
大阪・関西万博が始まりましたね。
連日テレビで万博の様子を見かけます。開幕時の混雑も少しおさまったような感じでしょうか。
そんな万博のマスコットキャラクター、ミャクミャクの白玉だんごです。
これを作ったのは実は3年前なんです。
テレビで連日ミャクミャクを見て、あ!そういえば昔作ったなとスマホの写真フォルダを遡って見つけました。
たしか大阪万博のキャラクターが決定した時で、ミャクミャクのデザインがかわいいだの不気味だの賛否両論を巻き起こしていました。
丸っこくてムニムニした形状が白玉だんごにぴったりだと思い作ってみました。
白玉粉を絹ごし豆腐で練って粘土状にし、食用色素で着色してミャクミャクの形を作ります。
余った生地でミニお団子を作って爪楊枝に刺しました。
ミャクミャク白玉をオーブンシート(クッキングシート)、に乗せたままお湯に滑り込ませてゆでます。
この方法は、数年前にInstagramを見て知りました。
2011年に自分の本「白玉デコ☆スイーツ作っちゃお!」を出版した時、形作った白玉をそのままお湯に入れていましたが、オーブンシートに乗せてゆでた方が崩れにくくて良いですね!
細かいパーツも取れにくいです。
この本↑を書く時に思い付けばよかった。
ゆでたお団子を氷水に取り、ミャクミャクの黒目部分を食用色素で描いて仕上げました。
白玉デコを思いついたきっかけは、短大の老人食の授業でした。
嚥下障害のある方への献立調理の実習で豆腐白玉を作りました。
普通の白玉団子よりも柔らかくて飲み込みやすいという理由です。
それから何年かしてデコスイーツを作るようになり、白玉だんごでキャラを作ってみたいなと思ったんです。
最初は普通に白玉粉を水で練って作ろうとしたら、チョークの粉みたいにポロポロ崩れてとてもキャラクターの形なんて作れません。
その時、そういえば実習で豆腐白玉を作ったなと思い出しました。
白玉粉を絹ごし豆腐で練った豆腐白玉なら粘土のような質感になって、いろんな形を作ることができます。
食用色素やココア、抹茶などで着色して、デコ白玉を作るようになりました。
その後本にまでしていただいて、たくさんの方に白玉デコを作っていただけるようになって嬉しいです。
さて、ここ数日一気に気温が上がって4月なのにすっかり初夏の陽気です。
これから暑くなると冷たい白玉デザートがおいしいですね。
また何か涼しげな白玉を作ってみようと思います。
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