チョロちゃんが診断されて直ぐの頃
「発達障害」とか「アスペルガー症候群」とか「自閉症(スペクトラム)」と書かれた本を読み漁り、たくさんの勉強会や研修会に講演会にも参加していました。
こういう業界はとっても小さな世界なので、何度も行っているとお互いに顔や名前を覚えることも多々あります。
その中で親子で仲良しという貴重な出会いもあったので全部を否定はしませんが、負の部分がたくさんあったことも事実です。
地元にはそれなりに有名な専門家もいたので、その方々から必要なアドバイスがもらえたり、短い期間でしたが子どもが学校に行き渋った時に相談に乗ってくれたり、適切なアドバイスをくれたり、巡回相談で助けて頂いたことも何度かあります。
それでも、子どもが成長するに従ってギャップの様なものが生まれてくるのも事実です。
専門家に限らずそこに来ている先輩ママ達は自分達の子育てがベストだと思っていて、特に先輩ママ達は我が子のことを殆ど知らないのに、十把一絡げでアドバイスされることもありました。
それを話として聞く分にはまだいいのですが、そこで言われたことをマルっとそのまま信じ込んで「転ばぬ先の杖」どころかずっと先の将来まで心配しすぎて小さな石ころまで拾って除く人まで出てきます。
普通の小学校に入学させて、もしもいじめられたら可哀相だから、特別支援学校に入学させたい。
とか、
授業に集中させたいから、早めに(向精神薬の)の服薬を開始する。
とか…。
誰かが自分達の子どもに飲ませているから安心。
などということはなく、向精神薬は怖い薬であることになんら変わりはありません。
副作用が出ることもでないこともあるでしょう。
もしも、その時に目に見える副作用がないとして、
だから安全でずっと飲ませても大丈夫。
ということにはならないのです。
ご自身の経験を書かれた現役ドクターのブログ
何度も書いていますが、発達障害〜神経発達症〜は薬では治せません。
服薬はあくまでも対症療法でその場の一時凌ぎです。
減薬・断薬を勝手にはできません。
就学に限らず服薬も支援も
周りが◯◯だから
という理由で周りに合わせて決めていけばある意味ラクかも知れませんが、その人達の子どもと我が子は別人で、得意なこともやりたいことも全く同じではないのですから、それが必ずしも我が子にとって一番良い方法〜選択肢〜ではないでしょう。
周りに流されて、
みんながそうだから◯◯に。
ではなく、
それが本当に我が子にとってベストな方法か?
そもそも子ども自身がそれを望んでいるのか?
をよく考えて、周りの誰々さんの意見や考えやアドバイスではなく「自分の子ども」の意思や希望を優先させるべきなのは、
子どもは親とは別の人格で親の所有物ではないからです。
決定権は子ども自身にあります。
何でも鵜呑みにして盲信せずに自分で考えて決められる親でなければ、子どもの主体性を育む術も持たず誤導されるままに我が子を支援の中にどっぷりと浸からせてしまうことになりかねません。
専門家や先輩ママの子ども達がどんな大人になっているのか?
自分の子どもは本当にそれを望んでいるのか?
を、よく考えて怖い薬を飲ませたり、子どもの人生を支配することがないように、子どもの将来〜自由意志や自己決定権〜を守ってあげられる親(大人)が増えますように
凸凹育児を頑張っているお母さんへ
新しい一日が始まりました
今日も一緒に凸凹育児を楽しみましょう