~絵を見る技術~

~絵を見る技術~

アナログなやり方ですが、自分の目と良識を頼りに見る方法です。

「読む」「書く」「聞く」「話す」は習うのに、どうして「見る」は習わないの?


「ワトソン、君は見ていたけど、観察していなかったのだ。」


ちゃんと見て、しっかり言葉で表現できて、そこから得られる情報を自由に取り出せるようになる。


「見る」こともリテラシーの大事な技能の一つです。



このブログでは「見る」という作業を漠然と当てずっぽうに行うのではなく、観察したことを整理整頓して分析し、必要に応じてリサーチを行うなど、建設的な「見る技術」を提案していきます。帰納と演繹を行ったり来たりしながら、視覚情報の世界に漕ぎ出していきましょう!お問合せ・感想メール大歓迎!mana_mana_chan@hotmail.comまで


ずっと更新していません。

申し訳ないです・・・NHK文化センターの青山教室での講座。

第二回目が13日なんですが、前回の内容をかいつまんで・・・

と思いながら今日に至り、もう少しお待ちください。

 

第二回目は、様式の見方、としたのですが

ちょっと難しい言い方になってしまいました。

絵と絵の違いを見分けるとき、いったいどういう特徴がカギとなってるのか?

それを詳しく解説しようと思っています。

この絵は、人気のあるブロンズィーノの愛の寓話ですね。

典型的なマニエリスム。

じゃあ、典型的なマニエリスムだって分かる要素はいったいどこにあるの?!

ということですね。そういうのをお話しようと思ってます。

 

ものすごく分かりやすい例として、ヴェネツィア派とフィレンツェ派の

素描を比べてみることから始めます。

色々考えてみたのですが、今回はルネサンスを中心に据えることにしました!

ではお楽しみに!

ご無沙汰しております。

10月9日に、NHK文化センターさん(青山教室)で

「絵を見る技術」の講座を開きます!

↓申し込みサイトはここ。

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1184705.html

 ウォーターハウス 『ディオゲネス』(1882)

全3回の初回です。

 

この準備のため、毎日毎日、歩きながら、風呂に入りながら

窓を拭きながら、床を磨きながら、どうしたらいいか考えております。

 

絵がうまいって言われるのってどういうことなのか

凄い絵、いい絵って言われるのはどういうことなのか

なんで分かりにくいのか、ややこしいのか。

美術館にある絵と、そうじゃないその他の絵は何が違うのか。

美術館の中でも特別扱いの絵と、そうでもない端の方にある絵と

何が違うのか。

こういうややこしいことを、出来るだけシンプルに

でも本質を曲げないように説明するには、どういう例を出そう・・・

というようなことを毎日考え、一人でブツブツとつぶやいているわけです。

 

ひととおり、ぶつぶつを喋っていて、大体こんな感じかな?という大枠は出来ました。

評価の基準の変遷とか、価値を決定する要因など

今は忘れられた巨匠たち、再評価された忘れられていた巨匠たち

そういうことが起きる背景を説明しつつ、絵の造形的な面も解説していく

そういう内容になってきました。

 

なんでこれが名画なの?

というとき、『絵を見る技術』では、造形的な側面ばかり話しましたが

もちろん、それ”だけ”ではありません。

それ以外の要素と、造形的な成功との関係を

三回に渡って説明していく、そんな流れになると思います。

 

全三回のうち、最後の回は、私の大好きなテーマ「文字と絵」をやります。

ある意味、これがやりたくてやっているようなものです。

というのも、『絵を見る技術』の冒頭で

眼を引く部分は、顔だとか、大きいとか、そこだけ色が目立つとか

明暗のコントラストが強い・・・などと説明しましたが

実はもう一つの眼を引く要素を省略していたのです。

それが、文字。絵の中に文字があったら、目が行きます。

でも、文字の説明までし始めたら、本が千ページくらいになりそうなので

あえて無視しました。なので、今回の講座でようやく補足できます。

 

ということなので、いらっしゃる皆さん

楽しみにしていてください。インタラクションのある授業が好きなので

どんどん皆さんに質問も投げかけていくし

一緒に考える時間なども設けてみます。

どしどし積極的に発言などもしてくださいね。

 

では、私も楽しみにしていますので

よろしくお願いします。

またまた暫くのご無沙汰でした!

おかげさまで『絵を見る技術』の5刷が決まりました!

 

芸術の秋と言われたりします。

『絵を見る技術』は、いわゆる美術館にある絵画を見る際にも

役立つとは思います。

しかし、実は広告とか商業デザインの作品は

かなり歴史的な名画の影響を受けていて

いわゆる「歴史的絵画の言葉」と「デザインの言葉」は

引き継がれたものが沢山あります。つまり、美術館以外の場面でも

役立つことが多いと思います。

 

ただ、実例がそこまで入れられなかったのは

使用料とかがかかると、現実問題として

多くの人に手にとってもらえる価格に抑えられなくなる

というジレンマがあったからです。

なので、よく見てみたら、あのポスター、この広告、名画のアレと同じレトリックだ!

ということがあるかもしれません。

 

さて、そんな本の内容が少し伝わる講座をオンラインにアップしました。

ベネッセさんが運営しているUDEMYというオンライン講座のサイトです。

https://www.udemy.com/share/101CbiBkYadldRQ3Q=/

プレビューが無料で見られるので興味がある方は是非!

講座のときより、ずいぶんゆっくり話しています。

 

では、またまた、色々企画していますので

随時アップしていくので宜しくお願いします。