昨日、河川で身元不明の子どもの遺体が見つかりました。
身元を確認中という事で、行方がわからなくなっている犬塚名都君と断定されてはいませんが、その子の着衣から可能性が高い様です。
無事に発見される事を願っていたので残念です。
個人的には今回の事故は防ぎ得たと思っているので、余計に悔しくて正直、怒りに似た気持ちですらあります。
なぜなら、わたしは短期間でしたが、放課後等デイサービス(以下、放デイ)で働いていたことがあるからです。
チョロちゃんは幾つかの放デイを利用していた時期もあります。
ですから数ヵ所の事業所を知っていますが、知っている限りどの事業所も子どもの安全を確保する為に、かなり厳重に施錠されていました。
オートロックで管理している事業所もあれば、鍵を2箇所以上つけて、一つは子どもの手が届かない所で更にカバーがついているとか、安易には開けられない仕組みになっていました。
衝動的に外に出ようとしても、子どもには開錠し難い仕組みなので、万が一、子どもが外に出ようとしても鍵を開けられず、そのうちに職員が気づいて外に出るのを防ぐ事ができます。
報道によると、被害に遭った(とわたしは思っています)お子さんが通っていた放デイでは、
職員が目を離した間にいなくなった。
とありました。
どれほどの時間、目を離したのかわかりませんが、少なくとも複数の職員がいて、特に目を離せない子(多動、自傷、他害)はわかっているでしょうし、特に注意をして見守っている必要があるので、
目を離した時間がどれほど長かったのか?
と思います。
開錠しようとすれば音も出ますし、手の届かない所(身長120㎝であれば、大人が手を伸ばさなくては届かない高所)に鍵をつけておけば、開ける事はできません。
窓にも子どもが出られない幅しか開けられない様にする事は可能(上部にロックをつけてそれ以上は開けられない様にできます)なので、そこら辺をキチンと管理していたのか?と、(親目線で考えても)気になっています。
もしかしたら、
安全管理上の手落ちがあったのではないか?
と思うのです。
誰かが被害に遭わないと〜過去にもこういった事件があったと記憶しているのですが〜管理に目を向けないのでは遅すぎます。
放デイ等の職員募集の殆どが
資格不要
経験不問
だったりします。
そういう子どもに接した事がなくても働けるのです。
又、全く畑違いの(高齢者の)介護施設等で一定年数の勤務経験があれば、管理責任者になる事ができます。
全くの未経験者であっても管理責任者や職員として働けるのです。
その放デイの職員達がどういう人達なのか?わかりませんが、
危機管理意識があったら、この事故は防ぎ得たのではないか?
と思うのです。
こんなに悲しい事故が二度と起こらない様に、今一度
安全管理に問題はないか?
職員の危機管理意識はあるのか?
等を精査して頂き、子どもの命と安全を守って欲しいです。
凸凹育児を頑張っているお母さんへ
新しい一日が始まりました
今日も一緒に凸凹育児を楽しみましょう