特別支援教育に関して、発達障害者支援法が新しくなった2010年以降、実際には2011年度から「自閉症…特別支援学級」や通級の特別支援学級を新設或いは増設する小・中学校が増えたのは、当地にはそういうことに関心の強い(ある意味熱心?な)専門家がいて、その人の働きかけや影響力が大きかったからかも知れないと思いました。
(Twitterを読んで地域差がとても大きいとも感じました)
けれど、こういう事に地域差があるのはおかしな話で、義務教育期間中なのですから、子どもが自分の住んでいる地域や通っている学校に依存せずに平等に教育を受ける権利を与えて欲しいと思います。
…でチョロちゃん達が丁度その一年目に就学した児童ということになりますから、もっと上の世代の子ども達は殆どが成人しています。
こういう話をしているのは、現役世代の若いお母さんが相談等で実際にはそういう経験がない保護者が多い所に繋がってしまうと違う方向へと誤導される可能性があるからです。
特別支援教育と言っても新しくなった〜とはいえ10年近く前ですが〜発達障害者支援法に関係のない時代に子育てをしていた人で、自分の子どもが実際には「自閉症…特別支援学級」等に在籍していたり、一般就労をしている訳ではなく、特別支援学校や就労支援センター或いは就労継続支援◯型を利用している場合にはおおよそ
「発達障害は脳の機能障害だから治りません」
を未だに信じていて、身体アプローチで子どもが治っていくなどとは夢にも思っていないか、多少聞きかじって知ってはいても治っていないので信じていない場合が多いので、まかり間違ってそういう所に相談に行ってしまうと、子どもを治す方には中々向き合えなくなってしまうのです。
親の会。
と言っても実際に運営している人達が現役で或いは近年に学齢期の子育てをしていなければ現状は知らないでしょうし、昔と今では教育環境が変わっているので特別支援教育に実際に我が子が全く関わっていないければ進路相談してもピンとこないでしょう。
親の会の会長や副会長、或いは顧問をしている人の子ども達が実際に今、どういう生活をしているのか?を知らないと〜実際にそういう経験のない人から〜自分の子どもの進路や育ちに関する実際的なアドバイスが受けられないことになるかも知れません。
一部には自分の愛着障害のヌケを埋めるためにもうとっくに自分の子育ては終わっているにも関わらず、親の会を運営している人達もいるようですので…。
だから自分の子どもの為に何とかしたいなら、実際に子ども達を治している、或いは子どもを治そうと頑張っている人達と繋がった方が現実的で役に立つ情報が得られるでしょう。
2年前にTwitterを始めた頃に、
治したいのは障害のある我が子を愛せないからだ。
とか、
子どもの障害受容ができない親。
とか言われました。
それは観点が違っていて、治すのも治るのも主役は親ではなく子ども本人なのです。
治らなくて生活の質が悪いままで困るのも、進学先や就労に関しての選択肢が無くて不自由な生活を強いられるのも、親のわたし達ではなくて子ども自身に関わることなのです。
自分と子どもの分離がちゃんとできていないと
誰の為、何の為にしているのか?
が曖昧で有耶無耶になり論点がズレている事にも気づけずに的外れな事を臆面もなく他人に言ってくるのです。
わたしや周りの若いお母さん達(お父さんもいる)は、主役はあくまで子ども自身でわたし達(親)は黒子で一番の応援団長なのだと自覚しているので、そこがブレないから子どもの育ちを邪魔せずに楽しい子育てができるのです♪
自分の選択が実際には誰の為、何の為のものなのか?
を冷静に考えて見直すのは大切なことだし、もしも間違いに気づいたら軌道修正はいつでもできるので、できるだけ早く正しい判断ができる様に、自分の目と耳を鍛える事も必要だなぁ〜と、軌道修正をした経験者としては思っています。
凸凹育児を頑張っているお母さんへ
新しい一日が始まりました
今日も一緒に凸凹育児を楽しみましょう