さくらももこさんが亡くなった…!
びっくり…
なんというか、さくらももこの大ファンとかじゃなくても…
ちびまる子ちゃんて国民的マンガと言われているし、我々世代は特に、なんかしらちびまる子ちゃんについての思い出があるのではないだろうか?
で、わたしの個人的な思い入れを語ると、わたしの好きなまる子は、結局コミックス9巻くらいまでの、いわゆる初期まる子だなーと思う。
今では、もはや世の大半の人が
まる子=ほのぼの
と思っているでしょう?
違うから!
あいつ結構毒だから!
わたしがいちばん強烈に覚えてて好きなのは、まる子一家がフランス料理を食べに行く話で。
おなかすかせるためにまる子がストンとしたワンピース選んだり体操したりするのとかも全部好きだけど、その中でもいちばん好きなコマは、まる子が向かいの席でいい感じになって乾杯してるブサイクなカップルに対して

いったい……
と心でツッコむシーンです。
ただデートして気取った店に来て乾杯してるだけなのに、ブサイクだからという理由だけで
いったい……
扱い!笑
まる子は、確かおばあちゃんちに行こうとして迷子になったときも、助けてくれたブスに対して心の中で激しくdisっていたなー!(その話も大好きである)
あと、なんか嫌なオーラを放ってるいとこ、みどりちゃんが出てくる回も好きだったし、お年玉の金勘定してるシーンとかもリアル小学生って感じで好きだった。
なんというか、大人がかわいいとか望ましいとか思わない子どもの姿を、ちゃんと描いてくれるところが好きだったのです。
だから、近年のほのぼのまる子は、国民的マンガになってしまったゆえの国民への忖度を感じて好きじゃない!
あれだけ毒々しいツッコミを繰り出してきたさくらももこ先生であるので、たぶん決してみんなから四方八方好かれまくるような「いい人」ではなかったのではないかなー…と思うのだけれど…
そういうクセの強い人だからこそ、今でも爆笑できるマンガを生み出せたのだと思うし、たぶん近しい人にはかけがえのない、代わりのきかない存在だったのではないかな…
さくら先生、というか、ちびまる子ちゃんには小学生時代から長く長く楽しませてもらって感謝の気持ちでいっぱい。
さくらももこ先生、安らかに!
しかし、ここ数年でSMAPは解散するわ安室ちゃんも小室さんも引退するわ…
アラフォー世代の子ども時代、青春時代を象徴する人たちがどんどん表舞台を去り…
引退してしまったり、亡くなってしまうと、一時的にはみんな思い出すけど、後の世代には影響を与えることなく忘れ去られていくわけで…
あー、終わっちゃうんだなあー…
もう自分も、子どもじゃないし、若者でもないんだなあ…
って気持ちになりますね…
さくら先生も享年53歳だそうですが、今アラフォーのわたしも、あと10年経てばまわりが大きな病気をしたり、ひょっとしたら訃報を聞いたり、ということだってあるかもしれないな。
自分だってわからないな。
ほんとに生きてる間は、元気でいられる間は、楽しまなくっちゃな。

今日は、新しい遊び場にてるちんを連れて行って、たくさん遊んだ。
体力バカの相手をしているとヨボカスだけど、今日はたくさんてるちんを笑わせることができた。
怒って泣かせたりとかもしなかったし。
わたし、今日は良いお母さん!