確か…就学支援(指導)委員会というのがあって、そこで来年度就学予定の幼児達の中で特別支援教育対象となるか?どうかの審議がなされると聞きました。
チョロちゃんの場合は、感覚過敏や偏食他にも未だたくさんの課題があって、30人以上の児童がいる教室で一日過ごすのはストレスになるし、学校で勉強ができなければ後々困るのはチョロちゃん本人なので、
特別支援学級希望。
…として、それが受け入れられました。
就学先は基本的に本人の希望が優先されます。
…といっても子どもが判断できない場合は保護者が決める訳ですが、チョロちゃんの一つ上に仲良くしていた男の子がいて、その子は所謂、場面緘黙(かんもく)の子で親しい子や顔見知りの大人とは話しますが、それ以外では話しません。
チョロちゃんとわたしにとってその子は
「お話しする子」
だったのですが、就学時の見学等で初めて会った学校の先生(校長を含む)から見たら
「お話の出来ない子」
…という判定をされてしまって、
「話の出来ない子は特別支援学級では受け容れかねるので、特別支援学校に行って欲しい」
…と意地悪な事を校長から言われたそうです。
その子にはその小学校に通う兄弟がいて、数年間は兄弟で通学できるし、学校に慣れてきたらもっとお話もできるようになるだろう…とお母さんは思っていました。
基本的に校長が
「本校では受け容れられないから特別支援学校に行って…」
等というのはおかしな話です。
それを決めるのは保護者であって校長ではありません。
教育委員会から「特別支援学校」に入学を勧められても、保護者が拒否したら(決定ではないので)就学先は変えられます。
先の子は身体障害などで学校側に多大な改装や設備が必要になる訳ではないので、単に校長の受け容れる気持ちの問題でした。
(レアなケースだと思いますが、車椅子を利用している子の入学に合わせて、階段に電動の昇降機等をつけた学校もあると聞きました)
話を戻して〜結局、その子のお母さんは無理に入学して入学後に子どもが嫌な思いをしたり、校長の印象を悪くして在籍している他の子どもの立場が悪くなったら…という事で、その子は特別支援学校に入学しました。
(送迎バスの停車地に合わせて引っ越しもしました。)
場面緘黙で話さない(話せない)子どもの入学を拒否したその校長の様な人は特別でしょうか?
実はその翌年、チョロちゃんの就学の時に同様の偏見でとても嫌な想いをしたので、
こういう意地悪で独断的な校長は意外と多いかも知れない。
と思いました。
親がそういう事を知らないと学校側の言いなりになって、本人が望んだ就学先に入学できないという悲しい結果になり兼ねないので、親が色々知っておく事は大切だと思っています。
凸凹育児を頑張っているお母さんへ
新しい一日が始まりました
今日も一緒に楽しみながら頑張りましょう