チョロちゃんが年長児だった年の夏に、わたしが原因不明の高熱で数日通院して点滴を受けるも回復せず、総合病院の総合診療科に行って診てもらいました。
色々な検査をした結果「リウマチ予備軍」という曖昧な診断名( といえるのか?…)がつきましたが、全身の倦怠感と脱力感が酷くて夏休みだった子ども達(チョロ兄、チョロ姉)に手伝ってもらって何とか凌いでいました。
凸凹な発達の子どもで睡眠障害や感覚過敏、多動、拘り、パニック等があると親や家族の負担はそれ相当にあってわたしの様に超高齢出産だと体力勝負の子育てには、初めからある意味でハンディキャップがありました。
その上、最初の診断時にドクターが
「風邪が治るというような意味合いに於いては治りません」
…と、受診前に何冊も読んだ本に書いてあったそのまんまを口にするものだから、精神的にもどん底に落とされたのです。
この時にわたしは自分自身の実感として、
お母さんが元気じゃないと凸凹発達の子どもを育てるのは大変。
ですから、
先ず、
お母さんに元気になって欲しい!
と思ったのです。
チョロちゃんが診断されてもう少しで12年になります。
当時は今ほどネットの情報も多くはなかったし、わたし自身SNSを殆どしていませんでした。
それでアメブロを始めたのですが、最初は誰の目にも留まらなかったら…という気持ちがありました。
就学を前にしている凸凹発達の子育てをしているお母さんの中には、当時のわたしの様に不安や文字通りに体調を崩して辛い想いをしている方がいらっしゃるかも知れません。
そういうお母さん達はまず、自分自身の体調を整えることも忘れずにして欲しいと思います。
10年前の事で記憶が曖昧ですが、結構身体的にはキツイ中で就学相談に行ったり、チョロちゃんを就学前の検査に連れて行ったりと、結構忙しい日々でした。
上の子ども達が手伝ってくれたとはいえ、まさか親代わりまでは頼めないので…。
この頃、チョロちゃんの睡眠障害は治りつつあったのですが、何年も変則的な睡眠に付き合っていたわたしの睡眠のサイクルが狂ってしまって、睡眠導入剤を処方してもらっていた時期があります。
その時の薬が「デパス」で当時は(精神科・神経科等ではなくて一般的な)外来で簡単に処方してもらえていました。
後になって怖い薬だと認定(?)されて、とても驚きました。
最初に飲んだ時に余りにも効き過ぎて飲んで直ぐに効果が出て、
足元がふらついてまともに立っていることができませんでした。
だから、翌日から寝る直前に飲んで直ぐにベッドに横になりました。
この時、脳に直接作用する薬の怖さを身をもって知りました。
子育て中は何かと自分の事が後回しになりがちです。
それでも何とかなる時は良いのですが、そうじゃない時は色々と支障が出てくるので時々自分の心身のメンテナンスをしようと思い、定期的に検査を受けたり、年に二度、栗本先生の指導をお願いする時にチョロちゃんだけでなくわたしもお願いすることがあります。
栗本先生も
「お母さんが元気になれないと…」
というお考えを持っていらっしゃるので、とても頼りになります。
リウマチの方は一度は大学病院で色々な検査を受けたほどでしたが、その後はいつの間にか血液検査の数値も安定して今では年に数回リウマチの専門医に診て頂く程度に落ち着いています。
会社の健康診断が毎年あるのと、体調が悪いと感じた時には検査を受けに行っています。
今年は初春に胃カメラ、最近は子宮がん検診を受けました。
そして、鍼灸整骨院でリフレッシュ。
この贅沢な時間がわたしにとっては精神的なリセットの時間です
自分の為に使える時間が持てるようになるのは大切だなぁ~と思っています。
通勤は徒歩で20分ほど。
ちょうどよい距離です。
わたしは歩くのが速い方らしい(…と周りに言われる)ので、本来は30分くらいかかるのだろうと思います。
買い物をしつつ帰るので帰りは一時間ほどかかりますが…(笑)
若いお母さんであっても自分の為にリセットしたりリフレッシュする時間を作ることは必要だと思います。
そうやって自分自身のメンテナンスを忘れずにしていくことも頑張る為には必要でしょう。
就学前は何かと大変でしょうが、どうぞ自分自身の体調にも気を付けてくださいね。
わたし自身が苦い経験をしたので、他のお母さん達が自分の事を後手後手にして大変な思いをしなくて済みますように…
凸凹育児を頑張っているお母さんへ
一緒に凸凹育児を楽しみましょう