先日、
『色とバランスと視線誘導:名画って実はこんな風にデザインされていたんです』
という面白そうなタイトルのアートセミナーを受講してきました!
シャーロック・ホームズの明言から始まったこの講座
『You see, but you do not observe. The distinction is clear.』
「君は見ている、でも観察していない。その違いは明らかだ」
以前参加したセミナーがとっても面白く印象だったので、
同じ美術史研究家 秋田先生の講座があると知り参加してきました!
美大生と一般の人の絵の見方の違い
知っている人と知らない人とではこんなにも違う視線動線
3枚の絵を<前菜・メイン・デザート>とコース仕立てで紹介
前菜:サンチェス・コタン『マルメロ、キャベツ、メロン、きゅうり』
主菜:ティツィアーノ・ヴェチェッリオ『ウルビーノのヴィーナス』
デザート:アルフォンス・ミュシャ『ジズモンダ』
解説用の130枚以上のスライドによる講座では、絵の中に厳密に練られ、
全体と部分を調和させてびしっときまった配置、
視覚的なバランス、目的にぴったり合っている色、
といった構成要素を客観的・分析的かつユーモラスに。
先生の話のテンポや構成もとってもためになるものがあります。
恐ろしく凄い秋田先生のブログ!
誰にも言わずに密かに勉強していたいと思ってしまう…
実はあまり人には教えたくない(笑)
素晴らしい内容です。
どんな書籍よりも厚みのある内容で、驚愕です!!