4ページ目

左下腹部の痛みは色々な原因が考えられるのです。

お腹の中でも左下が痛いことがよくありませんか?

お腹の痛みの場所によって原因が推定できます。

良く言われるお腹の右下に痛みは盲腸炎の可能性があります。

みぞおちなら胃炎や胃潰瘍です。

ではお腹の左下は何でしょう?
まずその部分にある臓器が悪い可能性が高いです。

痛い場所と悪い場所は必ずしも一致しないことも多いのですが
まずはその部分の臓器を疑います。

ではお腹の左下辺りにある臓器としては
まずは腸です。
腸炎を起こしていたり便秘で腸が圧迫されたりして痛むこともあります。

膀胱や女性なら卵巣です。
膀胱炎や卵巣嚢腫が隠れていることもあります。

少し後ろになりますが腎臓と膀胱をつなぐ尿管などもあります。
尿管結石の痛みは背中ではなく前よりに痛みが出ることもあります。

その他にも過敏性腸炎の痛みがあります。
腸炎など腸の病気が無くても大腸が痛くなることがあるのです。

お腹の左下辺りには大腸の中でもS状結腸と呼ばれる部分があります。

この部分は自律神経が多く有るため精神的な影響をうけやすいと言われています。

ストレスなどによって腸が過敏に動いたり動かなかったりするのです。

もちろん普段でも大腸は動いたり止まったりを繰り返しています。
しかし過敏性腸炎ではそれが極端なんです。
さらに動き自体も過剰に動くために大きく動いて
刺激を強くさせます。

S状結腸は直腸に送られる前の最終形の便が一時的に溜まるところです。
その為S状結腸内には常に便が溜まっています。

その状態で極端に腸が動くので
腸の刺激によって痛みを感じるのです。

過敏性腸炎の下痢型の人はこのS状結腸に痛みを感じてから
ひどい下痢になることが多いのはこのことが原因かもしれません。

あと一番最悪な状態として考えておくのが
ガンです。

直腸癌になって便の通過障害が起こると
S状結腸に便がたまりすぎたようになって痛みを感じます。

ガン自体で痛みを感じることは少ないのですが
このように間接的に痛みを感じることもあります。

お腹の左下の痛みは結構色々な病気が考えられますね。